WET DREAM / RICHARD WRIGHT -1978-

9月15日、ピンク・フロイドのキーボーディストであるリチャード・ライトが亡くなった。
享年65歳だそうだ。

その全盛期でさえ、決してバンド内で目立つという人では無かったけれど、
プログレという言葉を知らなかった頃から『原子心母』以降のフロイドを聴いていたこともあり、
当然、僕にとってはロジャー・ウォーターズやデヴィッド・ギルモアと並ぶメンバーだし、
それこそ個人的な思い入れはシド・バレットよりも大きいメンバーなのだ。

ウォーターズの詞とギルモアのギターだけで無く、
ライトのキーボードがあってこそのフロイドのサウンド。
絶対に彼は欠かせなかった。
また、ソングライターとしても魅力的で、
その代表作としては、まずは『狂気』の「虚空のスキャット」に「アス・アンド・ゼム」。
そして『原子心母』の「サマー'68」。
フロイドの代表曲とは言えないかもしれないけれど、それぞれ優れた楽曲だと思う。

これらフロイドのオリジナル・アルバムでの彼はもちろんだが、
僕は78年の1stソロ・アルバム『WET DREAM』が大好き。
発売当時はアナログで手に入れていたけれど、CD化には時間がかかった。
こんな名盤を何で…と思っていたが、遂に94年にめでたく初CD化された。

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リチャード・ライト(1994-05-01)
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ソロで出す必要があるのかよって思うくらいフロイド的な音だけれど、
シンセやヴォーカルで奏でられる、その切なくも儚いメロディが作り出す世界は、
ヒプノシスによるジャケットそのままに、夏の終り…まさに今の時期にピッタリな音だ。

サックスでキング・クリムゾンのメル・コリンズ、
そしてギターにはフロイド・ファンにはお馴染みスノウィー・ホワイトが参加。
二人とも素晴らしいサポートであり、そのプレイもかなりフィーチャーされている。
特にギルモア・テイストでありながらも、フロイドとは違った味のあるホワイトのギター・ソロがいい。
どこから聴いてもこれぞブリティッシュ・ロックといった雰囲気で、個人的名盤度は高い。
今でも良く部屋に流れるアルバムだ。

88年のギルモア・フロイドでの来日公演。
ウォーターズ抜きではあったが、僕は日本武道館で観ることができた。

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関係ない曲でブタが飛ぶなどの派手な演出で、賛否の意見があったライヴだったけれど、
僕はピンク・フロイドを観たんだ…という事実は強烈な想いとして残っている。

思い入れがあるミュージシャンが亡くなるというニュースは、
時代の流れを感じさせると共に、やはりショックだし悲しい。
ただ、たとえそのミュージシャン、アーティストがいなくなっても、
その音楽は素晴らしいことに永遠に残るのだ。

天国でシド・バレットと何を話しているのだろう?
合掌。


Richard Wright(1993-08-10)
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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