COUNTDOWN JAPAN 1920 仲井戸CHABO麗市 MOON STAGE 幕張メッセ 2019.12.31.

チャボは年末の磔磔、麗蘭のライヴを忘年会と表現する。
それならば、CDJは何なのだろう?

これまで10年、ここでのチャボを観てきているが、
その佇まいやオーラが普段とは明らかに違うように見える。
あるときのステージ上では、
スポットに照らされたギターを抱えた姿に神々しささえ感じたこともある。

ラスト・ナンバー「雨あがりの夜空に」後に、
“ 愛しあってるかい “ ではなく “ 愛しあってるぞ “ と叫び、
手にしていたギターを放り投げ、
何とも言いようの無いやり切れなさを見たような、
最後の最後に何かにぶつけなければならないモノが噴出したような、
2009年のラスト・シーン。
CHABO BANDで何の前ぶれもなくぶちかまされた、
『RHAPSODY』 のA面2曲目、「エネルギー oh エネルギー」は2010年。
ギターを打楽器として使って「労働歌」を歌い、
俺は打ちのめされずにぶちかます…と「マイ・ウェイ」に繋げ、
" 俺は行くぜ、俺はやるぜ " モードで通した2011年。
長めのインプロからの「Hey Hey, My My(Into The Black)」で、
“ ロックン・ロールは滅びやしない " とディストーションで放った2014年。
俺がいく道はロックン・ロールだ!と宣言したSoul Matesは2018年。

というように、僕が感じる名場面も多い。

渋谷(陽一)が呼んでくれるならば、俺は出る…と公言しているCDJだが、
その年を終わらせるために、
そして次の年へ繋げるために、
チャボにとって必要な場なのかもしれない。

image1 (1)

1 お正月〜Dr.Johnに捧ぐ~ Thankyou&bye-bye Mr.Dr.John
2 お正月〜エメラルドの伝説
3 お正月〜仰げば尊し
4 お正月〜太陽がいっぱい
5 レクイエム
6 打破

セットリストを見ての通り、演奏された曲のアタマには「お正月」が歌われた。
その歌詞はこうだ。
 
  もうひとつ寝るとお正月
  お正月が来る前に
  今 歌っておきたいぜ
  西暦2019年 暮れゆく前に

この歌詞からわかるように、
チャボは自身で歌っておきたい、
奏でておきたいものをあの場で演ったのである。
おそらくここでは観客の視点は考えられていないだろう。
あくまでも仲井戸麗市の2019年が暮れゆく前に演りたいことだけがあった。
しかし、だからこそ、ザ・仲井戸麗市のステージになったのだと思う。

Dr.John、萩原健一、遠藤ミチロウ、マリー・ラフォレ、
それぞれに捧げられた曲の後には、各々の命日までもが読みあげられる。
ステージが進むにつれ会場がシーンとなっていく気がした。
いや、実際にシーンとしてしまった…というよりも、
チャボがシーンとさせてしまったのだが、そこにネガティヴな空気はなかった。
あの場にいたみんなが、歌っておきたい歌を歌うチャボを理解して受け止め、
自分にもそれを置きかえていたように思う。
結果として、MOON STAGEにいた人たちも、
新しい年、良い年を迎えるために、
2019年が暮れゆく前に終わらせておきたいものを、
チャボと一緒にココロの中で歌っていたのではないか。
そんな風に思える静けさだった。

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MOON STAGEで初めてチャボを観た人も少なくないだろう。
さらに、CDJの会場は、それぞれのステージの外でも、
音漏れによりどんなライヴなのかが簡単に把握できる。
チャボのステージも、MOON STAGEのすぐ外にいた人たちには、
ハッキリと聴こえていたと思うのだが、それはどのように聴こえていたのか、
どう聴いたのかを思うと、痛快な気分になると同時にとても気になることでもある。
少しでも誰かに刺さってくれていたらいいなって思う。

いずれにせよ、仲井戸麗市のCDJにおいて、
また僕にとっての名場面がひとつ増えた2019年だった。
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