ロックで独立する方法 / 忌野清志郎

山崎浩一氏による清志郎が発した言葉の構成は、
僕が思う清志郎の話し方とは違うため違和感があるけれど、
文句をつけたくなるとしたらその点だけ。
過去に出版されたすべての清志郎に関する本の中でも、
僕が感じた読み応えは1、2を争う程だった。


忌野清志郎
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清志郎の言葉に説得力がある云々ということよりも、
とにかく彼の考え方が熱く語られていることに引き込まれる。
独立というテーマも面白い。

また、この本は、清志郎ファンはもちろんだけれど、
RCサクセションのファンこそ必読だと思う。
清志郎のバンド観…イコールそれはRCサクセション観とも言えると思うが、
それがこれだけハッキリと語られていることは貴重だ。

ただ、これはいつも思うことだけれど、RCの危機や 『COVERS』 事件周辺の話となると、
そのほとんど…というかすべてが清志郎サイドからの視点ばかりなので、
ここだけはどうしても冷静に読むことができない。
これはこの本だけに限らないことなのだけれど…。

清志郎が言うのだから、きっとその通りなのか、またはかなり真実に近いとは思うし、
RCの清志郎以外のメンバーが沈黙をしているので仕方が無いのだけれど、
僕はRCサクセションのファンなので、やはり一方的な話となると複雑だ。
しかも、大体が " 清志郎についてこられなかった他のメンバーが悪いんだ… " と言われているようで、
とても悲しい気分になることが多い。穿った見方なのかなぁ…。

でも、こんな風に思ってしまう僕でも、この本の清志郎には圧倒される。
何かをやってみようかなぁ…と読んだ後に思う人は多いだろう。
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ロックで独立する方法

これは、個人的なことだけど今の自分の仕事をする上でも
けっこう、「だよな~」って思いながら読みました。
清志郎がこういう論文?書くのは最初なんか驚いたけど。


>清志郎の話し方

ではないですよね(笑)。
たしかに。


>すべてが清志郎サイドからの視点ばかり

きよしちゃんの言ったもの勝ち状態ですね。
他のメンバーの沈黙を破ることを期待してるし、
特にリンコさんが聞きたいのだけど、
黙して語らずの美徳なのかな。



関係ないのですが、泉谷さんのブログで、
フジロックでの石井さん親子の様子、前向きな感じが伺えて安心しました。

nonoさん

> きよしちゃんの言ったもの勝ち状態ですね。
この辺の話についての清志郎発言は、かなりキツイなーと思うのもあるので、やはり複雑ですね。

> 他のメンバーの沈黙を破ることを期待してるし、
> 特にリンコさんが聞きたいのだけど、
> 黙して語らずの美徳なのかな。
今後も他のメンバーが語るという機会は無いんじゃないかなぁ。

No title

>清志郎のバンド観…イコールそれはRCサクセション観とも言えると思うが、
それがこれだけハッキリと語られていることは貴重だ。

これ、もう発売されたんですね。’RCサクセション観’
読みたくなりますね~~。

>RCの清志郎以外のメンバーが沈黙をしているので仕方が無いのだけれど、

きっと、発言しようと思えばできるんだろうけど
言わないところが、らしいというか。。。
他のメンバーが悪いというより、かえって
やさしいなあと思っていますね。


Candyブログにも書いたのですが、
キヨシローが亡くなった次の日
金子マリちゃんが「スローバラード」を
歌ってる時の写真に、キヨシが
(タバコの煙の向こうに)写っています。
マリちゃんの息子、KenKenのブログに
その写真が↓。。。。
「彼は来ていた」
http://kenkenweb.net/cms/kenken.php?itemid=671

Candyさん

> マリちゃんの息子、KenKenのブログに
> その写真が↓。。。。
> 「彼は来ていた」
> http://kenkenweb.net/cms/kenken.php?itemid=671
これは凄いですね…。

寂しかっただけでは?

>清志郎についてこられなかった他のメンバーが悪い
キヨシロー自身はもっと一緒にRCをやりたかったのにもう一緒には出来ないって通告されたわけで、それがとても辛かったんじゃないのかな?だから寂しさの裏返しでああいう言い方してしまったようにずっと思ってましたが・・・。
きっとチャボをはじめ他のメンバーはそれが分かってるから何も言わないんじゃないのかしら?と。

ちょうど昨日古いJAPANを引っ張り出して仲井戸君と忌野君を読んでいたのですが、キヨシローの方がチャボともっとやりたがってるのがすごくストレートに伝わって来てとても切ない気持ちになりました。

yukodokidoki さん

> だから寂しさの裏返しでああいう言い方してしまったようにずっと思ってましたが・・・。
確かに、今になってそういう風にも思えるようにはなりました。
でも、公然とチャボを批判したような清志郎発言もあったし、やはりそれは悲しかったですね。
逆に、チャボは黙っていただけでなく、清志郎とのRCの日々は最高だったと言っていたわけで、
それが尚更、切なかったです。

> きっとチャボをはじめ他のメンバーはそれが分かってるから何も言わないんじゃないのかしら?と。
今回、こういう風になってしまったことで、チャボからそういったことについて、
初めて発言が出たわけですが、でも、それも読んでいてたまらなかったですね。

> ちょうど昨日古いJAPANを引っ張り出して仲井戸君と忌野君を読んでいたのですが、
> キヨシローの方がチャボともっとやりたがってるのがすごくストレートに伝わって来て
> とても切ない気持ちになりました。
あぁ、そんなことを言われると色々と思っちゃうなぁ…。また、やばくなるなぁ…。

複雑

連載時から一冊にまとめてほしいと思っていた人は多いでしょうから、単行本化はとてもうれしいです。
写真も素晴らしいし。
でも、清志郎が亡くなってなかったら出てなかったかと思うと、これも複雑ですね。

それにしても、「RC」、「清志郎とチャボ」には、ほんとうに胸をしめつけられますね・・・。

No title

この本はまだ買ってませんが、まぁなんともこーゆーのは複雑ですね。
清志郎が言ったこと全てが真実扱いになるのがちょっとね。
個人的にはRCが終わった頃はいろいろ知りたいと思ったけど、今はもう逆に
何も知りたくないって感じです・・・

夢風さん

> でも、清志郎が亡くなってなかったら出てなかったかと思うと、これも複雑ですね。
こればかりは、もうどうにもなりませんからね。
出版されたことを素直に受け止めるしかありません。

sakaさん

> 清志郎が言ったこと全てが真実扱いになるのがちょっとね。
しかも、清志郎から話を聞いたという人が、輪をかけてそう書きますからね。
でも、これまでも仕方が無いと割り切っていました。

> 個人的にはRCが終わった頃はいろいろ知りたいと思ったけど、今はもう逆に
> 何も知りたくないって感じです・・・
JAPAN追悼号のチャボのインタヴューで、私の中ではこのRC云々の件についてはオシマイです。
もう清志郎はいないので、あれで終りです、私は。

鍵付コメントさん

了解です。こちらこそ、よろしくお願いします。

Blueさん

>JAPAN追悼号のチャボのインタヴューで、私の中ではこのRC云々の件についてはオシマイです。

私と同じですね(笑)。
あれ読んだらもういいやって思いました。
「チャボ、なんで一緒にやんねんだよ!」の言葉で不覚にも泣いてしまい、全て吹っ切れました。

No title

発売ラッシュで追いかけるのが
大変ですが、この本、昨日発注しました。。。

『COVERS』 事件周辺のことはよく分からないのですが、
RCの危機については、Blueさんもコメント欄で
お書きになられているように、JAPAN追悼号で
チャボさんが少し、お話しされておられますよね。。。

スライダーズの解散劇についても同様(全然、違いますが)で、
特に蘭丸は・・・・なんか・・・・・
スライダーズのことは触れて欲しくない古傷。。。。
そんな語り口調なんですね。
元・スライダーズで仕事出来ている部分も
大きいと思うのですが、
なんていうか・・・・こぉゆうことは、
音楽業界で生きていない、芸能人でない
私達、一般のファンに説明したって
きっと分からないだろーし、
一人のバンドのメンバーが
そこまで舞台裏を見せるのはマズイ。。。
みたいなところがあるのかなって気がしました。
(私が感じたことだけど)
だから、私は公式的な媒体上の発言から
なんとなく察する。。。それしかないデス。。。(ーー;)。。。

sakaさん

> あれ読んだらもういいやって思いました。
" 清志郎はRCを続けたかったんだろうね " と、
このままでは無いにしても、この発言がチャボから出たわけですから…。
もう終わらせるしか無いのです。

沙羅 さん

> 一人のバンドのメンバーが
> そこまで舞台裏を見せるのはマズイ。。。
> みたいなところがあるのかなって気がしました。
清志郎は結構RCの休止については話していると思うんです。
ただ、他のメンバーとのバランスが10:0だから、一方的な話しか聞けないので複雑なんです。

この本、もう発売されていたんですね。
私も買わなくちゃ。
再版のラッシュで、まだ買ったけど読破していない本が・・。

nobuさん

> 再版のラッシュで、まだ買ったけど読破していない本が・・。
確かに追いつくのが大変ですね。
ただ、これは必読ですよ。他を後回しにしてでも読んで下さい。

No title

Blueさんの記事でこの本を知って、ネットで注文してしまいました。
RCのDVD(80/83ライブ)と一緒に実家から送ってもらう予定です。
追悼ライブで清志郎さんの音楽を自分でプレイして以来、清志郎のことを
おっかけてばかりです。
彼の精神は決して無くなってやしない。
僕らが残していくものだから。

そう信じています。

タイマイさん

> Blueさんの記事でこの本を知って、ネットで注文してしまいました。
> RCのDVD(80/83ライブ)と一緒に実家から送ってもらう予定です。
そうですか!
RCのDVDと一緒に届くのが楽しみですね。

今、2度目の熟読中です。

僕はこの本、数ある清志郎本の中でもかなり重要なものだと思いました。
なによりも、これはイントロダクションにもあるとおり“30周年の節目に「今ロックを生きることの意味」について改めて考える企画に協力してもらえないか?”と清志郎のほうから山崎さんに持ちかけた企画なんですから。本来なら2009年5月2日以前に出ていたはずの本で、それを清志郎自身も望んでいたわけですよね。そういう意味でこれは他の追悼本とは全く異なる次元の出版物だと思います。

RC解散時期の話ですが、僕はBlueさんの印象とは違い、清志郎はかなり冷静に他のメンバーにも気を遣いながら言葉を選んでいる印象を受けました。少なくとも「生卵」に載っていた様な、感情むき出しで他のメンバーに辛らつな言葉を投げつけたようなものとは違うと感じます。
思うんですけど、この件に関してはリンコさんやCHABOさんが話したところで、もう新しい事実は出てこないんじゃないでしょうか?一枚の絵を見るにしても、見る人によって様々な感想を持つように、あの頃の状況に関してリンコさん、CHABOさんそれぞれの感じ方が語られるだけなんじゃないかと。それは今更聞かなくてもいいかな…と個人的には思います。

「ロックで独立する方法」というのも清志郎自身が考えたタイトルだったようですね。
清志郎は、親や学校から独立し、プロダクションから独立し、業界から独立し、RCからも独立したんだけど、最後の最後はCHABOや新井田さんもいるバンドに戻ったと…。
“見事なオチでした”という山崎さんの一言に僕はすごく救われました。たとえ命を引き換えにしてでも、その声を守ってもう一度あのバンドに戻ったんですよ、清志郎は。

あんな綺麗な落とし前のつけ方はちょっとないよね…(泣)。

Y.HAGAさん

> 本来なら2009年5月2日以前に出ていたはずの本で、
> そういう意味でこれは他の追悼本とは全く異なる次元の出版物だと思います。
出版された時期はともかく、私も追悼云々とは関係なくこの本に接しました。

> RC解散時期の話ですが、僕はBlueさんの印象とは違い、
> 清志郎はかなり冷静に他のメンバーにも気を遣いながら言葉を選んでいる印象を受けました。
> 少なくとも「生卵」に載っていた様な、感情むき出しで
山崎さんがイントロダクションに書いていた " 攻撃的にならないように " が活きているのでしょう。
確かに表現は柔らかく書かれていると思います。
ただ、表現が変わっても、清志郎の口から出るRC危機の話を読むのは辛いです。

> “見事なオチでした”という山崎さんの一言に僕はすごく救われました。
ここは私も同じように感じましたよ。

ともだち

バンドのことを、互いに「独立」している仲間といっしょに、ツーリングみたいに、みんなで思いっきり登り続けていた、ってとこ...いいなあ。RCのそういうとこ、清志郎さんのそういう考えが好きだなあ。ずっと。

SeoSさん

> バンドのことを、互いに「独立」している仲間といっしょに、ツーリングみたいに、
比喩が実に清志郎らしいですね。

届きました

今日実家からRCサクセションのDVD「The Rock'n'Roll Show 80/83」とこの本とTVブロスの増刊号が届きました!
今武道館公演を見ながら書いています。
いや~凄いです。全く古くない!
久保講堂のは編集があまりにエフェクトをかけすぎていて楽しめないのですが、貴重ですね。
武道館はずっとハマりそうです。

本はまださわりしか読んでいませんが、ストリートミュージシャンについての発言はドキッとさせられました。
清志郎は本当に本質をつく人なんだなと思います。
虚飾にまみれたビジネス的ロックではなく、自分に嘘をつかないでいつづけた人なんだと。

その生き方に、憧れますね。

タイマイさん

> 久保講堂のは編集があまりにエフェクトをかけすぎていて楽しめないのですが、貴重ですね。
この編集は時代なんでしょうが、今ではちょっと残念に思います。
貴重なだけに、余計そう感じちゃいますね。

> 本はまださわりしか読んでいませんが、
読み応えは抜群ですよ。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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