仲井戸CHABO麗市 with 早川岳晴 monthly CHABO vol.2 南青山MANDALA 2008.7.11

個人的には、本当に久々に観る二人一緒のステージ。

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この二人の共演ということで、麗蘭やCHABO BAND的な雰囲気…
しかも音が外に向かった、ややアッパー気味(笑)の派手目なライヴを期待していたのだが、
蓋を開けてみればじっくりと聴かせる…とまでは行かないにせよ、実に渋めのメニューだった。

     **********

オープニングはチャボのみで「Everyday I Have The Blues」。
" どーせ「Blues Is Alright」だと思ってただろう " とチャボは言っていた(笑)。
実は直前に行われた船橋のライヴも急遽早川さんとの共演になったようなのだが、
そのときのオープニングは「Blues Is Alright」だったらしいのだ。
こういった変化のつけ方はチャボらしいなぁと思った。

先月同様、一曲目で場を一気に盛り上げて、二曲目からと・も・だ・ちをステージに呼ぶ。
ここからは最後まで二人での演奏となる。

ところで、僕は今回のmonthly CHABOにはとても期待していることがある。
ライヴ自体はもちろんなのだけれど、いくつかの新曲が披露されていることにより、
これが久々のチャボ名義のアルバム制作に繋がって欲しい…ということだ。
過去にも書いたことがあるけれど、SWEET HOME SHINJUKUから『My R&R』が、
密室から『PRESENT#1』が生まれたように、monthly CHABOからも…。

     **********

「BLUE MOON」や「GIBSON(アンプラグド)」のように比較的お馴染みの曲も演奏されたが、
早川さんの完璧なコーラス(笑)が入る古井戸の「Wisky Romance」、
2ndアルバム『絵』から何と「ジャングル」!、
そして『GREAT SPIRIT』から「君にNight and Day」と「LULLABY」のようにレアな曲も披露された。
他にも「ホーボーへ」や「さまざまな自由」なども嬉しい選曲だった。

驚いたのは一連の麗蘭ナンバーを演らなかった…こと。
例えば「ミュージック」や「今夜R&Bを…」を期待していたファンも多かったと思うし、
僕自身も聴きたかったのだが…。
まぁ、チャボ自身が今はそんなモードなのだろう。

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新曲は、編成が違うこともあるだろうけれど、前回よりも固まっていたように思う。
特に「ハミング」というタイトル(?)の曲は、チャボのPOPさが久々に爆発したメロディで、
これは絶対に作品化して欲しい曲のひとつだ。
麗蘭の「あこがれのSouthern Man」の兄弟SONG(笑)である「気分はJ.J.CALE」。
今回はベースとの共演なので、ド派手にぶちかまされるかと思っていたのだけれど、
実は前回よりも派手な感じを受けることがなかった…というのが正直なところ。
このように、前回に続いて披露された新曲については、
今回は二回目ということか、曲としてしっかりと聴かせよう的な演奏になっていたように思った。

さて、白眉は「クエスチョン」という曲。
チャボには珍しいマイナーな曲調で、僕はスプリングスティーン的な疾走感さえ感じてしまった。
とってもカッコイイ曲だ。

     **********

中盤でビートルズの「While My Guitar Genyry Weeps」が演奏された。
チャボはジョージ・ハリスンの曲で…と紹介していたが、
もちろん盗難にあったギターを歌った、なかなか沁みるカヴァーだった。

早川岳晴によるウッド・ベースの独奏であるソロ・ナンバー「エソロジー」という曲をバックに、
チャボが「読書する人」というポエトリー・リーディングを聴かせたものも印象的だった。
ある意味でいちばんチャボらしい部分と早川岳晴的な部分をぶつけ合ったこのパートは、
今回のコラボを象徴するシーンだったかもしれない。

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それにしても音楽は…ロックはボトムがあるか無いかではまったく違うな。
ベースが入ると、本当にチャボのギターとヴォーカルが活きてくる。
" 早川のベースが欲しくて、絶対に他のバンドに渡したくないと思った " と、
麗蘭結成時の話をしていたが、手に入れた今では、その気持ちは更に強固になっているだろう。
チャボのギターに早川岳晴のベースの1セットで仲井戸麗市のサウンド…と言っては大袈裟か。

いいライヴだった。

     **********

アンコールで演奏されたインストとロックン・ロールを聴いていたら、
4人での麗蘭はもちろん、CHABO BANDでのステージを観たくなり、聴きたくなったなぁ。
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仲井戸“CHABO”麗市 with 早川岳晴 monthly CHABO vol.2 「と・も・だ・ち」 / 2008年7月11日(金)南青山MANDALA

梅雨も明けてないってのに、東京はうだるような暑さ。夏はすぐそこってな感じなんですが、南青山MANDALAって、なんかこの季節にすごく合う気がします。青山って露地に入ると意外に緑が多いんだよね。MANDALA周辺も植え込みとか街路樹とか、けっこう樹が多くて下町住まいの...

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CHABO BAND

またしても外れてしまい、見ることが叶わなかったので当日の雰囲気を十二分に感じさせていただくことができました。CHABO BANDのサウンドとグルーヴが大好きなので、私もCHABO BANDでの活動・LIVEを待望しているのですが、ずいぶん長い間LIVEを見れていない気がします。
実は以前、ザ・ヴァーブスのライヴを見に行ったとき、カースケさんを見かけて終演後話しかけさせていただいたことがあります。スティーヴ・ジョーダンの大ファンだと仰られて、ひとしきり彼の話をした後で、CHABO BANDの活動予定はないですか?と質問させていただきました。いやー、すごくやりたいんだけどCHABOさんからの連絡待ちで・・・といったニュアンスのお話でした。でもいざ始動となってもカースケさんのスケジュールを押さえるのも厳しいのでしょうね。民放の音楽番組やスカパーのライヴを見てても、あ、この人のバックでも叩いてるんだと思うことが実に多くて・・・。引く手あまたでそうとう売れっ子なんでしょうね。

トワイライトさん

>CHABO BAND
>ずいぶん長い間LIVEを見れていない気がします
同じく…です。最後に観たのはいつかなぁ?
2006年のティアラこうとうで行われたSIONと三代目魚武とのEVENT以来ご無沙汰ですね。
あのときも4年ぶりのオリンピック・バンドと言っていましたから、観られるのは来年かな(笑)。

>引く手あまたでそうとう売れっ子なんでしょうね
カースケのドラム、いいですよね~。私も大好きです。

なかなか渋い

選曲のライブでしたね。でも、二人とも笑顔の絶えないいいムードのステージでした。たつのすけだと「バンマス」的な役回りもしなくちゃだけど、早川さんだとCHABOも容赦なく突っ込めて、やり易そうな感じです(笑)。
新曲、やっぱり今月も出ましたね。僕、来月は行けないんですけど、たぶんこの調子で毎月新しいのが飛び出すんでしょうねえ。行けないのが残念…。

Y.HAGA さん

>なかなか渋い選曲のライブでしたね。
そうでしたねぇ。これは予想外でした。
でも、決して派手じゃなかったけれど、ココロに残るライヴだったように思います。

>僕、来月は行けないんですけど
それは残念ですね…。
片山さんとの共演で、これまでの新曲の表情がどう変るのか。
そして次はどんな新しい曲が飛び出すのか、楽しみにしたいと思います。

blueさん、素晴らしいレビューありがとうございます!もう、現場の臨場感たっぷりで行った気分に浸れました!
来月は、やっと合格(?)。行けることになりました。とてもとても楽しみです!

残念なニュースです。

師匠の癌が腰に転移したとのことで今後のスケジュールは全てキャンセルです。実は昨日からフジロックの設営で苗場にいるのでショックも大きいです、とにかく今は再復活を願いたいです。

言葉に。。。

清志郎 再発のニュース。。。私たちはあの武道館を、そして清志郎と同じく夢を忘れない!応援し続けます。清志郎!がんばって!!愛してます。

ishuto さん

>来月は、やっと合格(?)。行けることになりました。とてもとても楽しみです!
おー、良かったですね!
来月もいいライヴになると思いますよ。楽しみですね。

maruhiroya さん

信じて待ちましょう。

KAOさん

信じて待ちましょう。

今年の麗蘭・・・どうなるかな?

最近HN変更をしたのですが、
旧名(?!)Roco。「GIFT from the SEA」のSalaです。

私は4人の麗蘭って、17年前、麗蘭がはじまったときに観ただけなんです。
直前に偶然チケットが手に入って、
えっと、磔磔の桟敷みたいな席の後ろの方の席で
ギューギュー揉まれながら観たのが最初でした。
なので、私の中で麗蘭のインパクトが少ない期間が長くなってしまったのですが、
>" 早川のベースが欲しくて、絶対に他のバンドに渡したくないと思った " と
チャボさんにここまで惚れ込まれてのベースなんですね♪
じっくり、ライブ聴いてみたくなりました。
今年の麗蘭はどうなるのかな?
去年の全席指定も個人的にはかなり気に入っておるのですが。。。。

Salaさん

>ギューギュー揉まれながら観た
磔磔は、観る位置によって天国か地獄(笑)ですからねぇ。

>今年の麗蘭はどうなるのかな?
4人で演ると思いますよ。ツアーを組むかはわかりませんが、4人で演ると思います。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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