浜田真理子 mariko live ~花鳥風月~ 2007.10.13 神奈川県立音楽堂

浜田真理子の音楽を演奏し、そして聴くためには最適の会場だったと思う。
こんなに心地良く音楽を楽しめたのは初めてかもしれない。
少なくとも僕の席では音響はまったく問題なかった。
それどころか完璧と言ってもいいくらいであった。

神奈川県立音楽堂

所謂公立の施設としては日本で初めての本格的な音楽専用のホールということだ。
※以下、公式サイトから引用
  ロンドンのロイヤルフェスティバルホールをモデルに、
  最高の音響効果をあげるように設計されたホールは、開館当時『東洋一の響き』と絶賛され、
  その響きは今も国内はもちろん海外からも高い評価を受けています。
  ホールの壁面はすべて「木」で作られており、
  そのアコースティックな響きは50年を経た今でも人々に感動をあたえつづけています。

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浜田真理子自身、ライヴ中にこのことについてMCしていた。
たくさんの音楽や歓声などが沁み込んだホール云々と話していたが、その通りだと思う。
歴史があるホールというのは、それだけたくさんの良質な音楽を吸い込んでいるのだ。
その結果、もし、そのホール自身が意思を持ち、
お客さんに良い音を聴かせようとするようになったとしても、
僕は信じてしまうかもしれない。

さて、5月のクアトロ以来のライヴである。
ステージには中央にピアノが置いてあるだけ。
これが雰囲気あるホールとマッチしており、何とも独特な景色であった。
浜田真理子がここで歌うのか…と思うと、自然とテンションが上がってくる。
さすがにライヴは二回目なので、緊張して固くなるようなことは無かったけれど、
気持ちはドキドキしていた。

ライヴは二部構成。
それぞれ衣装も青と紫のドレスと雰囲気を変えていたのも素敵だった。
※当日のセット・リストはご本人のブログへ

オープニングはインストゥルメンタル。
ヴォーカルは無いが、僕は彼女の弾くピアノも大好きなので、一気に引き込まれてしまった。
曲のあいだに長めのMCを挟みつつ、一部はあっという間に終了。
実際には40~50分程あったと思うが、
集中していたらあっという間に時間が経過したというのが実感だ。

ここで15分の休憩が入る。
ライヴは決して時間が長いわけでは無い。
だから休憩があるというのに慣れていないので新鮮だったが、
これは良い意味で客側も気分の切り替えができるものだな。
単なる休みというよりも、ここもライヴの一部と考えれば良いのである。
ブルース・スプリングスティーンのライヴ
で体験した休憩とは、ちょっと違うと思う(笑)。

そして第二部。
「風の音」と「爪紅のワルツ」の連発は、僕には凄すぎた。
彼女の音楽に対してのめり込むことが決定的になったのが『夜も昼も』なので、
このアルバム収録曲は、どうしても僕の耳には他の曲とは違う色で聴こえてしまうのである。
これはこの後に歌われた「十五夜」と「胸の小箱」も同じで、
そこだけが浮き上がっているようだった。

話はちょっとそれるが、僕は気に入った曲があると、
たまにそれを尋常ではない聴き方をすることがある。
Walkmanでその曲だけをリピート再生して聴き続けるのだが、
一日中というのは当たり前で、
過去には2~3日続けてというのも普通にあり、一週間近くと言うのもあった。
例えばそれは忌野清志郎の「JUMP」であり、麗蘭の「Simple Love Song」であり、
中島みゆきの「六花」であり、ROCK’N’ROLL GYPSIESの「TRUCKIN’」であった。
そんな曲の中に、浜田真理子の「爪紅のワルツ」も入っているのである。
こんなこともあったので、「爪紅のワルツ」は嬉しかった。
ちなみに僕が観た二回のライヴでは、両方ともこの曲を歌ってくれたことになる。
ラッキーである。

ライヴは新曲やカヴァーも交えて進行したが、まずは印象に残ったカヴァー曲。
横浜の曲を…というMCで歌われた「横浜ホンキートンクブルース」。
これは感激でした。
僕自身も一時期、
エディ藩のシングル(A面は日本語、B面は英語ヴァージョンのカップリング)を良く聴いており、
個人的にも横浜を歌った曲としては、すぐにアタマに浮かぶものだ。
これは好カヴァーでした。

新曲では、あなたが私の目を見て愛が始まった…と歌われた「愛の風」が印象に残る。
こういったストレートで迫力のある彼女のラヴ・ソングは本当に魅力的だ。
しかも、それは囁くようでいて、実は声量がある力強いヴォーカルで、
誰もがどこかで聴いたことがあるような易しくわかりやすい、
それでいてココロにまで届くメロディなのだから、沁みないわけが無いのだ。

「胸の小箱」の切ないイントロが始り、ライヴの終りが近づく。
もう終りなのか…という名残惜しさよりも、
本当に良かったなぁ…という幸せな気分になる。

  さようなこと ならば  
  さようならの ことば

この秀逸な歌詞を持ち出すまでもなく、名曲だ。

そのヴォーカルとピアノだけで圧倒的な世界を作り出すため、
本人が言うところの爆笑トーク(笑)が無かったとしたら、
ライヴの印象はかなり変わってしまうだろう。
初めて観たクアトロでは、
そのMCが歌の世界を切ってしまうようでもったいないみたいな感想を持ったのだが、
きっとこのスタイルで正解なのだろうな。
実際に、今回はクアトロよりも違和感無く自然に楽しむことができたし。
だいいち、MCも含めて曲のテーマを前面に出し、
歌われている世界に引き込むような演出を施したライヴを演ったとしたら…。
良くも悪くもとんでもないものになってしまうと思うが、
ただ、一度はそんなライヴも体験してみたいものだ。

ライヴ後、サイン会が開かれた。
大好きなジャケットの『Love song』にサインをして頂く。
少しだけお話もでき、感激な横浜の一日は終わった。

CIMG6446.jpg

来年は1stアルバムを発表して10年。それを記念したツアーも計画されているらしい。
もちろん楽しみだが、できれば4枚目のアルバムもお願いしたい。
10年で3枚のペースということは、そろそろ…ですよね(笑)。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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