仲井戸CHABO麗市 Online Acoustic LIVE 2020 [ソロアルバム1枚を全曲演るライブ Vol.2] 南青山MANDALA 2020.8.6

Vol.2が前回から10日後に開催されたのには驚いた。
ファンとしてはうれしいことではあるけれど、
これからもこのペースで行われるのだろうか。

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『THE仲井戸麗市BOOK』に続き、今回は『絵』。
今年は1stアルバムから35年、2ndアルバムから30年。
記念すべき年だったわけだが、
結果としてアニヴァーサリーなライヴが行われたことはよかったと思う。

当たり前のことだが、アルバムの世界観にふれるには、
ライヴであっても収録曲を並べられた通りに聴けることが最適だ。
しかもそれが自分にとって大切な作品であれば期待は膨らむ。

前回同様、2020年の『絵』だったことが素晴らしいと思ったが、
今の『絵』だったからこそ、30年前の『絵』の色が僕にはさらに濃くなっていた。
内省的と語られることが多いアルバムだが、
実はハードな生身のチャボを聴くことができる唯一の作品…と、
常々思っていることが、今回のライヴでそれが確信になったかもしれない。

通して優しいMCで進行させていたが、
まるで全曲解説のような内容だったため、制作背景や曲…、
特に歌詞についての今昔のこだわりを聞かされると、
語るチャボが笑顔であるからこそ、当時との対比が大きく浮かび上がり、
発表当時の決して軽くはないチャボの状況が想像できる。
それこそ『THE仲井戸麗市BOOK』よりもヘヴィに感じられたのは、
当たらずとも遠からずだと思う。

こうした感想を持ったのは、時間がそうさせたのか、
それとも実際にそうなのかわからないが、あらためて思うのは、
『絵』はチャボの30代を締めくくるに相応しいエピローグだったということだ。

今夜のライヴで、僕の『絵』は「ホーボーヘ」と「スケッチ '89・夏」なのだと理解した。
アルバム一枚で1曲的な作品だと思ってきたその印象は変わらない。
ただ、「ホーボーヘ」と「スケッチ '89・夏」に来た瞬間に、
聴いてきた…いや描いてきた絵が完成するように思えるからだ。
この2曲が最後の一筆に感じられるのである。

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僕にとって今のチャボのライヴからは、
その場で鳴る音だけではなく、いるはずのない人や、
あるはずのない楽器までが聴こえる。
これは40年ものあいだ好きで憧れ続けて聴いてきた年月の収穫、
そして年月のご褒美だろう。もちろん音楽の魅力でもある。
配信とはいえ、今回もそれは同じで、
「ホーボーへ」では30年前の渋谷公会堂で聴いたリンコさんの弓ベース、
そして「スケッチ '89・夏」ではリコーダーが時を経てアタマの中で再生された。
涙が出た。


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