I LOVE YOU,答えてくれ/中島みゆき -2007-

前作 『ララバイSINGER』 を作る時点で、
今回の新作に収録されたものを含めて、曲が既に揃っていたそうである。
それらの曲を二つに振り分けた結果が、この二枚らしい。
『ララバイSINGER』 は何となく重い雰囲気が感じられる作品だったが、
『I LOVE YOU,答えてくれ』 は、全体的に突き抜けたような曲が並んでいる。
これは意識して曲を選んだためだろう。
ということは、性質は違うが、この二枚はひとつの作品として考えられるかもしれない。

発売前から " ロック " というキーワードがあったから、僕自身はかなり期待していた。
はたして出てきた音は、ミディアム・テンポな8ビートの骨太なサウンドであった。
聴く前には「早いテンポの曲が並ぶのかな…」なんて想像していたので、これは少し肩透かしだった。
まぁ、これは中島みゆきのお得意なアレンジであるので安心して聴くことができるのだが…。

ただ、過去に聴いてきたそれとはちょっと質が違うような気がする。
アルバム全体でフィーチャーされているわけではないのだが、
とても効果的に響くサックスにトロンボーン、トランペット。
このアレンジがなかなかポイントになっていると思う。
これがそんな理由のひとつかもしれない。

また、ヴォーカルも強力で、良い意味でラフなみゆき節を全編で聴くことができる。
けれど決してヘヴィにならず、開放感があり、気持ちが良い。
泣きのマイナーなメロディが少ないのも、そんな風に感じる要因でもあるだろう。

収録曲では、ストレートな曲達のど真ん中に位置するゴスペル風味の 『Nobody Is Right』 がいい。
名曲である。

アルバム 『ララバイSINGER』 と 『I LOVE YOU,答えてくれ』 は、
コンサートでやることを前提にして作られたという。
明日、遂に体験することができる中島みゆきのライヴ。
これらの曲がどのように演奏され、歌われるのか。

今夜は寝られないかもしれない(笑)。

中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2007-10-03

関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

No title

「ララバイ」は、Colaiutaの演奏が4曲、このアルバムは、Colaiuta参加なしで、不思議に思ってましたが、この2作はセットなんですね。

Colaiuta抜きで制作する意図が当初からあったみたいで、その点、少し納得しました。

Re: enneagram さん

曲を振り分けたらたまたま…というわけではないのかな。
いずれにせよ、参加ミュージシャンのみならず、
サウンド面から語られる中島みゆきには興味を持ち続けてます。
Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ