君にだけわかる言葉

清志郎ファンの皆さん、それぞれの思いもまだあるでしょうが、9日が終わったことで、
自分の気持ちに区切りをつけた人、ついた人も多いのではないでしょうか。

TVやラジオでは特番が組まれ、CDショップには追悼コーナーが出来ています。
これまで清志郎を知らなかった人達に、彼の音楽の素晴らしさが届くことは嬉しいけれど、
それでどうなるんだ…と、思う自分がいるのも事実です。
正直言うと、僕自身はもう少し時間がかかるかなぁ…。

今回、Sさんに協力してもらい、あのようなカタチで皆さんと共有できる場を設けたことは、
どなたかのコメントに返信したように、" やらないよりは良かった… " と思っています。
こんなにもの大勢の人達と気持ちを共有できたことは、
僕も不安を消すことができ、とても安心できました。
コメントを頂いた人以外にも、本当にたくさんの人と一緒だったこともわかります。

最初はひとつひとつのコメントに返信できず、そのままになった方々も多くいます。
拍手コメントも、メールもたくさん頂きました。
この場であらためてお礼を致します。ありがとうございました。

僕が泉谷しげるを観た日に、Sさんは吉祥寺で三宅伸治BANDを観ていました。
そのライヴのレポを頂きましたので、最後にそれを掲載します。

     **********

本葬から一夜明けた10日の、
三宅伸治BAND 「吉祥寺 GB 1st ANNIVERSARY 黄金の陣」を取材に行きました。

午後8時すぎに登場した三宅さんは、バンド編成で、「プライベート」を歌った。
そして、一人だけになると、

  今日は忌野清志郎さんの曲をいっぱいやろうかなと。
  ボスと一緒に作った曲とか、ボスの歌とか。
  でも、追悼とかそんな寂しいもんじゃなくて、ただ歌いたいからで。
  頭の中が、ボスのことでずっといっぱいです。寝ても覚めても、ボスがいます…

と切り出した。

弾き語りで歌ったのは、
特別な思い出もあるのだろう 『Respect!』 の武道館でも一人で歌っていた曲。 
「君にだけわかる言葉」。

  会いたい 今すぐ 会いたい とても
  君は想い出 なんかじゃない
  会いたがってる 会いたがってる
  僕の中の君が 君が 会いたがってる

続いて、「2人で朝6時までかかって作って。俺たちモグラみてぇだな」って
話したことからタイトルがついたという、「モグラマン」。
ザ・タイマーズのことを話して、「デイ・ドリーム・ビリーバー」を歌った。
これは、すごかった。
何だか清志郎と錯覚しかけたほどの迫力だった。
しかも、「ずっと夢を 見させて くれて ありがとう」ってところを、天井を見て歌ってた(泣)

そして「この5月にどうしてもやりたかった歌で、RCの中で、僕がすごく好きな曲なんです」と、
「Oh!Baby」を、まさに熱唱。

参った。
どの歌詞も直球だよ…。と堪えた。

「ベートベーンをぶっとばせ」で、キヨシローとさけんだ。

アンコール。片山広明と厚見玲衣が登場。
歌ったのは「いいことばかりはありゃしない」だった。
チャボのパートは、厚見さんが歌った。

その後は、ホンジャマカ石塚さんが登場して、何と「スローバラード」を歌っちゃった。
1度は歌詞を間違えてしまい、頭を下げてやり直し。これはいただけなかった?
でも、でもですね。
話だけ聞くと、おいおいってなところでしょうが、これがかなりお上手なのでした。
みんなも好意的に盛り上がり、三宅さんたちも「これならボスも怒らないでしょ」って言ったとか。
いや、ホントに、太めの人って声がとおるのかなぁ、音程も外さず、
すごい迫力で歌い切っちゃいました。
その辺の歌謡歌手より、よっぽどうまかった。

そして、最後は、THEイナズマ戦隊の山田武郎君、宮藤官九郎もギターをひっさげ登壇し、
全員で「雨あがりの夜空に」を大合唱したのでした。

何だか、ごっちゃ煮の様相ですが、石塚さんもクドカンも、三宅さんが声かけたそうです。
1人で歌うと湿っぽくなると心配だったのかもしれません。
できるだけたくさんの人で明るくってのは、僕らファンと一緒の考えなんじゃないでしょうか。

僕は、結果的に、良かったと思いました。
きっと泉谷さんのところは、感情を爆発させるライブだったのでしょう。
こちらは、悲しい気持ちは心の中に大切にしまって、
なるべく明るく楽しくってな、ライブでありました。

◆◆◆◆◆

そしてそして、これが、1週間、取材し続けてたどり着いた、僕の結論です。

前回、清志郎は、僕が最強の記者になるために、あえて最も辛い仕事を課したんだ、
体を張って教えを授けてくれたと思うことにしたと、書きました。
そうしたら、最近、清志郎をよく知る方から、このような言葉を言われました。

  清志郎さんが今、このタイミングで、ここにいないのには、必ず理由があるの。
  意味があるの。私たち皆は、清志郎さんに試されている。
  それが何なのか、それぞれが、それを分からないと、
  清志郎さんはいつまでたっても再会してくれないよ

と。

これって、すごくないですか?
9日の満月の夜の帰り道に気づいた考えを、この方にはっきり言葉で説明してもらい、
何かけじめをつけられる気がしてきました。

もちろん、まだ感傷的になることもあるのだけれど、
この言葉をかみしめて、日々を生活していこうと思います。

皆さんにも、何かしらのヒントにでもなれたらと思い、最後にもう1度だけ、この場をお借りしました。
清志郎を忘れない限り、皆さんにも、いつかどこかでお会いできると思います。

  上を向いて歩こう 涙がこぼれないように-。

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非公開コメント

No title

皆それぞれ清志郎に対して思い入れがある。
だから、表現方法は違っても気持ちは通じ合うんでしょうね。
チャボもきっと彼なりの表現方法で応えてくれるんじゃないかな。
しかし、イマーノは本当にたくさんの人に愛されていたのですね。

No title

blueさん はじめまして こんにちは。
拝見するたび仰ることに共感しつつ感謝しています。
勇気を出して青山に行って来ましたが
さいご とか お別れ とか何??全然生きてるじゃないの
と、感じてしまい、家でも普通にDVDなど見ています。
清志郎が元気で活発に活動してくれていたおかげで
発売日に新譜を買い聴きまくり
必死でチケットとってライブに通い続けていたら
30年が過ぎてそれがあたり前で生活の中心でした。
夏になっても野音が無いとか
秋から冬にかけてツアーが始まらないとか
そんな時間を何度も繰り返していく中でしか
気持ちの整理はつかないな、ごまかし続けちゃうな
と、思います。
でも、ほんとに清志郎らしいな。
人をくったような、心配さえさせてくれなかったところが。
長々とすみません。
清志郎ずっと変わらずかっこE最高の人です。
色々書いてくださってblueさんほんとうに有り難うございました。
Sさんにも感謝For You!泉谷も伸ちゃんもサイコー。
Oh!RADIO発売が待ち遠しいですね。
また書いてくださいね。楽しみにしております。

No title

いやぁ・・

blueさん、Sさん、本当にありがとうございました。
なんだかいつまでもこのモードから抜けられませんが、お二人の文章がそうさせるのでしょう(苦笑)

泉谷さんにしても、伸ちゃんにしても、演るほうもつらいでしょうが、そんな状況の中でもみんなと思いを共有する、それが自分の使命だと受け止めてる気がしますね・・。

そんなお二人のライブレポート、まるでその場にいるような錯覚に陥りました。

プロの方に対して失礼かもしれませんが、素直に感じたこと。

Sさんやっぱ文章うまいですね(笑)
いやそれに劣らずBlueさんも。

これからも宜しくお願いします。
自分も精進します。

AFTER THE DAY.

FEEL BEAT
at 心斎橋クラブクアトロ
高野哲(nil)/山口洋(HEAT WAVE)/HARRY/三宅伸治(出演順)
レポ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~mt-s/sachiko/2009.5.6_live.html

大槻ケンジが「帰れない二人」を歌ったとか。

清志郎は、いい日に・・・なー。
これから毎年GWが清志郎WEEKになるよ。
みんなでいい時間を過ごして、作品の命をリレーしよう。

ヒロト

そうです。言い忘れてました。
ヒロトの弔辞は、驚くことにすべてアドリブでした。
音楽関係者も含めて、みんな驚き。赤塚不二夫氏のときのタモリに匹敵する歴史に残る弔辞だったと思います。
ある意味、1つの作品です。

Sさん Blueさん ありがとう

『清志郎さんが今、このタイミングで、ここにいないのには、必ず理由があるの。
  意味があるの。私たち皆は、清志郎さんに試されている。
  それが何なのか、それぞれが、それを分からないと、
  清志郎さんはいつまでたっても再会してくれないよ』


あ~ そーか。
それか。 それだ。 

なんだか 胸の中の ドンヨリしたもんが落ち始めてきたような気がします。

まだまだ 信じられないけど 
たぶん 清志郎の死を受け入れるのが怖くて 
わざといま、ソッポむいて ツっぱってるオレだと思ってる。

いつか再会できるように
少しずつ 噛み締めていきますよ
「弱い僕だから」。

Sさん Blueさん ありがとう。




そうだ!

”清志郎さんが今、このタイミングで、ここにいないのには、必ず理由があるの。・・・”

これ・・。

あのニュースからずっと、これは一体どういうことなんだろうと色んなこと考えて、なんとなくそう思っていたこと、そして、9日の葬儀式に行って、色んな方と話して、さらにあの祭壇をみて、確信したこと。
何かを確信したけど、どう表現したらいいかよくわからなかった。

そうですよね!まさにこれですよね!
こんなにピッタリはっきりした言葉で説明して頂いて、ありがとう!

たぶん、伸ちゃんも、ご家族も、そう思っているんだと思います。
だからこそ、今、この時に、そんなライブができて、あんな葬儀ができるんだと。

それぞれが、清志郎さんからメッセージをもらっているはず。
私も、清志郎さんに再会できるよう、進んでいきます。
手探りであちこち遠回りしながらだけど。

blueさん、sさん、本当にありがとう。

銀次氏… 最高!

初めまして。
小川銀次氏なくして、今のRCはなかったと思う一人です。

私の中では、RCは久保講堂で止まっています。

小川氏との想い出を記したブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/maayann1105/16060891.html

http://blogs.yahoo.co.jp/maayann1105/16484560.html

ご覧いただければ幸甚です。銀次、命…

マイトさん

> 皆それぞれ清志郎に対して思い入れがある。
> だから、表現方法は違っても気持ちは通じ合うんでしょうね。
私がここで書いていることは、たくさんのファンの思いの中の単なるひとつです。
でも、共感してもらえるとやっぱり嬉しいですね。
今回、不快なコメントやメールなどはただの一件もありませんでしたよ。

鍵付コメントさん

感動的なお話をありがとうございました。

これから…

伸ちゃんはすごいですね。私なら最後を看取り、密葬まで立ち会ったら当分立ち直れません。

だからチャボが心配ですが…。

私は清志郎の昨年の復活後映像を見るのはまだ厳しいし、自分が果たして「完全復活」出来るのか分かりません。

でもBlueさんやSさんのコメントを読んだ事、そして9日に行けた事で少しずつ前に進めています。

それに、せっかく清志郎から音楽のエネルギーってスゲェんだぜ!って事を教わったので、これからもどんどん音楽と触れ合っていこうと思います。

nathuyoさん

コメントありがとうございます。

> Oh!RADIO発売が待ち遠しいですね。
そうです。この曲がどんなカタチで私達に届くのか楽しみですね。

恭さん

> いつまでもこのモードから抜けられませんが、
私も、しばらくは抜けられませんよ。
抜けられなくても良いとも思っています。
抜けられるようになったら抜ければいい…と、そんな風に感じます。

POP-ID さん

レポの情報、ありがとうございます。
あの日以来、本当に色々な人が追悼の気持ちを表していますが、
これはとうぶんおさまりそうもありませんね。
清志郎がとてつもない影響力を持っていたことを再認識しています。

S さん

> ヒロトの弔辞は、驚くことにすべてアドリブでした。
> 音楽関係者も含めて、みんな驚き。
凄い。あらためて、凄いと思った。

KENBOさん

> あ~ そーか。
> それか。 それだ。 
私も同じコトを思いましたよ。いい言葉ですよね。

nobuさん

> そうですよね!まさにこれですよね!
> こんなにピッタリはっきりした言葉で説明して頂いて、ありがとう!
おー、nobuさんも!
意味があるんだ、きっとね。

大人だろ

初めまして。
こちらで、いろいろな方の話をうかがって、
気持ちを整理するうえで、本当に感謝です。
ありがとうございます。

正直、まだまだ清志郎を見たかったし、
もっともっと唄を聴きたかったです。
今はうまく説明できないのですが、
ぽっかり穴が開いた感じで
元気が出ないですが、
毎日、大人だろ、勇気を出せよっと自らを励ましています。

もう会えないし、新しい唄は聴けないけど
私にとっての清志郎は初めて知った二十数年前のまんまです。
そして今も変わらず私の中で唄っています。
いつまでも。

「また、いつでも俺たちを呼んでくれ。
ビンビンに決めてぶっ飛んでくるぜぇ!!」



青カッパ さん

コメントありがとうございます。

> 小川銀次氏なくして、今のRCはなかったと思う一人です。
私もそう思います。
RC脱退以降の銀次からは離れてしまいましたが、
私にとっては " 忘れちゃならないもう一人 " であり続けるでしょう。

Sugar・Sugar さん

> だからチャボが心配ですが…。
私も心配していますが、彼は仲井戸麗市です。
大丈夫です。絶対に大丈夫です。

いにぞうさん

コメントありがとうございます。

> 正直、まだまだ清志郎を見たかったし、
> もっともっと唄を聴きたかったです。
> もう会えないし、新しい唄は聴けないけど
清志郎にもう会えない、清志郎はもう戻ってこない…と認識するのは本当に辛いです。
これだけは辛い。やっぱり悲しいです。

鍵付コメント さん

オッケーです。

ありがとうございます

Blueさん、Sさん、遅ればせながら…色々と教えて下さってありがとうございます。
間違った情報には踊らされません!

出会いにも別れにも、生まれて来た事にも意味があるとよく聞きますし、私もそう思ってましたが、やはりこれは、衝撃的で受け入れ難いものでした。

まだ信じられないんです。
わかっているけど、それでも待っています。
矛盾してますが、そんな感じです…
でも、ちゃんと意味を探して生きて行こうと思ってます。

清志郎が繋いでくれた縁に感謝します。

ヒナさん

> まだ信じられないんです。
そうだよねぇ…。
私は時間が経つほどに清志郎がいないことの大きさがわかってくると思うんです…。
今日は『OK』を聴きながら帰ってきたんだけど、「指輪~」でもうやばい。
泣きながら歩いていました。

No title

Blueさま、Sさま、
この場を設けて、たくさんのことをおしえてくださったこと、あらためてありがとうございました。

清志郎は、わたしの心のなかの、自分ではかたちにできない気持ちを言葉にしてくれた。
思ってもみなかったことをポンとおしえてくれたり、見せてくれた。
圧倒的な光で照らして、くらくらさせてくれた。
どうにもならないと思った時もたくさんあったけれど、清志郎がいたからここまでくることができた。

あの声を聞くことも、最高にかっこよくてキュートなあの姿を見ることも二度とできない。
清志郎ももっともっと歌いたかっただろうなぁ。
あのメンバーで、野音をやりたかっただろうなぁ。
家族とも、楽しいことたくさんしたかっただろうなぁ。

それを思うと胸がどうかなりそうだけれど、でも、Sさんが教えてくださったことが、これから気持ちをどこに向けていったらいいか、見せてくれたような気がします。

すぐにそちらに向かって歩きだすのは今のわたしにはできませんが、でも、清志郎に出会い、たくさんのものをもらったことを、無意味にはできない。
いつか、「さすがはオレのファンだ」っていってもらえるように前に進んでいきたいです。






明日もスポーツ紙を

明日の朝刊にも清志郎ネタが入ってます

よろしくお願いします

夢風さん

> いつか、「さすがはオレのファンだ」っていってもらえるように
そうですね。私もそう思われるようにしないと。

Sさん

> 明日の朝刊にも清志郎ネタが入ってます
そうですか。楽しみにしています。
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