仲井戸CHABO麗市 with 駒沢裕城 monthly CHABO vol.5 「Late Summer」南青山MANDALA 2008.11.12

10月は開催されなかった南青山MANDALAでのmonthly CHABO。
ここ最近のチャボは三時間越えのライヴが無かったけれど、もちろんこれまで同様に三時間半(笑)。
そして、実に実に実に感動的なライヴでした。

Image0811121.jpg Image0811122.jpg

ペダル・スティール・ギター。
そのサウンドが大好きなので、駒沢さんとのライヴはかなり楽しみにしていた。
前回は(…と言っても3年前なのだが)音楽の素晴らしさを強く感じさせてくれるライヴだったし、
その一部は『PRESENT#55 My Back Page』のDVDで聴くことができる。
そこに収録されていた「かもめ」と「うれしい予感」は、是非もう一度聴きたいと思っていた。

     **********

これまでの一曲目はブルースのカヴァーでぶっ飛ばすことが多かったけれど、
オープニングはチャボ一人での「GOOD DAY」。
二曲目から駒沢さんが登場し、何となく…本当に何となく「風景」でセッションが始まった。

客観的に観たら地味なメニューだったと思う。
チャボはエレキを持たなかったし、ハードな曲は一切演奏されなかった。
でも、全編を通して何とも心地よく、音と言葉がじわじわと胸に沁みていくようなライヴだった。

サムズアップでも話していたように、現在のチャボはサマー・オブ・ラヴなモードらしい。
よって、スコット・マッケンジーの「花のサンフランシスコ」のカヴァーが飛び出した。
ザ・バンドの「トワイライト」もこの二人での演奏で再び聴きたかったけれど、
いやいや、これはとても貴重なものを観ることができました。
また、「ホームタウン」の最初と最後にジェファーソン・エアプレインの「あなただけを」を流すなど、
まさにサマー・オブ・ラヴな演出がされていた。

もちろん「うれしい予感」と「かもめ」も演奏された。
これは本当に名曲だと思う。

さて、本編は「ガルシアの風」で終了したのだけれど、
実は演奏中にペダル・スティール・ギターの弦が切れたらしい。
よって、アンコールの拍手が鳴る中、ステージでは駒沢さん自身が弦を張り替えているという、
何とも珍しいシーンが展開されていたのです(笑)。
しかも、弦を張り終えると、そのまま駒沢さんが楽器について話し出すというハプニング!
その途中でチャボが再登場し、" 珍しいパターンだ " と笑いながら恒例の宣伝コーナーへ…という、
何とも楽しいアンコール突入直前の光景でした(笑)。

     **********

アンコールの一曲目。
駒沢さんが「ホワイト・クリスマス」を奏で、ミラー・ボールが廻る。
それを観たチャボが " 魔法みたいだ… " と呟いて始まったのは、
「魔法を信じるかい?-Do You Believe In Magic?-」だった。

ファンなら知らない人はいないだろうが、
この名曲のレコーディングには清志郎、そしてタッペイ&モモちゃんがコーラスで参加している。
よって、演奏中にアタマの中で清志郎の声が鳴っていた人も多かったのではないだろうか。

さて、手拍子はもちろん " 君の~ 僕の~♪ " のかけあいでも盛り上がり、曲が終わった…が、
チャボが天井を指差したまま " しーっ… " と僕らに言うのである。
何が起こるのかわからずに静かになった会場。
そこに流れてきたのは、『PRESENT#2』のシークレット・トラックとして5曲目に収録されている、
タッペイとモモちゃんのコーラスだった。

  清志郎の息子と娘
  タッペイとモモちゃんだ
  これは俺の宝物だ

この演出にグッとこなかった人はいたのだろうか?
今、思い出しても涙腺が緩む。

こんな感動的なスタートのアンコールだったのだが、この後、更に感動的な展開となる。
駒沢さんのアルバムのライナー(?)に駒沢さん自身が書いた詩をチャボが朗読したのだが、
それに続けて、チャボは駒沢さんに向けての手紙…を読んだのだ。

朗読の最中、もちろん駒沢さんはペダル・スティール・ギターを演奏していたのであるが、
チャボからの感動的なメッセージが突き刺さらなかったはずは無いだろう。

ラスト・ナンバーは「家路」だったが、実はこの曲で駒沢さんが何ヶ所かミスしたのだ。
チャボが " 弘法も筆のあやまり " と言っていたが、いやいや、僕はそうじゃないと思うな。
あれだけのメッセージを受けて、駒沢さんは感動していたのだ…と思うんだよ。
胸がいっぱいになって…だからこそのミス…だったんじゃないかなぁ…なんて思いました。

素晴らしい音楽があれば世界平和は実現するんじゃないか…と終了後に唐突に思ったのだけれど、
そんなことを本気で感じさせてくれるような、本当に感動的なライヴでした。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

勇気をだして、コメント送らせていただきます。

いつも楽しみに拝見しています。

素晴らしいレポートありがとうございます。
読んでるだけで、涙がこみあげました。
とくに「魔法を信じるかい?」のくだり・・・。その場にいた人たちはもう、たまらなかったでしょう。

あの曲での清志郎の声、ほんとに優しいですよね。
「家でもいっぱい練習してきてくれた、こどもたちに歌わせようと汗だくになって・・・」というようなことをチャボが雑誌でいっていたのを思い出します。
清志郎一家にいいことがたくさんありますようにと祈らずにはいられません。

そして、Blueさんの最後の2行。
じつは、最近行ったいくつかのライブで、わたしも全く同じことを感じていました(とくにやっぱりチャボや、三宅伸ちゃんのライブで)。

「愛し合ってるかーい?」ときかれて、何十回も反射的に「イェー!」って答えてきましたが、この問いのもつ重みをあらためて考えるこのごろです。

夢風さん

コメントありがとうございます。嬉しいです。

>とくに「魔法を信じるかい?」のくだり・・・。その場にいた人たちはもう、たまらなかったでしょう。
グッときちゃいました。素直に泣けましたねぇ…。
あそこでタッペイとモモちゃんの声が流れるとは思ってもいなかったですから。
一瞬のうちに色々なことを感じて、感動・感激でした。

>「愛し合ってるかーい?」ときかれて、何十回も反射的に「イェー!」って答えてきましたが、
>この問いのもつ重みをあらためて考えるこのごろです。
あぁ、仰るとおりだと思います。
私達は何年も何十年も、素晴らしいことを清志郎と確認しあっていたんですね。

またコメントをお待ちしています。

わあ・・

遅ればせながら・・。
素晴らしいライブだったんですね。
私も見たかったな。
魔法を信じるかい?の演出・・ 思い浮かぶようです。
想像するだけでじーんときます。。

素晴らしい音楽があれば世界平和は実現・・
本当にそうですよね。私もそう思います。
清志郎のライブ行くたびに、清志郎は本気でそう願って、そうなるって信じて歌い続け、私達に問いかけ続けているんだろうなって、いつも感じてました。
そういう日が来るまで歌い続けてくれるって思ってます。^^

nobuさん

タッペイとモモちゃんの、あのコーラスが聴こえてきたときは…。
いやー、目が濡れたなぁ(笑)。でも、本当に感動的でしたよ。

>素晴らしい音楽があれば世界平和は実現・・
>本当にそうですよね。私もそう思います。
私もここ最近はずーっとそう思っています。音楽は素晴らしいですよ。
Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ