ロックは語れない / 渋谷陽一

青春ラジカセのおかげで、最近は渋谷陽一の著書を読み返す日々。
これまで何度読み返したかわからない程なんだけれど、まったく飽きることが無い。
ここに遊びに来てくれるayakoさん風に言えば、まさに " 渋谷陽一祭り " な状態です(笑)。

と言っても、純粋な著書はそんなに数多くあるわけでは無い。
大きくわけると、所謂 " 評論集 " と " 渋松対談 " と " その他文庫 " となる。

評論集は、ロッキング・オン増刊の 『メディアとしてのロックン・ロール』 と 『ライナーノーツ』 を除けば、
単行本が三冊で文庫が一冊かな。
『音楽が終った後に』 『ロック微分法』 『ロックはどうして時代から逃れられないのか』。
そして文庫の 『ロックミュージック進化論』。

渋松対談は復刻本を含めて四冊。
ただし、うち一冊はちょっと特殊な構成で、単なる渋松では無い。
渋谷陽一自身によるレコードのライナーノーツを並べ、
そこに渋松対談でロックの歴史を解説したものを加えた構成になっている本だ。
タイトルは 『ロック大教典』(笑)。
すげぇタイトル(笑)だけど、この本、僕は大好きです。
例によって独特の決め付けはあるけれど、勉強にはなるかもしれない(笑)。

そして同世代のミュージシャンとの対談集 『ロックは語れない』 に、
ロック・エッセイのアンソロジー集である 『ロック読本』。
そしてバイヤーズ・ガイドものの 『ロック・ベスト・アルバム・セレクション』。
それぞれ文庫だが、読み応えはかなりのものだと思う 。

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さて、実はここ数日、かなりのめり込んで読んでいた本があったのだが、
渋松を一冊読み始めたら止まらなくなってしまい、
今現在の僕のベッド本は渋松対談に変わってしまった(笑)。

冷静に考えてみると、何でこんなもの(渋松対談)が面白いんだろうとも思うが、
面白いんだから仕方が無いとしか言いようが無い(笑)。
それに、特筆すべきは単行本化された際、帯の言葉を書いたのが清志郎とチャボなのだ。
清志郎の言う " この本で笑える人は、きっといい人生を送れるはず " という言葉。
もうこのことだけでも、僕にとってはオッケーな本なのである。

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そうは言っても、人によっては好き嫌いが完全にわかれる人なので、
彼の著書を " オススメです " とは決して大きな声で言えないけれど、
それでも 『ロックは語れない』 は、特に未読の人で清志郎やチャボ・ファンならば、
読んで損は無いんじゃないかなぁ。

この本は、六人のミュージシャンとの対談をまとめた文庫だ。
しかも、それぞれで対談のテーマを絞っていることにより、
良い意味で他ではあまり読めない独特な内容となっていると思う。
そのミュージシャンと、それぞれ取り上げられたテーマは、
例えば浜田省吾はビートルズ、山下達郎はビーチ・ボーイズ、
忌野清志郎はローリング・ストーンズ、仲井戸麗市はギター…と言った感じだ。
この他には大貫妙子と遠藤ミチロウという顔ぶれとなっている。
この二人はチャボと同じく特定のアーティストがテーマとなっているわけでは無いけれど、
だからと言って中身が他の人と比べて薄いなんて事は無い。

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結構面白いエピソードも多く語られているし、この本は本当にページが擦り切れるほど読んだ。
おかげで一冊目はボロボロになったので、手元にあるのは二冊目だ。
特に難しいことやマニアックなことが語られているわけではないと思うので、
それぞれのミュージシャンに興味がある人ならば、
例え渋谷陽一が苦手でも大丈夫…かと思います(笑)。
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渋谷チルドレン

たくさん持ってますね~(笑)
俺は「語れない」の他は「進化論」と「ベスト・アルバム・セレクション」を持ってます。

「渋松」も大好き(ROで一番先に読みます)なんですが、ROコンプリートしてるからな・・・
と見送りました(セコイんで・・・)

「語れない」は確かに貴重でディープな内容ですよね。
個人的には大好きなミチロウがココで語るPUNKに対する考え方が、
自分と一致してて嬉しかった記憶があります。
清志郎とチャボは勿論、あまり興味のなかった山下達郎、浜田省吾、大貫妙子のところも、
音楽に対する愛のこもった話ばかりでスゲーよかったですね。
俺もボロボロになったけど1冊しか持ってません。セコイんで・・・(笑)

渋谷に関してはいろんな意見があるのでしょうが、完全復活祭のパンフでのチャボの発言
「奴の影響で音楽聴いて育った、渋谷チルドレンって居るからな」
が何か嬉しかったですね、俺は。

LA MOSCA さん

> たくさん持ってますね~(笑)
ロッキング・オン増刊の『ライナーノーツ』 もあるんですけれど、
あれ薄いからどこかにいっちゃって(笑)、今回は見つけられませんでした。

> 「渋松」も大好き(ROで一番先に読みます)なんですが、ROコンプリートしてるからな・・・
ROコンプのほうが凄いと思いますが(笑)。

> 「語れない」は確かに貴重でディープな内容ですよね。
この本、最初読んだ時はびっくりしましたよ。期待以上に面白くて。

> 個人的には大好きなミチロウがココで語るPUNKに対する考え方が、
> 自分と一致してて嬉しかった記憶があります。
パンク初体験はパティ・スミス、そしてテレヴィジョンだったということと、
そのパンクに限らず、ミチロウはイギリスじゃなかったということはちょっと意外だったと共に、
当時はなるほど~って、何だか変に納得した覚えがあります。
ちなみに私はストラングラーズ、大好きですが(笑)。

> 「奴の影響で音楽聴いて育った、渋谷チルドレンって居るからな」
私の世代がこれに当てはまるのならば、モロですね私は(笑)。
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