仲井戸麗市SONGBOOK その2/ヒルビリー・バップス

同じタイトルのその1で石田長生の「ティーンエイジャー」を取り上げたが、
この曲にはもうひとつ優れたカヴァーが存在する。

ヒルビリー・バップス。
1stアルバム 『TEAR IT UP』 (86)のラスト・ナンバーとして収録されているのがそれだ。

HILLBILLY BOPS
キティ
発売日:1998-04-01

RCサクセション、キティ時代のディレクターがヒルビリーをやっており、
その繋がりで、チャボの1stアルバムからこの曲をカヴァーする事となったらしい。
これがなかなか切なくて良いのだな。

石やんのヴァージョンも素敵だが、
ヒルビリー・ヴァージョンは、それとは別のこの曲の魅力を引き出しているようで、
僕はどちらかと言うと、僅差でヒルビリー・ヴァージョンのほうが好きなのだ。
切ないだけじゃなくて、ティーンエイジャーだった頃に誰もが持っていたハードな心。
そんなものがちゃんと表現されている気がするんだよね。

さて、ヒルビリーのヴォーカルであった宮城宗典は人気絶頂という88年に突然自殺してしまう。
こんなこともあって、今はまた別の意味まで加わって聴こえてしまうんだよね…。
それが良いことだとは決して思えないけれど、事実、切ない。

     **********

話は変わるが、このアルバムには重要な曲がもう1曲ある。
RCファンにはお馴染みだろうし、こちらのほうが知られているだろう。
忌野清志郎作の「バカンス」だ。
チャボと清志郎それぞれの単独作の曲が、他のアーティストの同じアルバムに入っている。
こんなアルバムはヒルビリーの1st以外にも、そんなに無いんじゃないかなぁ…。

宮城が亡くなった88年。
5月に日比谷野音で行われた追悼ライヴには仲井戸麗市も出演した。
チャボは " こんなコンサートは二度とやりたくねぇ! " とMCし、
「ティーンエイジャー」を歌ったという。
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ビシバシ純情!

前回、石田長生の記事のときに、このアルバムについてコメントしようかな、なんて思ったりしたのですが…とりあげられてうれしいです。

ただ、このアルバムを聴くと、いまだにちょっとせつなくなりますね。

うろ覚えですが、清志郎は宮城宗典の追悼ライブで「死んでいった奴より生きているヤツのことを考えようぜ」というような主旨のコメントをしたんじゃなかったでしたっけ?
当時、「宝島」かなんかで読んで「すげーコト言うなぁ…」と驚いた記憶があります。

あ、永瀬正敏は清志郎もヒルビリーも好きなんですよね(あんましカンケーないですが)。

月見家さん

>前回、石田長生の記事のときに
実は私も迷ったんですよ。ヒルビリーにしようかなーって。
この二つのカヴァーは、自分にとってまったく異なるヴァージョンなので、
例え少しだったとしても同じ記事に登場させることもできませんでした。

>このアルバムを聴くと、いまだにちょっとせつなくなりますね。
最後の「とぅなぁ~あ~あぁ~い!」のところは胸に刺さります…。

>「死んでいった奴より生きているヤツのことを考えようぜ」
知っています。私が読んだのはロッキン f のライヴ・レヴューだったと記憶しているんですが…。
でも、宝島かも。
どういう意味とニュアンスだったのかはわかりませんが、確かに凄いコメントですよね。
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