RCサクセション名義の仲井戸麗市

チャボがRCサクセション在籍時に発表し、
自らリード・ヴォーカルまで取っている曲は次の9曲。
清志郎との共作は含めるが、カヴァーは外してある。

・チャンスは今夜 -81-
・ノイローゼ・ダンシング(CHABOは不眠症) -82-
・ハイウェイのお月様 -82-
・ブルドッグ -83-
・セルフポートレート -84-
・GLORY DAY -85-
・遠い叫び -88-
・GIBSON(Chabo's Blues) -88-
・うぐいす -90-

発表された順にこう並べてみただけだが、何という名曲たちだろう!
RCサクセション名義の仲井戸麗市作品は、横に忌野清志郎がいるからか、
チャボのパーソナリティがダイレクトに出ているのではなく、
ヘヴィさとポップさが絶妙にブレンドされており、
そこに切なさとユーモアも加えられているのが素晴らしい。
もちろん怒れるチャボも、泣けるチャボもそこにいる。
ビートルズ名義のジョン・レノン作品のように。

さて、僕がこの中で一曲だけを選ぶとなると、「チャンスは今夜」と「ブルドッグ」と迷いながら、
結局は「ハイウェイのお月様」を挙げるだろう。

言わずと知れた 『BEAT POPS』 のB面ラストを飾っていた名曲。
清志郎との共作だ。


RCサクセション(2008-07-02)
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ただ、この 『BEAT POPS』 収録のスタジオ・ヴァージョンは、
ライヴで演奏されたこの曲を聴いて以来ショート・ヴァージョン化してしまった。
僕にとっての「ハイウェイのお月様」は、
RCサクセションのライヴ・ヴァージョンが、フル・ヴァージョンなのである。

この曲のライヴとスタジオとの大きな違いは、間奏後のアレンジだ。
間奏の後、スタジオ・テイクは " この腕はいつも~♪ " と、再びAメロに行く。
しかし、ライヴだと " ハイウェイのお月様~♪ " が繰り返されるのだ。
ここが本当に最高なのである。
この構成で聴いてしまったら、スタジオ・テイクは聴けなくなってしまうほど。
実際に、ライヴの後に聴いてみると、かなり物足りなく思うんじゃないかなぁ。

RCとしてのライヴは作品化されていないけれど、実はそれに近いものは聴くことができる。
94年の 『GLAD ALL OVER』 だ。


忌野清志郎&仲井戸麗市(2006-01-25)
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ここで演奏される「ハイウェイのお月様」は、ややテンポが速めだけれど、
構成は、ほとんどRCサクセションのライヴ・ヴァージョンそのまんまである。
ただ、できればCDよりもDVDをお薦めする。


(2005-09-14)
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チャボが何度も清志郎とアイコンタクトするのを観るだけでもファンは必見だし、
この曲で清志郎とチャボがツー・ショットになるシーンすべてが感動的だ。
最初の " ハイウェイのお月様~♪ " のところで、
一瞬だけどチャボが野音の夜空、お月様を見上げるシーンもいい。
間違いなく 『GLAD ALL OVER』 の収録曲の中で、これが僕にとっては最強である。

幸いなことに、RCサクセション休止後にチャボがこの曲を歌うときは、
ほとんどがRCのライヴ・ヴァージョンに沿って演奏されるので、それは嬉しいことだ。
ただ、ライヴで取り上げられる回数はかなり少なく、出会う確率は低いけれど。

思えば、僕がRCサクセションの「ハイウェイのお月様」をライヴで聴いたのは、
おそらく、たった一度きりだと思う。
1982年12月24日、RC SUCCESSION ON TOUR 82 の最終日である日本武道館。
パンフと共に、ヨレヨレになってしまったチケットの半券も宝物だ。

CIMG7387.jpg CIMG7389.jpg CIMG7388.jpg

ここで初めて「ハイウェイお月様」を聴いたときの感動は、今でも思い出せる。

  チャボが暖かいのを一曲、歌ってくれるぜー!

こう清志郎に紹介され、チャボがあのイントロを弾き、歌いだすのである。
クリスマスに聴くには、本当にたまらない曲であった。

     **********

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非公開コメント

真剣に悩んでしまった!

難しい!
どれも大好きだから。
Blueさんなら、俺がそう思うのわかってくれますよね?(笑)
「チャンス」のあの時期ならではの弾けたカンジ。
「ブルドッグ」のモノホンの反逆児っぽいカンジ。
「GLORY DAY」の痛いくらいのリアルなカンジ。
「うぐいす」の深いカンジ。
もちろん「ハイウェイのお月様」の“暖かい”カンジ。

でも。
R&Rバンドのギタリストが1曲ってパターンの典型的な、
とは言え、「チャンス」の頃よりいい意味で年齢を感じさせる
「ギブソン」
これですね、俺は。
「セルフ~」~『BOOK』~「GLORY~」と続き、久々に
チャボがこういうの歌ってくれた!って嬉しさもありましたね、当時は。
今、嫁に聞いたら、珍しく俺と同意見でした。

投票させていただいたんですが、コメントをあまり入れずに入力してしまったので、
こちらに書き込ませていただきました。
長文、失礼しました。

LA MOSCA さん

> 「チャンス」のあの時期ならではの弾けたカンジ。
> 「ブルドッグ」のモノホンの反逆児っぽいカンジ。
> 「GLORY DAY」の痛いくらいのリアルなカンジ。
> 「うぐいす」の深いカンジ。
> もちろん「ハイウェイのお月様」の“暖かい”カンジ。
それぞれの曲の感じを、一言で的確に表していますねぇ。

> 「ギブソン」
> これですね、俺は。
私は、まずはチャボのソロ・ライヴで聴いていたからか、
「GIBSON」はRCの曲というよりもチャボのソロ・ナンバーという色が強いかなぁ。
ですから、RCという軸で考えると、私にはちょっと特別で独特な位置にいる曲ですね。

う~ん

ヘヴィさとポップさが絶妙にブレンド・・
ほんとそうですね!
私が最初に聞いたチャボボーカルの歌は、ブルドッグだったから(聞いた当初は清志郎が歌ってるのかと思ったんだけど^^;)チャボの曲はヘビーだなっって気がしたけど。

どれって選ぶのは難しいな。
GIBSONもカッコいいし・・

でも私もハイウェイのお月様は特別だなあ。
Glad・・はじめ、二人が一緒にやる時のあの特別な感じ。アイコンタクト・・
BLUEさんでも、RCのライブで聞いたのは一度なんですね。

No title

RC時代のチャボのVO曲は比べるの難しいですよね・・・
それぞれ違う良さありますから。
個人的にはハイウェイかなぁ?
BEAT POPSの中で1番好きな曲だしね。

nobuさん

> ヘヴィさとポップさが絶妙にブレンド・・
> ほんとそうですね!
ホントそう思いますよ。ここで挙げた曲を見ると、ほとんどがそんな曲じゃないかと。
「ブルドッグ」や「ノイローゼ・ダンシング」なんかも単なる怒れるロックじゃなくて、
どこかユーモアがあるじゃないですか。そこが素晴らしいと思います。

> 私が最初に聞いたチャボボーカルの歌は、ブルドッグだったから
> (聞いた当初は清志郎が歌ってるのかと思ったんだけど^^;)
清志郎がって…(笑)。まぁ、確かに清志郎の声は聴こえますけれどね(笑)。

> でも私もハイウェイのお月様は特別だなあ。
> Glad・・はじめ、二人が一緒にやる時のあの特別な感じ。アイコンタクト・・
いつ観ても 『GLAD ALL OVER』 は感動しちゃいますねぇ。

> BLUEさんでも、RCのライブで聞いたのは一度なんですね。
この曲をライヴでやったのって、82年のツアーくらいじゃないかなぁ。
もしかしたら忘れているのがあるかもしれませんが、
それでもRCとして演奏されたのはかなり少ないと思います。

youさん

コメントありがとうございます。

> RC時代のチャボのVO曲は比べるの難しいですよね・・・
> それぞれ違う良さありますから。
いや、まったく仰るとおりです。
一曲だけを選ぶ基準は、完全に自分の思い入れだけです(笑)。

選べませんが・・・。

「ハイウェイのお月様」、RCのなかでも、わたしにとってとくにぐっとくる曲のひとつです。
チャボと清志郎のコンビネーションの最高なことといったら・・・。
声の高低を入れ替えながらのコーラス、かけあい、たまらないです。

たしかに、ライブであまり聞くことがなかったので、「GLAD ALL OVER」でやってくれたときはびっくりしたし、うれしかったですねー。
野音のBのチャボ寄り4列めにいましたが、まわりのファンもみな、「おぉー」っていうかんじだったと思います。
今年の夏の野音か、それが無理なら、来年3月に武道館でやるであろう(と勝手に願っている)40周年ライブでやってほしいなぁ。

1982年の武道館、南東1F2列目でみてました。
いろいろな場所で同じ歌を聴いていたんですね!

夢風さん

> チャボと清志郎のコンビネーションの最高なことといったら・・・。
> 声の高低を入れ替えながらのコーラス、かけあい、たまらないです。
清志郎が歌うメロディが実にいいんですよねぇ。

> たしかに、ライブであまり聞くことがなかったので、
普段から良く聴く曲なので、何度かライヴでも聴いていたのかと思っていました。
RCでは、ホントに82年のツアーでしか聴いていないと思うなぁ。

> 今年の夏の野音か、それが無理なら、
> 来年3月に武道館でやるであろう(と勝手に願っている)40周年ライブでやってほしいなぁ。
投票のコメントにも頂きましたが、もう一度二人で歌うのを観たいですね。

> 1982年の武道館、南東1F2列目でみてました。
> いろいろな場所で同じ歌を聴いていたんですね!
イェーイ!
ただ、80年代のライヴですからねぇ…。
記憶の彼方ということにならないように、時々こうして思い出してあげようと思います。
細かいことはさすがに忘れているもんなぁ。

同感!

子供たちも寝静まり、私の活動時間がやって参りました。
私も「ハイウェイのお月様」が一番好きです!この曲を初めて聴いたのは、まだ恋も知らない14歳のとき。RCの曲って、恋愛するようになってから聴くと、全っ然感動の度合いが違いました。そんなコトなかったですか?
リストに「MONEY」「俺は電気」が入ってないのはカバーだからですか?でも、どちらもライブではめっちゃカッコ良かったですよね!

ナムロアミエさん

> 子供たちも寝静まり、私の活動時間がやって参りました。
いやー、本当に過去のエントリーを読んで頂いて嬉しいです。恥ずかしいですが(笑)。

> 私も「ハイウェイのお月様」が一番好きです!
> この曲を初めて聴いたのは、まだ恋も知らない14歳のとき。
不思議と男女のラヴ・ソングと捉える事が少なかった曲ですねぇ。
後年は清志郎とチャボのラヴ・ソングみたいに感じることが出てきました。

> リストに「MONEY」「俺は電気」が入ってないのはカバーだからですか?
はい、そうです。オリジナルと区別しました。

No title

初めてコメントさせていただきます。
82年ライブでの「ハイウェイのお月様」がyoutubeにアップされていました(音声のみ)。

http://www.youtube.com/watch?v=GDasD49lK-U

やっぱりいい曲ですねぇ・・・。

メシ喰うなさん

「ハイウェイのお月様」、RCのライヴ・ヴァージョンは最高でした。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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