唄の市 ギタースタイルブック -1973-

去年の年末に出た『古井戸イエスタデイズ』をもって、
エレックから出ていた古井戸のオリジナル・アルバムはすべてCDで復刻された。
オムニバスや唄の市でのライヴなどにも古井戸は収録されているが、

『古井戸の世界』
『オレンジ色のすけっち』
『ぽえじー』
『古井戸ライブ』
『四季の詩』
『古井戸イエスタデイズ』

この6枚を揃えれば、エレック時代はOKと言ってもいいだろう。

さて、エレックの古井戸CD化のラストとして、珍品中の珍品を紹介します。
それは『唄の市ギタースタイルブック』というもの。
これは何かと言うと、タイトルにあるようにギターの教則本なのだ(笑)。


オムニバス(2007-03-21)
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要するに音つきの教則本で、レコードはカラオケなのである。
ギターを弾く時の基本的な奏法解説と、収録曲をプレイする際のアドバイス、
そして楽譜が載っている。
このスタイルブックを見て、カラオケを聴いてギターを練習しましょうという企画ものなのだ。

ただし、このレコードが凄いのは、
既に作品として発表された曲からヴォーカル・パートを抜いてカラオケにしたのではなく、
この企画のために、新たに本人達が演奏していることだ。
古井戸は「インスタントラーメン」「ポスターカラー」「もうねむたいよ」、
そして「終りです」の4曲が収録されている。
「インスタントラーメン」の冒頭では、
加奈崎芳太郎による、まるでライヴのようなMCが入っているのが楽しい。
チャボのくすっという笑い声(?)も一瞬だけど聴くことができる。
更に「もうねむたいよ」は口笛も吹いているので、
この曲は大袈裟に言えば、別ヴァージョンと言ってもいいかもしれない。

ヴォーカルが無いために二人のパートがハッキリとわかるし、
何と言っても、古井戸時代のチャボのプレイをバッチリと聴けるのが嬉しい。
ただ、聴いた限りの個人的な感想は、二人ともそんなに乗ってプレイしていないようだし、
変にリラックスしている感じもあるから、ちょっと物足りない。
初めて聴いたときは、「ポスターカラー」がとても楽しみだった。
ライヴでのこの曲はとても素敵だったし、チャボが全編で弾きまくるギターも最高だったからだ。
でも、単に弾いてみました的な出来で、期待が大きかった分がっかりしたものだ。

そうは言っても、僕のような人間には興味深い音源であるし、
チャボの熱心なマニアなら持っているべきアイテムだと思う。

ちなみに、古井戸以外では、泉谷しげるの二曲が凄い。
だって「黒いカバン」だよ(笑)。
これのカラオケというだけでも凄いのに、泉谷本人が弾いているんだからさー(笑)。
最高だよ(笑)。
もう一曲は「春夏秋冬」。
これまたとてもマジに弾いているのが、今聴くと何だか可笑しい。

古井戸と泉谷の6曲だけで、僕には価値がある作品です。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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