小さく誘う人

平岡さんとお会いする機会があったので、
『詩とファンタジー』 清志郎特集への、読者からの感想についてお聞きしました。
僕と同世代以下というよりも、ずっと年上の人たちからの感想が多かったそうです。
これには少し驚きましたが、あの特集はあくまでも詩としての掲載(歌詞とは言え)でしたし、
『詩とファンタジー』 の、おそらく幅広い読者層を考えれば不思議なことでは無いのでしょう。

実際に最新号である冬唄号の、読者からのお便りコーナーを見ると、
34歳から83歳までの、やはり、そして実に幅広い9名の読者からの感想が載っていました。

僕が印象に残った感想はいくつかありましたが、その中のひとつには、
清志郎は他人や社会にもっと怒っている人だと誤解していた…と書かれていました。

「雨の降る日」
「多摩蘭坂」
「日当りのいい春に」
「まぼろし」
「うわの空」
「夢」

確かに取り上げられたこれらの作品から " 怒りの清志郎 " を窺い知ることは困難です。
その意味では、ここでは清志郎のある一面だけしか伝わらないのかもしれませんが、
清志郎を知らない人には、きっかけとしてこちら側からのほうが入りやすいでしょうし、
そして、怒りの裏には彼のこういった面があることも間違いないとも思います。
だからこそ、忌野清志郎なのです。

感想はこんな風に結ばれていました。

  ぐいぐい近づいていく人ではなく、来て…と小さく誘う人だったんですね

今まで清志郎を知らなかった60代、70代、
そして80代の人がソロやRCサクセションのCDを聴く。
それは少数なのかもしれません。
でも、実際にあるはず、いるはず…だと、僕は思っています。
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キヨシローさん

忌野清志郎特集号をみて、僕も絵を描きたかったなぁ・・・というイラストレーターさんが、何人もいらっしゃいました。
キヨシローさん、愛されているんだなぁと改めて感じました。

「詩とファンタジー」、こんな本があったんだと、キヨシローさんをきっかけに、手に取ってくださる方との出会いも生まれ、うれしかったです。

平岡さん

> 忌野清志郎特集号をみて、
> 僕も絵を描きたかったなぁ・・・というイラストレーターさんが、何人もいらっしゃいました。

それは凄いなぁ。
どんな絵が描かれるのか、もっとたくさん見てみたいですね。

No title

来て・・・と小さく誘う。深いですね。そういう感じもありますね。清志郎さんの詩の魅力ってどう言えばいいんだろうと常日頃思っていましたが、成る程と思いました。
60代70代の方が詩をきっかけに曲も聴いて下さったらそれはすごく嬉しいことですね。清志郎さんもすごく喜ばれると思います。

kumahahaさん

好きになるってことには、本当は年齢や世代なんかは関係無いんでしょうけれど。
でも、少ない人数だとしても、ここから清志郎の音楽が広まればいいなとは思います。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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