忌野清志郎 完全復活祭 追加公演前夜の晩餐 1st Show ブルーノート東京 2008.2.18

会場に着いてから、しばらくは記念撮影なんかをして余裕で過ごす。

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もちろん楽しみにしていたけれど、さすがに武道館の前のような気分では無かった。

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開演前のB1ロビーは、既にかなりの混雑。上着を預けて、まずはグッズ売場に並ぶ。
ギリギリまで購入を迷っていたけれど、CDかDVDを買うと、
先着で清志郎直筆サイン色紙がもらえるのだ。
そのサイン色紙の実物を目にした途端、購入を決めた。
色紙には「'08 BlueNote」と書かれている。本当に記念になる。嬉しい。
しかも書かれているイラストにも何種類かあるのだ。ちなみに僕がもらったのはこれ。
あと、ここでも快気祝いをもらった。
もちろんBlueNote仕様らしいのだが、もったいなくて開封していない(笑)。

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さて、それまではリラックスしていたのだけれど、開場時間になった途端に緊張してくる。
ううっ…遂にここで清志郎を観られるのかー!

案内のスタッフに、できるだけ前で左側(チャボ側ね)と伝え、案内してもらう。
席に着く。
近い。ステージが近い。
あそこにバンドのメンバーと清志郎が立つのかと思うと震えてくる。
とは言っても開演まで1時間以上もある。

まずはドリンクをオーダー。
この日だけの特別なカクテル、その名も「完全復活」がメニューに用意されていた。
最高だぜBlueNote! もちろんこれを頼みました。
それにしても「完全復活をください」とオーダーするときの何とも言えない快感(笑)。

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清志郎に乾杯し、軽く飲み食いしながら開演を待つ。
テーブルで隣になった人ともお話がはずんだりして盛り上がる。
ちなみにその方は88年武道館のRCTシャツを着ていた。 イェーイ!

19時をちょっと過ぎて客電が落ちた! と、そこで一人の男性がステージ上に。
あれ?筑紫哲也さんだ。

筑紫さんは、本当はライヴを観に来ただけだったそうだが、
清志郎に前説を依頼されたとのこと。
なかなかヘヴィな話もあったが、それをユーモア混じりに話していたのが印象的だった。
僕自身はこの前説で緊張が解け、リラックスすることができたのは良かった。

さぁ、遂に開演だぁ!

ここでも武道館でスクリーンに映し出されていた映像から始まった。
武道館の時とは違って、お客さんはじっくりと見つめていた。

画面が完全復活の文字になる。遂にメンバーがステージへ登場する!
楽屋が客席の裏にあるようで、メンバーは客席を通ってステージに上るのだが、
運良く僕の席はこの通り道だった。

三宅! 梅津さん! コーちゃん! チャボ! 最高のライヴを演ってくれよ!

と一人一人に声をかけ、握手をした。

メンバーがステージに勢揃いする。その姿を観ただけで凄いものがある。
だってNICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市が、
目の前に立っているんだよ。
ほんの2~3メートル前に立っているんだよ。
これは凄いでしょう。

そして武道館同様に ” 今夜は楽しい夜にしましょう!” のやはり前説でスタート。
さぁ、「JUMP」だ! と思ったら…。

  ドコドンドン♪ ジャーン♪
  きみがいなけぇりゃぁ~

おわー! 何だー! マジかよー!

何とオープニングは「い・け・な・い ルージュ・マジック」で始まったのである。
もう会場は大騒ぎだ(笑)。
何というとんでもないサプライズ・オープニング!

メンバー同様、清志郎は歌いながらステージへ向かう。
もちろん客席は騒然となる。

清志郎が来るぞ。
僕のところへ来るぞ。
来る、来る、来る、来た!

目の前に、本当に目の前にあの忌野清志郎がいる。
マイクを持って「い・け・な・い ルージュ・マジック」を歌っている清志郎が、
僕の目の前にいる。

  キヨシロー! 

思わず僕は抱きついてしまった(笑)。

自身ではそんな行動を取るような人間ではないと思っていたので自分でも驚いたが、
素直にそんな気持ちだったんだろう。

とにかく一曲目からメーターがレッド・ゾーンへ触れた。
前日に友達から ” ブルーノートですから、R&B色強いメニューなのかな ”
というメールをもらっていて、僕も同じような思いだったから、
まさかこの曲で幕が開くとは想像すらしなかったわけだ。

すかさず二曲目には「毎日がブランニューデイ」。
聴くたびに名曲度がアップする。
共作者であるチャボがギターを弾いているのも効くなぁ。

ここで一息、清志郎のMCが入る。
今回は「外タレみたいだぜ」としきりに言っていた。
メルシーボクとかイッヒリーベディッヒとか(笑)。

そして、懐かしい曲を…と言って始まったのは「モーニング・コールをよろしく」。
もうね、何と言ったら良いか、たまりませんよ。

あのコーラスが聴こえてきて、そこへ清志郎の

  たのむよ 明日の朝 モーニング・コールをよろしく

という歌が入ってきた瞬間の幸せ。生きてて良かった。
続けて「君が僕を知ってる」。
そして「スローバラード」。

もうどうにでもしてください。

隣には、もしかしたら三人のRC時代から観ているのかな…
というファンがいたのだけれど、
ふと見ると、その女性は「スローバラード」でボロボロ泣いていた。
あの方は、何を思って聴いていたのかな。
終わってから話をすればよかったなと、ちょっと後悔している。
でもね、実は僕も「スローバラード」で泣いてしまいました。感動した。
曲が終わって、あわてて誰にもわからないように涙を拭いた。

「激しい雨」。
来たぞここでこの曲が。
僕自身、RCサクセションが きこえる という歌詞を清志郎と一緒に、
チャボのギターとコーちゃんのドラムで歌えるということの素敵さったら無いな。

清志郎による ” ロックン・ロール!” というMCで、チャボがあのリフを鳴らす。
「ドカドカうるさいR&Rバンド」。
こんなハコで聴くこの曲の、実に強力なこと!凄い!
そして日本の有名なロックン・ロールが続いた。

もうどうにでもしてください。

こんなことならば永遠に続いていって欲しいものである。
本編のラストは「Baby何もかも」。
ショート・ヴァージョンだったが、もちろん手を抜くことなくバッチリとキメていた。

アンコールはチャボ抜きのメンバーで「NIGHT AND DAY」。
そして「JUMP」の連発だ。

「JUMP」の終盤でも短いマント・ショーとなり、清志郎が退場する。
しかしバンドは演奏を止めない。
すると、清志郎がチャボと手を繋いで再登場するのである。
ここらあたりは、実に計算され考えられた演出であり、
ロック・ショーとしての盛り上げ方が本当に素晴らしいと思った。

そして、チャボがステージに戻り、「JUMP」が終り、
「雨あがりの夜空に」が始まるのである。

もうどうにでもしてください。

時間にして1時間半。とてもそんなに短い時間とは感じられなかった。

今回は、完全復活祭があったからこそ実現したBlueNote公演だろうと思う。
でも、完全復活祭を抜きにして、
例えばローリング・ストーンズがエル・モカンボで演奏したときのようなライヴ…
という見方もできるのではないか。
本当に凄いライヴだった。
この場所でこんなライヴを体験できたことが本当に嬉しい。
僕の手のひらは、武道館のときよりも痛みが残っている。

P.S.
僕が観たのは1st Showだが、何やら2nd Showはメニューが違ったらしいとの噂…。

※追記(2/19 1:20)
2nd Showのオープニングは「トランジスタ・ラジオ」できたそうです!
何と強烈なオープニング!
この他の1st Showとの違いは次の通り。
・「モーニング・コール~」→「雑踏」
・「スローバラード」→「多摩蘭坂」
・「NIGHT AND DAY」→「ダンスミュージック☆あいつ」
・「多摩蘭坂」の前に、新曲「ブルーノート・ブルース?」を演奏
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非公開コメント

わあ~~

わああ。。
なんと即効で詳細な熱いレポ。
しかも写真まで。。
ありがとう~~!

あの近さで、あのバンドが。清志郎が。チャボが。。たまりませんねえ。
それは、思わず抱きついてしまうかもしれない^^
しかし、一曲め、ルージュマジックとは。。。すごいサプライズだ~~

nobuさん

nobuさんもコメント早っ(笑)。嬉しいです。ありがとうございます。
武道館とはまた違った、凄いライヴでしたよ。

それにしても驚きのルージュ・マジックでした。
関西の追加公演、これは凄い曲が飛び出す可能性アリですね。

こんばんは

読み逃げする予定でしたが、
レポに感動してしまいました。
細やかなレポ、ありがとうです^^

rumiさん

コメントありがとうございます。嬉しいです。
時間が経たないうちに書いちゃおうと思いましたのでちょっと雑ですが、
演奏の順番はたぶんあっていると思います(笑)。


素敵なレポートをありがとうございます。
清志郎さんは、すべてに全力投球なのがよく分かりました。
歌も凄いけど、メニューまで・・・「完全復活を・・・!!」なんて言ってみたかったな~!
行った友人にお土産を頼まなかった事がくやまれますが・・。
選ばれし330人の、幸運おめでとう~~~!!!!
良かったね。

レポ待ってました!

blue さん、レポありがとうございます。
楽しませてもらいました!
「モーニングコール」かー、いいなー。
確かに「エル モカンボ」みたいですな。
請う、箱バン化!
ああ、今回ばかりは関東在住の方々がうらやましーです。
でも、演奏するメンバーにとっても
これらのライブはとても特別なものなのでしょうね。
請う、DVD化!

Blue Note行きたかったんだけど、職場も遠いし諦めちゃったんですよねぇ。
早退も考えたんですが(笑)、出張間近で忙しいこともあって、武道館も行けたし今回は見送ろう、って。。でもレポを読ませていただき…うぅ、かなり後悔(苦笑)。

清志郎さんに抱きついちゃったですか~。いいなー、私も抱きつきたい(違うって。笑)。
そういえば武道館で隣にいた女性の方も、RCの曲になるとボロボロ泣いてらっしゃいました。きっと、かなりの思い入れがあったんでしょうねぇ。

イェ~イ

いつも冷静沈着なBlueさんでも 舞い上がっちゃうことあるんだ(笑)
レポを読んでいると 本当に凝縮された密度の濃い時間だったことがうかがえます。
いいライブをすばらしいポジションで見れて本当によかったね。逃してたらきっとジェラシーだったかも~(笑)
では 大阪で!!

僕は行けなかった組なんですが、行った人から“オープニングが「いけないルージュマジック」だったっ!”って聞いた時は、悪い冗談は止してくれっ!って思いましたよ(笑)。
スゴイ選曲ですよね。絶対清志郎、みんなの反応を楽しんでると思います(笑)。

もうどうにでもしてください

まさに~!(笑)

凄いですね~!
こっちまで興奮しちゃいました!

武道館とはまた違ったサプライズ!?
そんなマジカで!
私も抱きつきたいですよ~(笑)

DVD化して欲しいです…

実は早朝、出勤前に読みました(笑)
絶対、スグ書いてくれてるハズと思ってましたよ。
武道館のスケールの大きい凄さとは対極の凄さがあったんでしょうね~。

minntoさん

コメントありがとうございます。嬉しいです。

>歌も凄いけど、メニューまで・・・「完全復活を・・・!!」なんて言ってみたかったな~!
「完全復活をください」は、なかなか気分が良かったですよ。
こんなオーダー、もう二度とできないでしょうから(笑)。

>選ばれし330人の、幸運おめでとう~~~!!!!
>良かったね。
イェーイ! どうもありがとう。

hisakata さん

>確かに「エル モカンボ」みたいですな。
そうなんですよ…って、ライヴ中はそんなこと思わなかったけど(笑)。

ayakoさん

>武道館も行けたし今回は見送ろう、って
見送っちゃダメだ、見送っちゃ(笑)。

>清志郎さんに抱きついちゃったですか~
書いておいてなんですが、そこはあまり強調しないように…。

お疲れ様でした。

ラッキーにも1st、2nd共に観れました♪
チャボさんや清志郎の飛び散る‘汗’にまみれて。
あのSTONESのParadisoみたいでした。
BLUEさんとも久しぶりの再会出来ました。
では大阪で...

yuko さん

>いつも冷静沈着なBlueさんでも 舞い上がっちゃうことあるんだ(笑)
いちお、私も人間ですから(笑)。

>すばらしいポジションで見れて
正確に言えば、ステージまで3~5メートルくらいかも。
ただ、実感としては2~3メートルでした。
でもね、私達のひとつ前のブロックのテーブル席なんて、
ステージまで1メートル無いんですよ。すんごいですよ!

Y.HAGA さん

>絶対清志郎、みんなの反応を楽しんでると思います(笑)。
ルージュ・マジックを予想していた人なんていないでしょう。
しかもオープニングですから。
清志郎サイドとしては、してやったり!でしょうねぇ。

ヒナさん

>私も抱きつきたいですよ~(笑)
ですから、そこは強調しないように…(笑)。

LA MOSCA さん

>武道館のスケールの大きい凄さとは対極の凄さがあったんでしょうね~
何が凄いって、目の前で演奏しているわけで…(笑)。
それに、何てったって楽器の生音が聴こえますから。
特にホーン・セクションは最高でした。

Black&Blue さん

>ラッキーにも1st、2nd共に観れました♪
おー、それは良かったですね。
それにしてもBlack&Blue さん、1stの席はサイコーだったじゃないですか!

抱きつきたい・・・・(T_T)

強調いたします。抱きつきたいっっっ!
武道館が終わって10日経っても清志ボケの毎日。
ブログに遊びに来てくれた清志ファンがうらやましすぎるリポートと
ここを教えてくれました。なるほど・・・うらやましいの域を超えてる。
詳細な内容に感動しました。すばらしいっ!
トラックバックさせてください。
モーニングコールが聴きたかった・・・(T_T)

御礼

いつも楽しく読ませてもらってます。
武道館は行けたのですが、ブルーノートは全滅でした。
セットリストだけは他の情報で知ったのですが、Blueさんの熱いレポ読んだら、
例に漏れずスルーできませんでした。
会社で仕事中だというのに、泣いてしまいました。。

愛のあるご報告ありがとうございました。

あんじゅさん

コメントありがとうございます。嬉しいです。

>強調いたします。抱きつきたいっっっ!
ですからそこは…。
もういいです(笑)。強調してください(笑)。

えー、あんじゅさんのブログも凄そうなので、後で遊びに行きますね。

ヤマゲロさん

コメントありがとうございます。嬉しいです。

はじめまして…の方々からとても嬉しいコメントを立て続けに頂いているので、
私自身が感動していますよ。
こんな小さい個人ブログのコメント欄だけのこととは言え、
日本中が清志郎の復活祭をお祝いしているような気さえしています。
どうもありがとう。

はじめまして

このブログの隠れファンの者です。
今回のレポは、羨ましいけど、それ以上にblueさんに行ってもらってよかった~、という気にさせる内容でした!
いつもと文体が違うところもあって、ちょっと新鮮です。
もう、どうにでもなってください(笑)

かーみっとさん

コメントありがとうございます。嬉しいです。
隠れてないで(笑)、これからもよろしくお願いします。

>羨ましいけど、それ以上にblueさんに行ってもらってよかった~
こう言ってもらえるのはとても嬉しいです。
今思えば、私は武道館よりも興奮していたようです。
これはどっちが良いか悪いかではなくて、
うまく言えませんが、武道館体験後だからこその反応だったのかな…って思っています。

「い・け・な・い ルージュ・マジック」!!
この曲で清志郎ファンになった僕は、もうびっくり!!
行けなかったけど、Blueさんのレポで光景が目に浮かんできました。
ありがとうございました!

フジさん

コメントありがとうございます。嬉しいです。

>「い・け・な・い ルージュ・マジック」!!
>この曲で清志郎ファンになった僕は、もうびっくり!!
フジさんと同じ時期にファンになった人はたくさんいると思いますよ。
ルージュ・マジックのインパクトは、当時既にRCファンだった私でも強烈でした。
レポには書きませんでしたが、
私はチャボが弾くこの曲のギター・ソロを聴いただけで感激でしたよ(笑)。

OH!抱きつきたい
とても抱きつきたい
俺は差別しない
OH抱きつきたい

いいないいな。

POP-ID さん

おっと「つ・き・あ・い・た・い」できましたかー(笑)。
でも、目の前に憧れのスーパースターがいるというのは本当に凄いですよ(笑)。

こんばんは。今日も過去の記事を(時には涙しながらも)楽しく読ませてもらっています。
ブルーノートブルースDVDで『モーニングコールをよろしく』で新井田さんが、「♪モーニングコールをよろしく~」と歌いながらドラム叩いてますよね。いつ観ても嬉しくなるシーンです。
私が『いけないルージュマジック』を聴いたのは8歳のとき『ザ・ベストテン』でした。「こんなオトナがおるんや!?」衝撃でした!チャボさんと清志郎が自分の親とまるきり同世代と知った時も衝撃でした。今思えば、あの時、「かっこいい」の基準を植え付けられた気がします。『いけないルージュマジック』生で聴いてみたかったな~

ナムロアミエさん

> こんばんは。今日も過去の記事を(時には涙しながらも)楽しく読ませてもらっています。
ブルーノート東京かぁ…。思い出しますねぇ。

> 私が『いけないルージュマジック』を聴いたのは8歳のとき『ザ・ベストテン』でした。
8歳ですか!

> 『いけないルージュマジック』生で聴いてみたかったな~
そういやぁ、この曲はほとんどライヴで演らなかったんじゃないかな。
Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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