Michiro,Get The Help!とゲイノー・ブラザーズ ※下山淳フェアその4

下山淳フェアは、まだ続きます(笑)。

スターリン解散後の遠藤ミチロウは、
Michiro,Get The Help!名義で『オデッセイ・1985・SEX』というシリーズ3連作を発表する。
この3連作は12インチ・ミニ・アルバムで、
G.N.P(グロテスク・ニュー・ポップ)とミチロウ自らがタイトルしたジャンルであった。
音楽的には、ハードなディストーション・ギターを中心としたリフレインをバックに、
ミチロウが言葉を叩きつけるというスタイルが主である。
スターリンを彷彿させるコンパクトな曲もあるが、ほとんどはまったく違うコンセプトであった。
でも、僕自身は特に違和感無く聴くことができた。
もちろんギターに下山淳が参加していたからというのも、その理由のひとつである。

ギタリストにはスターリン解散ライヴでギターを弾いていたONOもクレジットされているので、
純粋に下山だけのプレイを楽しめるわけではない。
実際に、ONOと下山のプレイを聴き分けるのも難しい。
でも、このタイトでハードなサウンドは、なかなかPOPである。
アヴァンギャルド的な音楽でもあるが、
まさにミチロウが言うところのグロテスクで新しいPOP。

丸尾末広のイラストや、ステッカーやサイン色紙など、何故だかオマケも多かった。
そんなオマケの中でも嬉しかったのは、アルバムとは別テイクの「HELP!」のソノシートである。
もちろんビートルズで、これがなかなかの好カヴァーなのだ。
下山と思われるギター・ソロも聴き応えがある。

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3連作後、ミチロウはゲイノー・ブラザーズを結成。
下山淳もそのまま参加した。
このバンドでは『破産』というアルバムを発表している。
ユニット的な音であったMichiro,Get The Help!よりバンド・サウンドになり、
聴きやすさもこちらのほうが上だと思う。

CIMG6231.jpg

Michiro,Get The Help!とゲイノー・ブラザーズの二つは、
ミチロウの活動の中でどのような評価なのかがわからない。
僕自身も、下山が参加していたから興味を持って接していただけみたいなものである。
ただ、今の耳で聴くと新鮮であり、
ミチロウの歌も当時よりハッキリと頭の中に飛び込んできたのには驚いた。
今回の下山フェアで聴いた中で、個人的に再評価できたのがこれらであった。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

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