忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love&Peace 2011.5.2

客電が消えると、RCサクセションの「ロックン・ロール・ショー」のイントロに乗って、
ステージ正面上部の3面スクリーンに清志郎の映像が映る。
その映像は、清志郎が自転車で武道館へ到着し楽屋へ向かうシーン。
そして準備からバンドのメンバーとステージへ…という編集がされていたのだが、
楽屋以降のシーンが凄かった。
その理由は、映されていたのが80年代のRCサクセションだったからだ。
要するに、RCの武道館ライヴのオープニングという演出だったのである。
もう、この時点で僕は興奮していた。
メンバーがステージへ。
続いて清志郎もステージへ向かう。
このまま本当にRCの武道館が始まればいいのに…と思った。

さて、映像からは清志郎のいつもの定番MCがいくつか流れたのだが、
一際大きく " オッケー、チャボ! " が聞こえた瞬間、
3面スクリーンの中央にチャボが映し出された。
カメラはチャボの手元…ストロークする右手を映す…と同時に右手が振り下ろされ、
「雨あがりの夜空に」が始まった。
何という劇的で痺れるオープニングだ!
あまりのカッコ良さでハッキリと記憶していないけれど、
ヴォーカリストとして斉藤和義、浜崎貴司、宮沢和史、ゆず、奥田民生らがいたと思う。

いきなりの「雨あがり~」も驚いたが、次がまた凄かった。
コーちゃんのドラムに乗って、あのイントロが始まった。
正直、イントロだけでまた終わるんだろうな…と思ったのだが…。

あれだけ聴きたかった歌詞。
今度こそ歌ってくれるのかと期待していた歌詞。
そのたびにはぐらかされてきたのだが、この日チャボはそのまま歌いだした。

  季節はずれの 激しい雨が降ってる♪

「激しい雨」が、遂にチャボによりフルで演奏されたのである。
この日のライヴは、このアタマの2曲で決まってしまった。

  RCサクセションがきこえる、RCサクセションが流れてる

" 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love&Peace " は、
まさにこの歌詞どおりのライヴとなった。

CIMG9311.jpg

以下、パンフに掲載されている順番で、出演者について個人的感想を短く記しておきます。

・泉谷しげる
今回はアリーナ席中央にサブ・ステージが作られており、
ハウスバンドとセッションしないゲストはここで歌った。
泉谷はサブ・ステージのトップ・バッターだった。
「雨あがり~」を途中まで演った後、「サマータイム・ブルース」を。
アドリヴでお台場に原発を作れという歌詞を加えて受けていた。
その後、泉谷らしいアカペラ(?)で「ラヴ・ミー・テンダー」を歌った。

・奥田民生
昨年のこの日にもARABAKIで歌った「スローバラード」を熱唱。
去年と違うのは、バックで聴こえるギターが、あの音だということである。
もう1曲は、チャボのトリビュート・ライヴで歌った「チャンスは今夜」。
二曲とも盛り上がっていたが、個人的にはこの日だけの新しい曲を聴いてみたかった。
ちなみに「チャンスは今夜」の間奏前のブレイクで、チャボが " コーちゃん! " と叫ぶ。
僕にとっては重要なシーンであった。

・金子マリ
RCのライヴでも持ち歌だった「ラッキー・ボーイ」。
これは予想の範囲内だったが、もう1曲が凄かった。
まずは、何とチャボが紹介して金子ノブアキとkenkenが登場する。
この二人をリズム隊とし、金子ファミリーで何を演るのかと思ったら…。
チャボがいきなりあのイントロを弾いた。
「よォーこそ」を除けば、ライヴのオープニング・ナンバーとしては、
ベストだと個人的に思っている曲、「MIDNIGHT BLUE」が演奏されたのである。
この日のハイライトのひとつだった。感動で震えたよ。

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2年目の5月2日に

晴れた。良かった。

もう2年か…。早いな。
去年のこの日はARABAKIでチャボと過ごした。
今年のこの日は武道館でチャボと過ごす。

そりゃぁ悲しいさ。今でも悲しみの大きさは変わらないよ。
でも、ネガティヴに思ったりマイナス思考に陥ることは、僕は無い。
だって、チャボが " FOR清志郎 " で出演するライヴなのだ。
チャボがいれば、きっとすべてがポジティヴでプラスになるはず。
そのことをこれまでも僕は体験しているから、今日もそれを信じているよ。

LP.jpg

" 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 日本武道館 Love&Peace "

今さらながら、清志郎とロックン・ロール・ショーと武道館が並んでいるのは、
個人的には、大いに盛り上がるタイトルだな。

さて、そろそろ出発の準備をしよう。

忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラ

FUJI ROCK FES.に行かないとはいえ、
やはり " 忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラ " でのチャボは気になる。
観に行く友人達に、一言でもいいから終わったら速報を…とお願いした。
とにかくチャボの様子を教えて欲しい…と。

15時50分頃、Sさんから " 今、苗場に着きました " と電話があった。

  " 浅野忠信とCharaが離婚するらしいけれど、何も同じ日に発表しなくてもいいのにねぇ "
  " しかも清志郎と同じレコード会社だし、自分も出演するわけでしょう "

実にスポーツ紙記者らしい話題だが、確かにその通りだと思う。
まぁ、そんなことは清志郎ファンにはどうでもいいことだし、気になんてしないだろう。

ライヴは、RO69…rockin'onの各ブログで、ほとんどリアル・タイムでメニューを知ることができたし、
誰が何の曲を演奏したのかも、大体ここで掴むことができた。
今では当たり前になっているとはいえ、
このようにほとんど同時にライヴの様子がわかるというのはありがたい。

渋谷陽一のブログを見た限りでは、出演前のチャボは元気そうだった。
ゲストが多いからどうなんだろうと思っていたけれど、バンドはNICE MIDDLEだし、
泉谷しげるや浜崎貴司のように、最近のチャボに近い人が多いことも幸いしただろう。
良かった。

さて、友人からの速報は、20:51に第一報を頂きました。
これ、ほとんど終了直後なんじゃないかな。ありがとうございます!

  チャボは清志郎のギター使用!
  唄やギターやアクションにとても思いがこもってました。
  すごく良かったです!

そうか、このライヴで清志郎のギターをチャボは弾いたのか…。
その話を聞いただけで何だか胸がいっぱいになるなぁ。
使ったのはハミングバードかなぁ…。
この件も含めて、そのうち詳しい情報は入ってくるだろう。

とにかく今は、早く次のチャボのライヴが観たいと思っている。
それだけだ。


※追記
 もちろん他にもチャボの様子を教えていただいた方々がいます。
 この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

清志郎、BOOKER T. & THE MG'sをバックに歌う!

BOOKER T. & THE MG'sの来日公演が、本日よりブルーノート東京で開催されている。

ファンなら誰もが清志郎のことを思い浮かべたことだろう。
飛び入り…はともかくとして、少なくとも観に来ることは十分に考えられるだろうから。

はたして…、いや、やはり、清志郎はこの日、初日にMG'sを観に行ったのであった。

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おあずけとなった夏

日比谷公会堂・大音楽堂の公式ページには、
簡単ではあるが、それぞれの会場でのEvent情報(予定)が掲載されている。

その、日比谷野外大音楽堂の2006年8月20日欄にはこう記されてあった。

  忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸 ”CHABO” 麗市
  06 YAON NOTHIN' BUT A TON OF JOY

RCサクセション時代から、夏の野音と言えば忌野清志郎のライヴであった。
その夏の野音でのライヴで、仲井戸麗市と新井田構造との共演が発表されたのである。

この野音ライヴの前には、同じメンバーでFUJI ROCK FESTIVAL、
更にRISING SUN ROCK FESTIVALへの出演も決まっていたが、
僕にとっては何と言っても日比谷野音であった。
しかもKING OF LIVEとして80年代を駆け抜けたRCサクセションのメンバーのうち、
三人が16年ぶりに夏の野音のステージに揃うわけである。
冷静でいろと言うのは無理であった。

しかし、2006年7月13日
日比谷野外大音楽堂Event情報の2006年8月20日欄はこう変わった…。

  忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸 ”CHABO” 麗市
  06 YAON NOTHIN' BUT A TON OF JOY
  ※忌野清志郎 氏 急病のためこの公演は中止となります。(詳しくは、コチラ)

話は飛んで…。

今年2月の完全復活祭でのブルーノート東京公演後、
某スポーツ紙記者の方から頂いた情報の中に、
ブルーノート・スタッフの清志郎への想いも一際…という印象的な内容があった。

これは清志郎だけでなく、僕はチャボにも共通することだとも思うのだが、
その会場のスタッフ…要するに会場が清志郎やチャボに惚れてしまうということ…だ。
こういった会場…ホールやライヴハウスは、おそらく日本中にあるんじゃないかと思うが、
ブルーノート東京もそんな例に漏れず…だったわけだ。

そして日比谷野外大音楽堂も、僕はそんな会場のひとつだと想像する。
その理由は…。

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新ナニワ・サリバン・ショー 2006.2.25.大阪城ホール

大阪城ホールは初めてなので、まずは会場の印象から。
日本武道館と横浜アリーナを足して二で割ったような会場だ。
想像していたよりもでかい。
メインのステージとは別に、アリーナ後部にサブ・ステージが設置されていた。
ただ、サブ・ステージを良いポジションで観られたことを差し引いても、
あの会場セッティングでメイン・ステージを観るには、
アリーナ後部座席は観にくかったんじゃないかと思う。
間にPA卓もあるしね。
まぁ、ここの会場だけではないが、
アリーナ部を緩やかなスロープにして、
後方を観やすくすることを考えるイヴェンターが無いのが不思議だ。
もう少し観客のことを考える方向になっていかないものだろうか。

さて、清志郎以外の出演者(チャボを抜かす)目当てのファンが、
いったいどれくらい来ていたのかは知る由も無いが、
いまだにこれだけのハコを埋めてしまう忌野清志郎という男に驚く。
立見のチケットが販売された割には超満ではなかったが、
それでも十分に埋まっていたと思う。

僕はスタンド席だったが、
ラッキーなことに持っていった双眼鏡は必要が無かったほどのグッド・ポジションだった。

定刻から五分ほど遅れてスタート。
オープニングは「ナニワ・サリバン・ショーのテーマ」。
最初から清志郎が全開で盛り上げてくれた。
一時期は渋谷陽一に「清志郎は動けなくなった」と言われ続けていたが、いやいや十分ですよ。
少なくとも「動けなくなった」ときからさらに動けなくなってはいないし、
他にこんなロック・ヴォーカリストはいない。

ゲスト陣で印象的だったのは、まずハナレグミの「君が僕を知ってる」。
スローなアコースティック・ヴァージョンだったのだが、
これが曲の良さだけを抽出したような素敵なカヴァーだった。

元気な山下久美子を久々に観られたのも嬉しい。
彼女の「たとえばこんなラヴ・ソング」は、金子マリが歌うのとはまた違う魅力がある。
そして本家に負けないマント・ショーを観せてくれたのもよかったなぁ。
清志郎に”クイーン・オブ・ロックン・ロール”と紹介されていたが、
そうなんだよ、久美子はロックン・ロールなんだよ。
何てったって”総立ちの久美子”だぜ。知ってるか?

個人的に楽しみにしていたHIS。
実はメインに近い扱いがされるんじゃないかと思っていたのだが、
サブ・ステージで軽く演奏して帰っていった。
清志郎と細野晴臣は学ラン、坂本冬美はもちろんセーラー服。
バック・メンバーもコシ・ミハル、高野寛、浜口茂外也、吉川忠英という凄い顔ぶれだ。
あまりにもサラリとし過ぎて正直気が抜けたが、ベースを弾く細野晴臣、
さらにヴォーカルもとる細野さん。
これを観ているということは、実は物凄く貴重な瞬間に立ち会えているんだと思ったのだが、
そんなことをまったく感じさせない雰囲気だった。
まぁ、元々HISはそんなユニットだったけどね。
ちなみに坂本冬美のヴォーカル、最高でした。声の通りが凄い。
ノドの鍛えられ方が他の出演者とはまったく異なっているんじゃないでしょうか。

矢野顕子は、何を演ってくれるかがわかっていても良かった。
清志郎との「ひとつだけ」。
この曲は、80年代アタマのヘンタイよいこ集会で二人が共演した時からの持ち歌みたいなもの。
今回はピアノだけで歌われた。
また、清志郎は歌詞を「~ぜ」と歌わず、オリジナルに沿って歌っていた。

そうそう、GO!GO!7188。演奏した曲は2・3'sの「Let'sGo(IKOHZE)」。
そして「芸術家」!!!
清志郎ファンからもダメ出しをくらっているバンドの曲を演奏。
しかも「芸術家」は清志郎では無く、ベースのアッキーの曲である。
この選曲で参加した意図とスタンス。
ロックだ。

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1994.6.25. 渋谷公会堂

RCサクセションの活動休止以降、
清志郎とチャボの正式な共演はありそうで無かった。
それどころかお互いの充実したソロ活動により、
僕は二度とふたりが並んで立つ姿は見られないと思うようになっていた。
マイペースで広い範囲で活動する清志郎と、マイペースで限られた範囲で動くチャボ。
ビートルズ解散後のジョン・レノンとポール・マッカートニーを、
勝手に僕は二人に重ね合わせていたものだ。
別に共演を強く望んでいたわけではない。
だってレノンとマッカートニーなのだから、あり得ないだろうと。

もちろんお互いのライヴは欠かさず足を運んでいたから、
その日もそんな中のひとつであったし、
いつものようなライヴになるはずであった。

渋谷公会堂は満員である。
忌野清志郎・スクリーミング・レヴュー。
94年6月25日。
オープニング、アコギを抱え、頭を花で飾った清志郎が歌いだす。
ソロの曲、RC時代の曲、泉谷しげるのカヴァー等も含め、
かなりのサービス・メニューで進む。
バック・メンバーは大所帯であるが、音は決して派手ではない。
盛り上がる。

今のこのネットの時代であれば、
情報はかなりのスピードで伝わるし入手できるので、
例えばその気になればライヴを観る前に、
そのメニューなんかを知ることができるだろう。
どのくらいの人数かはわからないが、
この時もそれを知っていた人はいたのだとは思う。
しかし残念ながら、いや、ありがたいことに僕はそれを知らなかった。

アンコールで清志郎に紹介されステージへ出てきたのは、仲井戸麗市であったのだ!

その時の会場の雰囲気、僕自身の感情をうまく言い表せることは絶対にできない。
あえて言うとしたら、表すとしたら " ! " である。
驚きと喜び、嬉しさはもちろん、
疑問やもしかしたら悲しみや怒り(笑)もあったかもしれない。
そんなのを全部ひっくるめての " ! " だ。
ただし、僕の表情はとびきりの笑顔だったであろうことは自信を持って言える。

二人によって目の前で演奏されたのは「君が僕を知ってる」。

  何から何まで君がわかっていてくれる
  僕のことすべてわかっていてくれる
  上から下まで全部わかっていてくれる…

RC活動休止後、初めての共演で二人はこう歌ったのである。

このコンサートの模様はヴィデオになって発売され、二人の共演も収録された。
今ではDVD化もされている。映像として残された事は本当に素晴らしい。
しょっちゅう観るわけでは無いが、今でも観るたびに涙腺が緩む。
そりゃそうだろう。
僕らの時代のレノンとマッカートニーが共演したのだから…。

そしてこの後、二人はTVでの共演を挟み、真夏の臨時ニュース、
あの「GLAD ALL OVER」へなだれ込んでいくのだ。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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