JUST ONE NIGHT/ERIC CLAPTON -1980-

英米日問わず、好きで思い入れがあるアーティストのライヴは、
それがある程度の規模を持つツアーであれば最低でも二度は観に行く。
例えばそれはローリング・ストーンズやポール・マッカートニー。
ブルース・スプリングスティーンにキッス。仲井戸麗市に忌野清志郎などである。

ジャパン・ツアーを終えたばかりのE.C.ことエリック・クラプトン。
彼も僕にとってはそんなアーティストの一人である…のだが、
実は彼の来日公演はすべて一日しか行っていないことに気が付いた。
今回もその例に漏れず、一日だけであったなぁ…。

ドミノズ時代の曲が主なセットリストだったため、
観に行く前は『Layla』や『Live At The Fillmore』を良く聴いていたが、
終わった後はやたらと70年代後半のアルバムを聴きたくなってしまった。
そんな気分と、先に挙げた「一日だけ」という事実。
そうだ!このカップリングに実にピッタリなアルバムがあるな。

それは79年の来日公演。武道館での、まさにE.C.の一夜を録音したライヴ盤。
『Just One Night』だ。

ギタリストとして聴くには地味な作品である78年の『Backless』発表後のライヴ。
そのためか音や演奏自体(特にギター)はナチュラルっぽさが強いけれど、
内容はブルース・ナンバーを軸にしたメニューで、渋くて力強い演奏となっている。
録音も良く、武道館のライヴ盤としても優れたものだと思う。
お馴染みのV.J.さんは、
今回のライヴに “ 『Layla』を聴かずに来るんぢゃないよ “ と主張している(笑)ようだが、
僕はこのアルバムも聴いてきて欲しかったな…と思う。
このアルバムで聴くことができる武道館の客の盛り上がり。
当時は何とも思わなかったけれど、今の耳にはとても感動的だ。
特に『Cocaine』での客席の大合唱(というのかな…笑)。
曲が始まった瞬間の歓声とそれに続く熱い手拍子。
そして「こけぃーん!」という叫び。
最近のライヴでは残念ながらこんな光景は観られなくなってしまった。

さて、来日前に朝日ドット・コムに載っていた記事はまだあるかな…、
と探したら見つかった。
E.C.はこんなことを言っていたんだよな。

  技を磨くためにすごく努力した。
  普通あまり練習しないが、
  きつい日程で技量のある若手と演奏して、呼び覚まされたんだ

  今は技術的に坂道を降りていると、はっきり突きつけられた。
  年をとれば技術は失われる。
  でも、心から演じること、
  感情をもっと簡潔に表現することを学べば、自然な進歩になる

あまりその発言が注目されるタイプの人じゃないけれど、
これを読んで僕は感動したんだよね。
発言どおりのライヴだったと思うな、今回は。

以前、E.C.のインタヴューを時代別にまとめたものが出ていた。
久しぶりに読み返してみよう。

2006年のJust One Nightを体験できて本当に良かったと思う。
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Blueさんが、Just One~を薦めているので、さっき帰って来たのですが、大音量で、早速かけてみています(笑)

…冒頭、L.ラッセルのSong For Youがかかったと思っちゃった(笑)
あんな、P.のイントロで始まるアルバムでしたっけ?
マジで、Blueさんに言われなければ、ここ数年?聴いていなかったアルバムでした(苦笑)
Laylaは予習に精を出しましたが(笑)

うん、Blueさんがおっしゃっている様に、ジミかもしれませんが、武道館。と言う地にMagicがあった頃の空気は今でも伝わって来る。って気がします。このアルバム♪

V.J.さん

>冒頭、L.ラッセルのSong For Youがかかったと思っちゃった(笑)
何かにも「Song For You」の完コピで始まる…と書かれていましたよ。
私も聴いたのは本当に久しぶりです。

>武道館。と言う地にMagicがあった
あったんですねぇ。
客席も含めてライヴっていう雰囲気がパックされていて感動しますよ。
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