さらば夏の日 '64 AUG./仲井戸麗市 from『THE仲井戸麗市BOOK』-1985-

今年の夏は本当に暑かった。

なかなか梅雨が明けなかったので、
「これじゃ夏は短くなるなぁ…」と高をくくっていたのだが、
短い代わりに強烈な暑さだった。

毎年のように「暑い、暑い」と過ごすわけだが、今年はとにかく「熱い」夏だった。
とりわけお盆の辺りの猛暑。
あんなのは、本来の " 夏らしい夏 " なんて気軽に呼べるもんじゃないだろう。
暑さで線路が曲がるなんて、笑い話にもなりゃしない。

夏が思い切り苦手な僕だが、
それでもここ数年は毎年「今年こそ夏を好きになれるかな」なんてことを思っている。
もちろん、思っているだけで終わってしまうというのもここ数年は毎年のことだ。

だけど、イメージとしての夏は、こんな僕にとってもそりゃ最高の季節である。
チャボが歌う夏に代表される太陽がいっぱいで青い空。
潮風の香りと夕立の気配。
冷たいビールに花火大会。
そして女の子…といった輝く季節、きらめく季節。

こんな夏に憧れ続けてずいぶん経つ。
だけど、いつも自分で見て、感じて、過ごしての実感は…。
それこそそんな夏が来るというのは、僕にとっては真夏の夜の夢物語のようだ。

  Q:今年の夏はいいことがありましたか?
  A:あるよ。あった。

真夏の郵便局から蒼空が届けられる " 真冬の熱帯夜 " 。
僕にはこちらのほうがいまだに魅力的だ。

夏が終わった。
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