HOUSE OF THE MOON '09 仲井戸CHABO麗市 無国籍料理「月」 2009.7.17

千葉の船橋にある無国籍料理「月」という場所でのチャボのライヴ。
実はこれまで僕は観た事が無く、今回も足を運べなかった。

昨夜のタイマーズのエントリーのコメント欄に、夢風さんからちょっとした報告があった。
このように、僕が行っていないライヴの様子を知らせてくれることは本当に嬉しく、ありがたい。
と思っていたら、先ほどSさんからもコメント欄に報告があった。
せっかくなので、お二人からの報告をここに紹介させてもらいます。
それにしても、僕が観ていないチャボのライヴ・レポまで挙がるのは、さすがBlueの雑記帳(笑)。

     **********

  月にて(夢風さんより)
  テーマと関係なくてすみませんが、報告です。
  チャボは、S&Gに行かなかったそうです。
  「社会勉強にいきたかったけど、東京ドームじゃあなぁ。
  月で50日やれ!」とのことでした。

  「Stop The Music」、MANDALAでは慟哭にしか聞こえませんでしたが、
  今夜は、普通の(悪い意味でなく)ラブソングに聞こえました。

     **********

  7月17日 in 船橋「月」(Sさんより)
  夢風さんと同じく報告ですが、チャボのこの夜のライブも、
  当たり前のように後半は、清志郎との思い出話をしながら、RCの歌、追悼の歌が続きました。
  「清志郎の歌には、月がいっぱい出てくるんだよね。俺も月が好きです」と。
  以前もありましたが、「ハイウェイのお月様」を
  チャボの自宅で2人で作った話などエピソードを丁寧に話してくれてました。

  そして、夢風さんが感じたように、例えば「Stop The Music」なんかは、
  1、2カ月前は、心の悲痛な叫びに聞こえていたのに、
  この夜はれっきとした「作品」だったのです。
  思い浮かぶのは、清志郎ではなく、歌詞どおりに女性でした。

  散々、RCを歌い、
  アンコールでは「激しい雨」のイントロを弾きながら「RCサクセションが聞こえる~!!」と
  力強く叫ぶと、そのまま「雨あがりの夜空に」です。
  このつなぎは、まるで夢を見ているようで、武者震いしました。チャボは、客をあおりまくり。
  しまいには、最前列でノリノリの男性ファンを、何とステージに引き上げて、
  スタンドマイクで2人で歌ってしまった。
  (別に何も悪くなく、とても素敵なことなのに、舞台に上がるときと降りるときに、
  客席に何度も頭を下げて恐縮する男性ファン=何ともチャボファンらしい 笑)

  当然、客席では涙するお客もいました。
  でも、チャボはマンダラのときとは明らかに違いました。
  何というか、とてもとても大きなブルースを真正面から受け止めて、抱え込み、
  背負い込んで、生きていくという、強い意志を感じたのです。
  悲しんで、ふさぎ込んでばかりじゃ、
  先に逝った清志郎に悪いと思っているというのは、真実でした。

  実は、1年前。チャボが、清志郎にがんの再発の報告を受けたのは、
  この「月」でのライブの帰り道の車中でした。

  だから、僕は、チャボはトラウマになってるかも、もう「月」には来たくないのかもって、
  心配してました。数日前に、勝手に不安になったように。

  でも、この夜で、チャボが、僕らを引っ張ってくれていると確信しました。
  当然、僕らよりはるかに辛いわけですが、それでもステージに立つときは、
  引っ張ってくれている。正真正銘のブルースマンなのでした。

  これまで、フジロックに出るチャボというのが、
  個人的にはイマイチうまくイメージできなかったのですが、
  この夜を見て、はっきりと見えてきました。
  野音はないけれど、清志郎との夏の「僕たちの置き去りにされた約束」を、
  取り返しに行くんだなと。

  圧倒的に心に迫ってくるライブだったので、決して肩慣らしという意味ではないが、
  「1度しかない2009年夏」への、力強い足取りでした。

  これまで、チャボが清志郎への追悼をしてきたのは、
  あくまで自分のファンが来る規模のライブばかり。
  清志郎ファンが数多く集まるフジロックを、別の意味で意識しているのかも。
  今までとは正反対で、
  何だか、とんでもないライブになるんじゃないかという気までしてきました。
  共演者たちも誰も太刀打ちできない、すごいものを見せてくれる、そんなパワーを感じました。

  結構、苗場まで行くのはためらっている人も多いようですが、
  5月以降を新谷さんとのライブ以外をすべて見てきた僕が、
  知ったかぶり承知で言わせてもらうなら、フジロックは必見だと思います。

     **********

フジロックをはじめ、今年の一連の夏フェスに僕は行きません。
ただ、観に行く友人はたくさんいますし、ここを見てくれている人でも行く方々は多いでしょう。
その際には、そんな皆さんの感想やレポを、是非この場に書き込んで頂ければと思います。
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非公開コメント

チャボを讃えて。

ライブってものの真の意味を体現し続けている
ミュージシャンって、実はとっても少ない気がする。
こと、チャボのライブを基準線にすると、
かなりのミュージシャンが脱落するような気がする。

規模じゃないんだよね?
二度と来ないその一夜への全力。
同じプレーヤーでも同じ観客は二度とない。

チャボのライブ盤を全てのライブで発売されたら、
僕らは破産してしまう・・。
嬉しいけど困ってしまうな。

いや、だからこそ「その一夜」を
参加できた一夜を、
共に生き合うのだな。
それが真のライブなんでしょう。

POP-IDさん

> ライブってものの真の意味を体現し続けている
> ミュージシャンって、実はとっても少ない気がする。
> こと、チャボのライブを基準線にすると、
> かなりのミュージシャンが脱落するような気がする。
あぁ、なるほどなぁ。そういう考えもありますね。

次回、スケジュール調整して行ってみたい!

このライブ、スッゴク興味あったんですよ。
私はチャボさんのライブに行ったことがない私にとって
内容が濃すぎるかもな。。。?。。。というのと、
金曜日の夕方からはじまるというので
見送ってしまったのですが、
次の機会があればスケジュール調整をして
きっと行ってみたいって思いました。

フジロックは夏の野外が苦手な
(この間、日中出歩いて熱を出してしまった。。。(ーー;)。。。)
私にとって自殺行為かも。。。。
しかも、興味の薄いアーティストも途中出演する(ゴメン。。。)
イベントとなると。。。。(ああ、オバサンはコレだから・・・)

でも、こちらでチャボさんの活動を
追いかけ続けてこられたことは
私にとってとても嬉しく、有意義なことでした。

レポが丁寧で、
夢風さん、Sさん。。。
そしてご紹介して下さったBlueさん。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

沙羅さん

> 次の機会があればスケジュール調整をして
> きっと行ってみたいって思いました。
私もいつかは「月」へ行ってみたいと思っています。

胸いっぱい。。。

>アンコールでは「激しい雨」のイントロを弾きながら「RCサクセションが聞こえる~!!」と
力強く叫ぶと、そのまま「雨あがりの夜空に」です。

この3行で、
思わず胸いっぱい(涙)。。。。


しばらくPCが使えませんでしたが
戻ってきて、すぐにこのサイトへ(笑)。

どんな風景を見ても、RCやキヨシの曲が
浮かんできて、嬉しいような、悲しいような
複雑な気分でまだいますが
もっと大きく前に!と、このレポートを読んで思います。

Blueさん。Sさん。
ありがとうございます。

Candyさん

> どんな風景を見ても、RCやキヨシの曲が浮かんできて、嬉しいような、悲しいような
> 複雑な気分でまだいますが
似たような人も多いのでしょうね。

お客さん

コメントをさせていただくのは初めてかもしれません。
タイ北部チェンマイに住んでいるタイマイと申します。
6月にチェンマイにて清志郎追悼Live&Partyでバンドメンバーとして演奏して以来、清志郎の後追い真っ最中です。

さて、CHABOさんのHPのコーナー「CHABOさんへ」に、この日のステージに上げてもらって一緒に歌ったファンの男性がメッセージを書いていますね。
とても好感の持てる文章で、この日ステージで頭を下げたその人そのものという感じです。
いつか日本に帰ってCHABOのライブを見たいと思いました。

いつも素晴らしいブログ、ありがとうございます。

タイマイさん

> タイ北部チェンマイに住んでいるタイマイと申します。
これは遠いところからありがとうございます。嬉しいです。

> いつか日本に帰ってCHABOのライブを見たいと思いました。
いやー、帰国(でよろしいですか?)の際には、是非チャボのライヴを観て欲しいと思います。

トラウマのセラピー

5月は、演奏するのが精一杯だったChabo。
今回の船橋 月では「心に傷」を追った人が自分のことを語りだすときのようにMCの多いライブでした。

 九州公演に鮎川さんが心配して、ロケッツのメンバー全員連れて見に来てくれた話。
キンクスのカバーが始まると、ステージ脇の小さなミラーボールが点灯され、それを気に入り
「渋いね、もう一度やってください」と照明さんにリクエストし、もう一度ライトオン。
昔 「ゆう歌団のコンサートに行ったらミラーボールがついて。客が笑いやがって、木村君は照れてたね」という話。
RCのコンサートに金子マリさんらが同行し、息子さんのKENKENがまだ幼く楽屋で眠っていて
かわいかった話。
そして、青い森での清志君との出会い。ロッキンオン・ジャパンの追悼記事と重複しているのですが仲良くなって、チャボが清志君の国立の家に行くことになった日
「国立の駅に着くと、清志君が迎えに来てくれた。自転車で」
それからチャボの家に清志君が来て曲を作るようになり、途中でたいてい
「チャボちょっといい?」といって突っ伏したきり、あいつは眠っている、という話。
身振り手振りで語られました。
 自転車で二人乗りをしたときに、二人の関係は”特別なもの”になったとチャボは感じたそうです。

MANDALAでの追悼ライブには沢山関係あるミュージシャンが来ていたそうです、
ショック状態から、周囲の状況を振り返る精神的なゆとりが出てきたようで、
次に控えるフジロックの前に「ちょっと語らせてよ」といった感じでもありました。

かねてから、ポエトリーリーディングに自身の初恋、失恋、出会いと別離、
ことさら過敏にそのときを周囲の空気感を感じ取り記憶にとどめていく
詩人としての女々しいほどの感性がここでも顕われているようで、
それはやはり,先に書かれているように、恋愛に近い感情なんだと思います。

そしてその日のキーワード、「2009年の夏は1度しかないぜ」
がん告知も、再発のニュースもいつも夏でした。
もしも、自分にがん告知がなされたら、ああも前向きに落ち着いてことに立ち向かえるか
といったら、出来ないわけで、清志朗の偉業、戦友として戦ったんだというチャボの自負、
聞き手としても1度っきりの夏を生きていることを実感させられるようでもありました。

チャボの最近の詩には、久遠や風樹など真っ向から生と死の裏腹さを直接歌った作品もあるのに、どうして演らないんだろう....少し不思議です。
この疑問に誰か答えて下さい。

nel-shrtsさん

> 久遠や風樹など真っ向から生と死の裏腹さを直接歌った作品もあるのに、
> どうして演らないんだろう....少し不思議です。
その2曲は、今のチャボの気持ちや思いとは違うんじゃないかな。
だから歌えない…歌わないんだと思います。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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