仲井戸CHABO麗市・新谷祥子 THE Duet「ガルシアの風」 名古屋Blue Note 2009.7.4

2ステージあるとは言っても、その1回分はアンコールも含めて約90分。
普段のチャボのライヴの半分にも満たないコンパクト・サイズ。
それでも見応え、聴き応えのある素敵なライヴだった。

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オープニングは「Everyday I Have The Blues」。
ところでマリンバ入りでこの曲を演ったことってあったかな?
僕自身、初めてだったかも…ということで、
マリンバがプラスされたCHABO'S BLUESは新展開。
お馴染みのナンバーだったけれど、とても新鮮に聴くことができた。

続いて、新谷さんがチャボの曲でいちばん好きだという「BLUE MOON」。
何度聴いても何回観ても、この二人の「BLUE MOON」は素晴らしい。
「ホームタウン」も二人の共演では定番。
この2曲はもう持ち曲と言っていいんじゃないかな。
ちなみに、ライヴのラストは「ガルシアの風」だったのだが、
これも見事な仲井戸麗市&新谷祥子ヴァージョンとなっていた。

お次は、今度は僕が好きなチャボの曲でBEST3に入る「SUMMER SAMBA」。
時間の関係かショート・ヴァージョン(?)だったのが残念だったけれど、嬉しかった。

新谷さんが自身でヴォーカルをとるオリジナルは2曲披露された。
まず、アンコールで演奏された「冴えた月の下で」。
これは赤坂のライヴでも歌われたが、「BLUE MOON」と月繋がりで…と紹介されていた。
もう1曲は「ピクニック・ボーイ」というタイトルだと思うのだが、これは名曲でした。
この2曲を含めた新谷さんのヴォーカル物ってCDになっていないのかな?

ステージも中盤。
「Voltage」。
この辺のチョイスは、新谷さんの楽器を意識した選曲なのだろうなぁ。

コンパクト・サイズのライヴなので、7曲ほどで早くも本編クライマックス。
さて、ここで次の曲へ行く前の繋ぎでチャボがあるフレーズを爪弾いたのだけれど、
それが何なのかを理解するのに、僕は少々時間がかかった。

あの日から2ヶ月。
これを " 2ヶ月も " ととるか、" 2ヶ月しか " ととるか…だけれど、
個人的には " 2ヶ月も " という感覚のほうに振れていた。
5月にあれだけの追悼ライヴを行い、6月には梅津和時、三宅伸治ともそんなライヴを演った。
想いは消えないし、消えるはずが無いのもわかっているけれど、
チャボは今後もライヴでそういったモノを出していくのか…については、
僕はあまり意識していなかった。

話を戻すが、「Voltage」の後にチャボが弾いたのは「激しい雨」のリフだったのである。
そしてマイクを通さずに歌った。ハッキリと歌った。
RCサクセションが きこえる(なってた)…と。

一連の完全復活祭でも「激しい雨」は演奏されたが、あのとき僕が注目していたのは、
この曲のサビをチャボはコーラスするのだろうか…ということだった。
チャボは清志郎と一緒に " RCサクセションがきこえる " と歌うのだろうか…だった。
結果は、僕が観た範囲だけの話になるが、おそらく一回もコーラスをつけていなかったと思う。
自分のアイデアで作った曲であっても、やはり何かに拘っていたんだろうなぁと、
でも、実にチャボらしいなぁと、残念に思いながらも納得はしていた。
そんなチャボが、この日は歌ったのである。
そして " ミディアム・テンポの、日本のR&Bの最高傑作 " に繋げたのだ。

素晴らしかったのは、仲井戸麗市&新谷祥子の「君が僕を知ってる」になっていたことだ。
ギターのアレンジも変えていたし、間奏もマリンバで奏でられていたが、
すべてが良い方向に出ていた好ヴァージョンだったと思う。
更に本編ラストの曲は「I Can't Get Over You」。
この " for KIYOSHIRO " の感動的な連発。
こういったメニューが今回のライヴにあると事前に意識していなかったので、
ハンカチを出しておかなかったことは大失敗だった。

おかげであっという間に2ヶ月前まで戻されてしまったけれど、
でもね、これはもう悲しみじゃないんだよね。

今後もチャボは何らかのカタチで " RCサクセションが きこえる " と歌ってくれるかもしれない。
僕はそんなチャボと同じ時間を共有して前に進んでいくだけだし、そうしようと決めた。
そして、そうできると知った。

チャボ、やはりあなたは僕たちファンにとても大きなものを与えてくれているんだよ。
あなたのファンで良かった。あなたの音楽に出会えて、本当に良かった。


P.S.
・1stには鮎川誠とシーナが観に来ていた。楽屋で話もしたらしい。良い交流は続いている。

P.S.2(7/6 0:36追記)
ビルボード福岡公演を観た友人から連絡をもらった。
「Voltage」の後に「キモチE」が追加され、
更に「風樹」のポエトリーからの抜粋と「9月の素描」も演奏され、
感動的なライヴになったようだ。
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RCサクセションが。。。。

♪RCサクセションがきこえる
 RCサクセションが流れてる
私、この歌詞、すっごい好きなんですよ。
(好きな詞はいっぱいあるんだけど)

沙羅 さん

> ♪RCサクセションがきこえる
>  RCサクセションが流れてる
ハッキリとチャボは歌っていました。感動しました。

鍵付コメントさん

感動的なコメントありがとうございました。
素敵な時間でしたよね。

日曜日

こんばんは。先程福岡から帰ってきました。こちらでは『雨上がり』+『キモちE』+『君が僕を知ってる』でした。そして『I Can't Get Over You』。今回は、東京でのライブ(や告別式)に行けなかったファンのことを思ってのこの選曲かもしれません。「みんないろんな想いをもってここにいると思うけど...」っておっしゃっていましたし、『I Can't Get Over You』はファンの気持ちを歌ってくれているようにも感じられました。なんかすごいですよね。そんな「想い」も背負って歌い続けるのかと思うと......Blueさん、私もチャボさんに「あなたのファンで良かった。」と言いたいです。

特別な夏に向かって

blueさんはじめまして。私も名古屋に行ってきました。あの中にblueさんもいらしたのですね!今まではblueさんのレポを読むだけでひたすら
chaboへの思いをつのらせてきましたが、
とうとう至近距離でchaboを体感してきました。今、夢のような気がしています。ついさっきチャボがあんなに近くにいたなんて。。

 
登場したチャボ、、本当にかっこいい!!。Sさんの新聞記事を大切にとってありましたがあの写真と同じシャツでしたね。
やっぱり「ミディアム・テンポ 日本のR&B最高傑作」っていわれたときはほんとにうれしかった。激しい雨のサービスも!
何度も天を指すチャボ、私もあの空間にいられたことのうれしさ。ああchabo、キヨシくんはこうやってchaboをみまもってくれてるんだよね。。。

Ican't get over youでは思わず涙してしまいましたが(後ろからもすすり泣き多数))とくにendingの新谷さんの奏でる音はまさに清志郎
のいる場所まで届くことを願って大切に大切に奏でられた音でした。
”みんな、この夏をいい夏にしてくれ!”ってなんども言われて、私はキヨシローのためにも、chaboのためにもこの夏をいい夏にしようと思ったし、chaboもそんなふうに夏に向かってすすんでいるんだなということを頼もしく感じました。

 ガルシアの風、「この曲はポジティブすぎてどうしようかな、とおもったんだけれど、この明るさをあえて演ろう、とおもった」というようなことを
言っていましたね。”どうしようもないことなど、なにもなかったのです”。。チャボがこの歌詞をどういう思いで歌ったのかは私にはしるよしもないけれど
ずっとずっと時間がたったあとに、そうおもえるようになるのかな。。

Mandalaはいけなかったけど、この名古屋のライブでみんなと、そしてキヨシローとしっかりつながってるchaboを感じられて
終わった後も思い出してはうれしくなったり涙ぐんだりしています。

Seos さん

> 東京でのライブ(や告別式)に行けなかったファンのことを思ってのこの選曲かもしれません。
チャボのことですから、そういう気持ちはあったかもしれませんね。
福岡を観た友人からは " お客さんの雰囲気が凄く良かった " と聞きましたし、
とても感動的なライヴだったようですね。

かまぼ子さん

素敵な感想をありがとうございます。

> この名古屋のライブでみんなと、そしてキヨシローとしっかりつながってるchaboを感じられて
> 終わった後も思い出してはうれしくなったり涙ぐんだりしています。
客席側の " チャボ、待ってたぜ " っていう雰囲気を感じられましたよ。
チャボにも伝わっているんじゃないかな。

チャボのコーラス

>結果は、僕が観た範囲だけの話になるが、おそらく一回もコーラスをつけていなかったと思う。

まだ、海を渡ってCD受け取ってないんですが(TT)
やはりチャボのコーラスは、ナシなのだろうか。。。。
CDでは歌ってるといいなって思ってたのですが。

「思いっきり2人で歌ってるイメージ」勝手にしてました。

>今後もチャボは何らかのカタチで " RCサクセションが きこえる " と歌ってくれるかもしれない。

チャボの歌。ファンには、心のボーナスですね。
この瞬間!って時に、今回みたく
さりげなく演ってくれるのも、沁みますね。。。

毎回、LIVE報告、行けない自分にとって
本当に嬉しいです。ありがとうございます!

Candyさん

> 「思いっきり2人で歌ってるイメージ」勝手にしてました。
そうだったら最高だったんですけれどねぇ。
歌わないというか、歌えないというか、まぁチャボらしいなぁと思いました。

> チャボの歌。ファンには、心のボーナスですね。
うまいこと言いますね(笑)。

福岡でのライブ

福岡での2nd stageを見ました。素晴らしいライブでした。ギターも歌も味わい深かったし、見応えがあった。ずっとずっとチャボを応援しようと強く思いました。チャボに握手してもらったんですが、手に触れた時に「この人は大丈夫だ」っていう思いが心に湧いたんです。まだまだ感情は大きく揺れ動いているだろうと想像するのですが、これからもライブに足を運んでチャボを見守って行きたいし、そうすることで私たちも励まされる、と思うのです。

新谷さんの演奏も素敵でした。さすがにチャボが一緒にライブをやろう、とお誘いする方だ、と思いました。

ジャスミンさん

> ギターも歌も味わい深かったし、見応えがあった。
> ずっとずっとチャボを応援しようと強く思いました。
きっとジャスミンさんと同じように思った人も多かったんじゃないかなぁ。

> これからもライブに足を運んでチャボを見守って行きたいし、
> そうすることで私たちも励まされる、と思うのです。
これは間違いなく私もそう思います。

No title

毎日 楽しみに ここをみています。新しいメッセージが ないとおもったら  名古屋にきてたんですね   連絡いただけたら 名古屋めし おごったのに!
私はblueさんより たぶん2・3年下ですが・・・。ライブレポ くわしく教えてくださり ありがとうございます。

しんいちさん

> 名古屋にきてたんですね   連絡いただけたら 名古屋めし おごったのに!
嬉しいお言葉ありがとうございます。いつかは観光でゆっくりと行きたいものですね。

福岡の空に

はじめまして。
RC~清志郎&CHABOのファンの一人として時折拝見させて頂いてます。

7/5、私は残念ながら仲井戸さんのライヴに行けず、同時間帯に沢田研二さんのライヴに行ってました(ジュリーも好きなもので)。

もし出来ることなら演って欲しい曲があったのですが、アンコールで最近続く有名人の死とそれをとりまく報道の空虚さを揶揄した上で、沢田さんは演ってくれました。

そう、「KI・MA・GU・RE」です。

メンフィス・ソウル調のグルーヴに乗ってステージを飛び回る沢田さんを見てると、そばに清志郎が一緒に飛び跳ねて歌ってるようで。

この日、清志郎のソウルは、福岡の空に確かに浮かんでいたんだ、と勝手ながら思ってます。

CAKEさん

> 同時間帯に沢田研二さんのライヴに行ってました(ジュリーも好きなもので)。
> そう、「KI・MA・GU・RE」です。
この曲を今回のツアーでは演っているそうですね。あぁ、観に行きたくなってきたなぁ。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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