季刊ミュージック・ステディ

80年代に生まれ、そして消えていった音楽誌。
僕の手元に残っているものは少ないのだが、そんな中の一冊をご紹介。

 " 季刊ミュージック・ステディ "

ひとつのアーティストを取り上げての「徹底研究」シリーズが売りだった。
もちろんインタヴューやグラビア、レコード・レヴューも充実していて、
80年代前半のバンドやアーティストがガンガン登場しており、僕は好きな雑誌だった。

今回ここで紹介するくらいだから、もちろん絡んでいるのはRCサクセションである。
81年の秋・冬合併号。しかも、まだ第2号だ。
おそらく、編集部はパワー炸裂していたことだろうと思う。
そんな時期に、アルバム『BLUE』発売直後のRCが特集されたのである。
まさに " 怖いものなし " だっただろうなぁ。

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どうですか?
僕なんかは目次を見ただけでため息なんですが…。
グラビアに並ぶ名前も圧巻。だって81年当時のこの人達なんだからね。

冒頭のグラビアはRCから始まるのだが、モッズとパンタが並んでいたりする。
そして中島みゆきが最後を飾り、浜田省吾のインタヴューが始まる。
読み進むと現れるのがナイアガラ・トライアングルVol.2のインタヴュー。
そして「映画の暴動」とタイトルされた『爆裂都市/バースト・シティ』のレヴュー。
もちろん陣内と大江のインタヴューも掲載されている。
インタヴューは、他にモッズや山下久美子が掲載されている。
そしてメインはRCサクセションのBAND MAN FILE。徹底研究だ。
ただし、そんなに読み物的には優れている特集では無い。
宝島の『愛しあってるかい』と似たような構成であるし、中身も濃くは無い。

RCが特集されてはいるが、実は他の記事が面白かったりする。
中でも「日本音楽地図」と題された、全国のライヴ・ハウスやイヴェンター、放送雑誌媒体、
そしてもちろんミュージシャンのコメントなどで当時の音楽シーンをリポートした特集が面白い。
例えば札幌は五十嵐浩晃(笑)で、横浜はエディ藩。東京は大貫妙子。
そして大阪は憂歌団に石田長生などがコメントを寄せている。

凄いのは80'Sファクトリーのオーナーとしての伊藤エミさんの声が載っていることだ。
後にチャボと仕事をするなんて、この当時は思ってもいなかっただろうなぁ…。

レコード・レヴューも充実している。
81年の8/21~12/5に発売されたものから数十枚がレヴューされている。
何枚か独断で挙げてみる。

 昨晩お会いしましょう/松任谷由実
 破れたハートを売り物に/甲斐バンド
 TECHNODELIC/イエロー・マジック・オーケストラ
 愛の世代の前に/浜田省吾
 BLUE/RCサクセション
 ピンナップ・ベイビー・ブルース/シーナ&ザ・ロケット
 インセイン/ルースターズ
 指を鳴らせ!/ARB
 NEWS BEAT/モッズ

とまぁ、この時期はこんなアルバムが発表されていたのであった。
凄いな、今振り返ると。

最後に「私の好きなアルバム」という何て事の無い1ページがある。
有名人に好きなレコードを選んでもらうと言うありきたりな企画だ。
しかし、この号は見逃せない。
ここでいう「私」と言うのがビートたけしなのだ!

CIMG4491.jpg

ブルース・スプリングスティーンやエリック・クラプトン。
アナーキーにARB、泉谷しげる等と共に堂々と『RHAPSODY』を挙げているのだ。
その理由。

 " 人気のない時に一緒に仕事して、やたらとおかしかったから "
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おおっ!ステディっ!

毎号じゃないけど買ってましたよ。
すごく堅実な雑誌って感じでしたよね。
特集記事が充実してた記憶があります。
結構、読み返してたなあ~。
残念ながら当時の本は焼失してしまったんですが、
記憶が鮮やかに蘇っちゃいましたっ!

RE20さん

優れた特集が載っていたいい雑誌でしたよね?
私も今からでも揃えたい雑誌なんですけど、古本屋(神保町界隈)じゃ一冊2,000円はします。
とは言っても、普通の古本屋じゃまず目にすることは無いからなぁ。

ビートたけしは、事あるごとにあの久保講堂の話をしますね。

昔、TVで「新橋ミュージックホール」という番組があって、そこでも清志郎をゲストに熱く語ってましたよ。

その番組で、清志郎がスローバラードを弾き語りで唄うんですが、これがまた素晴らしかったです。

恭さん

>「新橋ミュージックホール」という番組
この番組は憶えていません。
例え観ていたとしても、今では記憶にありません。どんな番組でしたか?

たけしと清志郎の、ライヴ以外での共演は、当時もっとあっても良かったと思うんだけどな。
RCもツービートも、お互いに80年代のビッグ・マンだったんから。

私が強烈に印象に残っているはNHKの「YOU」での共演と、やはり亀有ブラザーズ(笑)。

ユースケサンタマリアと、トータス松本、ビートたけしがホストで毎回ゲストを迎えてやってました。

たしかSUNSHINE LOVEのプロモーションあたりだったと思います。

ツービートとRCは、売れてからの共演はほぼないそうですが、下積み時代にはよく前座などで一緒だったそうです。
久保講堂よりも前の話ですね。

恭さん

>ユースケサンタマリアと、トータス松本、ビートたけしがホスト
おー、そうでしたかー。うーん…記憶がぁ(笑)。
「音楽寅さん」は好きでしたが v-342
「サンシャイン・ラヴ」はプロモーション強力でしたからねぇ。
TVに出まくってましたもんね。

どちらも深夜番組

>新橋ミュージックホール
清志郎が出たかと思えば、宮内洋(仮面ライダーV3)が出る…私にとっては夢のような番組でした。

>亀有ブラザーズ
小川銀次も加わったりしてたんですよね。

Blue1981さん、“STEADY”と直接関係ない話題で申し訳ありません…v-436

月見家さん

>清志郎が出たかと思えば、宮内洋(仮面ライダーV3)が出る…
おー、この番組観たくなってきたな i-84

>小川銀次も加わったりしてたんですよね。
これ、私は実際に観ていたんですよ。もちろん何も知らないで。
いつもより音が違うのは気付いたんですが、まさか清志郎と銀次がギターを弾いていたとは!
二人が映ったときは本当に驚きました。

あ!その番組は

こちらのブログチェックしてなかったものを読んでおりまして
「新橋ミュージックホール」の名前が出て来てたので遅蒔きながら。
日テレ系深夜枠、曜日は失念ですが、当時番宣番組の制作もやってたんで懐かしいっす。
ただ過労死寸前時期の為、殆どの記憶がない癖に、番組名と出演者は覚えてるものですね。
番組サンプラーCDも貰いましたが、キヨシローは歌ってないです(笑)
でも全国ネットじゃなかったかも・・・不確かな記憶ですみません

anilineさん

>当時番宣番組の制作もやってたんで
記憶消滅は残念ですが、これは貴重な発言だなぁ。
番組サンプラーCDって、いったい何が収録されているんですか?

捜索しましたが…

えっと、記憶だけでなくCDすら消えてましたv-12
番組自体へ直接タッチしてなかったので詳細不明ですが、音楽的バラエティー番組で
その番組内でCDを作ろう!みたいな企画が出来て、で、作ったけど然程売れなかった…かな(笑)
番組もそのCD発売後終わったのは、予算オーバーだった可能性がw
夏前だったから音頭っぽい記憶が…これは普通に短冊シングルが発売されてます。
何故CDの記憶があったかと云うと、ダークダックスのコーラスが聴きモノで
デュークエイセスとごっちゃになってしまう私が「聴き分け出来ない」と嘆いてたら「いい加減覚えろ」と山程貰ったからなんですが(笑)今や一枚もないです(爆)

サンプラー系の話題はちょっと微妙です…う~ん、時効が来た頃にまたv-190

Anilineさん

>ダークダックスのコーラスが聴きモノで
そりゃ聴きモノだ(笑)
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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