中島みゆきコンサートツアー2007/ 2007.11.5 東京国際フォーラム
感動した。
もちろん大阪公演でも感激したのだが、あの時はどちらかと言うと爽やかな印象であり、
所謂 " じ~ん " というものとは違った感動だったのだけれど、今回はまさにその " じ~ん " だった。
東京国際フォーラムに来るのは初めて。凄い建物。
隣はよみうりホールなんですね。
トム・ヴァーラインをここで観たことを思い出してしまいました。

会場には三代目魚武濱田成夫による『I Love You,答えてくれ』のタイトル文字の実物が展示されていた。
これは見ものでした。

さて、大阪公演から1ヶ月。
ツアーも3分の1を消化し、音はもちろん構成もかなり整理されていたという印象だ。
MCも、肝心なところでは大阪とは違い余計な言葉は排除され、
言いたいことだけを発するというものになっていたと思う。
僕の席は1Fの中央からやや後ろであるがど真ん中。
ステージを全て見渡せる恰好の場所だった。
まず音の印象。
大阪のフェスティバルホールも音の良さを感じたが、ここ東京国際フォーラムは本当に素晴らしかった。
相変わらずリズム隊は前面に出ない音作りだったが、バランスはまったく問題なく、
とても心地よく楽しむことができた。
特に、あれだけのホールでギターがギターの音として客席に届くのは凄いと思った。
この音の良さは感動ものでした。
定刻から5分遅れで開演。
バンドが音を出し、中島みゆきがステージ後ろから現れた瞬間から、
僕は肉眼と双眼鏡を駆使し、彼女の姿を目に焼き付ける。
今回は席がみゆきの立ち位置と真正面になるため、双眼鏡を覗くとすぐ目の前で歌っていることになる。
大阪では2F席だったので上から見おろしていたのだが、ここでは全身をバッチリと確認できたわけだ。
オープニング。マイク・スタンドの前に立ったときから、もう既にオーラが違う。
照明なんか無くても、そこだけが輝いている(笑)。本当にそうなんだから(笑)。
声も調子が良さそうだった。
今夜もたっぷりと中島ワールドを楽しめることができた。
もちろん大阪公演でも感激したのだが、あの時はどちらかと言うと爽やかな印象であり、
所謂 " じ~ん " というものとは違った感動だったのだけれど、今回はまさにその " じ~ん " だった。
東京国際フォーラムに来るのは初めて。凄い建物。
隣はよみうりホールなんですね。
トム・ヴァーラインをここで観たことを思い出してしまいました。



会場には三代目魚武濱田成夫による『I Love You,答えてくれ』のタイトル文字の実物が展示されていた。
これは見ものでした。


さて、大阪公演から1ヶ月。
ツアーも3分の1を消化し、音はもちろん構成もかなり整理されていたという印象だ。
MCも、肝心なところでは大阪とは違い余計な言葉は排除され、
言いたいことだけを発するというものになっていたと思う。
僕の席は1Fの中央からやや後ろであるがど真ん中。
ステージを全て見渡せる恰好の場所だった。
まず音の印象。
大阪のフェスティバルホールも音の良さを感じたが、ここ東京国際フォーラムは本当に素晴らしかった。
相変わらずリズム隊は前面に出ない音作りだったが、バランスはまったく問題なく、
とても心地よく楽しむことができた。
特に、あれだけのホールでギターがギターの音として客席に届くのは凄いと思った。
この音の良さは感動ものでした。
定刻から5分遅れで開演。
バンドが音を出し、中島みゆきがステージ後ろから現れた瞬間から、
僕は肉眼と双眼鏡を駆使し、彼女の姿を目に焼き付ける。
今回は席がみゆきの立ち位置と真正面になるため、双眼鏡を覗くとすぐ目の前で歌っていることになる。
大阪では2F席だったので上から見おろしていたのだが、ここでは全身をバッチリと確認できたわけだ。
オープニング。マイク・スタンドの前に立ったときから、もう既にオーラが違う。
照明なんか無くても、そこだけが輝いている(笑)。本当にそうなんだから(笑)。
声も調子が良さそうだった。
今夜もたっぷりと中島ワールドを楽しめることができた。
メニューは僕が観た大阪とは違うパターンだった。これはラッキーである。
今回のツアーは2パターンのメニューを用意し、それを交互に出しているようだ。
例え大阪と同じメニューであったとしても、それはそれで新たにじっくりと聴きなおせるので良かったのだが、
やはり1ツアーでふたつのコンサートを楽しめたのは嬉しい。
ちなみに僕が観た大阪との違いは次の通り。
●大阪(10/4) → 東京(11/5)
with → EAST ASIA
ホームにて → 蕎麦屋
命の別名 → 糸
それでは、印象に残った曲をいくつか。
前半のハイライトは、やはり「ララバイSINGER」。
「アザミ嬢のララバイ」がサビに歌いこまれたスペシャル・ヴァージョンだが、
このアレンジは秀逸。沁みる。
そして中盤の「ファイト!」。
直立し、正面を見つめたままでこの名曲を歌う中島みゆきは迫力満点。
様々なアーティストにカヴァーされている曲だが、本人のライヴ・ヴァージョンを観たら、
とてもカヴァーしようとは思わないのではないか…というか、できないと思うよ(笑)。
その理由のひとつは、この日の「ファイト!」が終わった後、
僕の隣の男性がひとことこう言ったことでもわかるだろう。
すげぇ
本当にこう言ったのだ。言わなかっただけで、他にもそう思った人は多かったと思うが。
僕が特に印象的だったのが、この曲を歌う彼女の両手。
歌っているあいだは、ずっと両手を握ったままだった。
ラストの歌詞 " ああ 小鳥たちの群れきらきらと♪ " のところで、
やっと手を前に差し出して開いたのだが、それまでの握りこぶしは何だったのか。
そういえば、「ファイト!」には" 悔しさを握りしめすぎたこぶしの中 爪が突き刺さる " という歌詞がある。
「誕生」は今回のツアーのテーマのひとつとも言える曲。
生まれたときは誰でも言われたWelcome、それを思い出して…というスケールが大きな名曲。
熱唱だ。
そして本編ラストの「重き荷を負いて」。実はここでも彼女の両手に目が行った。
" がんばってから死にたいな♪ " を歌うところで、やはり両手が握りこぶしになる。
この曲を歌い終え、ステージを去る中島みゆきの後姿。
しびれた!
アンコール。「本日、未熟者」からのロック三連発。
中でも「地上の星」のテンションは高かった。
僕の好きなぶっ飛んだ中島みゆきになりかけていた。
「背広の下のロックンロール」は、アルバムで聴いたときはそんなに目立つ曲じゃなかったのだが、
こんなにライヴのラスト・ナンバーとしてはまるとは思わなかった。感動的な締めくくりだと思う。
2時間40分、たっぷりと中島ワールドを堪能。
それにしても、「with」や「EAST ASIA」、
「ファイト!」に「誕生」「重き荷を負いて」等の大作が目立ってはいるが、
今回のツアーで歌われている曲は、新曲も過去の曲もドラマチックなものばかりであるなぁ。
ツアーは映像作品となる予定みたいなので楽しみだ。
感動的な作品が届けられることは間違いないだろう。
今回のツアーは2パターンのメニューを用意し、それを交互に出しているようだ。
例え大阪と同じメニューであったとしても、それはそれで新たにじっくりと聴きなおせるので良かったのだが、
やはり1ツアーでふたつのコンサートを楽しめたのは嬉しい。
ちなみに僕が観た大阪との違いは次の通り。
●大阪(10/4) → 東京(11/5)
with → EAST ASIA
ホームにて → 蕎麦屋
命の別名 → 糸
それでは、印象に残った曲をいくつか。
前半のハイライトは、やはり「ララバイSINGER」。
「アザミ嬢のララバイ」がサビに歌いこまれたスペシャル・ヴァージョンだが、
このアレンジは秀逸。沁みる。
そして中盤の「ファイト!」。
直立し、正面を見つめたままでこの名曲を歌う中島みゆきは迫力満点。
様々なアーティストにカヴァーされている曲だが、本人のライヴ・ヴァージョンを観たら、
とてもカヴァーしようとは思わないのではないか…というか、できないと思うよ(笑)。
その理由のひとつは、この日の「ファイト!」が終わった後、
僕の隣の男性がひとことこう言ったことでもわかるだろう。
すげぇ
本当にこう言ったのだ。言わなかっただけで、他にもそう思った人は多かったと思うが。
僕が特に印象的だったのが、この曲を歌う彼女の両手。
歌っているあいだは、ずっと両手を握ったままだった。
ラストの歌詞 " ああ 小鳥たちの群れきらきらと♪ " のところで、
やっと手を前に差し出して開いたのだが、それまでの握りこぶしは何だったのか。
そういえば、「ファイト!」には" 悔しさを握りしめすぎたこぶしの中 爪が突き刺さる " という歌詞がある。
「誕生」は今回のツアーのテーマのひとつとも言える曲。
生まれたときは誰でも言われたWelcome、それを思い出して…というスケールが大きな名曲。
熱唱だ。
そして本編ラストの「重き荷を負いて」。実はここでも彼女の両手に目が行った。
" がんばってから死にたいな♪ " を歌うところで、やはり両手が握りこぶしになる。
この曲を歌い終え、ステージを去る中島みゆきの後姿。
しびれた!
アンコール。「本日、未熟者」からのロック三連発。
中でも「地上の星」のテンションは高かった。
僕の好きなぶっ飛んだ中島みゆきになりかけていた。
「背広の下のロックンロール」は、アルバムで聴いたときはそんなに目立つ曲じゃなかったのだが、
こんなにライヴのラスト・ナンバーとしてはまるとは思わなかった。感動的な締めくくりだと思う。
2時間40分、たっぷりと中島ワールドを堪能。
それにしても、「with」や「EAST ASIA」、
「ファイト!」に「誕生」「重き荷を負いて」等の大作が目立ってはいるが、
今回のツアーで歌われている曲は、新曲も過去の曲もドラマチックなものばかりであるなぁ。
ツアーは映像作品となる予定みたいなので楽しみだ。
感動的な作品が届けられることは間違いないだろう。
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