CHABOのKing Biscuit Time #13 南青山MANDALA 2019.5.14.

この日はデモ音源や、路上や駅構内などで録音されたものなどを含め、
チャボ的にめずらしいと判断された音源を取りあげる内容だった。
テーマがテーマだから非常にマニアックな講義を受けているようだったが、
講師がチャボなので、よい意味で堅苦しくなく楽しめた。

いつものことながら、有名なバンドやアーティストはかけない宣言があったが、
逆にこうしたテーマは誰もが知っている曲であればあるほど楽しめるはずだ。
例を挙げると、ダイアー・ストレイツの「悲しきサルタン」。
リトル・フィートの「ダウン・ビロウ・ザ・ボーダーライン」。
それぞれのデモ音源と正式に発表された音源の聴き比べがあったが、
なかなかにマニアックな選曲だ。
すべてのお客さんがロックに幅広く精通しているわけではないから、
この聴き比べ部分はメジャーな曲にしてもよかったんじゃないかとの思いはある。
ビートルズの「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」とかね。
それでも通してトークと曲に惹きこまれ続けた夜だった。

時間が進むにつれ " このテーマならチャボ自身のデモ音源を聴かせてくれるかも " 。
当然のようにこうした思いが出てくる。
過去にもCHABO BANDの「リトル・ウィング」リハーサル音源をかけたことがあるし、
ラジオではRCサクセション1980年クリスマスの渋谷公会堂ライヴをかけたこともある。
期待していた…ら、その予想のはるか上を行く音源を持ってきてくれていた。

IMG_4119.jpeg

キヨシロー&チャボ 2006年4月 at ロッ研

チャボが手にするディスクにはこう書かれているという。
そう、アルバム『夢助』用の共作曲のデモ音源をかけてくれたのである。
曲は…のちに「毎日がブランニューデイ」「激しい雨」となる原曲だ!

チャボによれば演奏は清志郎と二人だけだと言っていた。
ドラムとキーボードを清志郎が担当し、チャボは歌とギター。
しかし、歌詞はまだない。
音源にはベースも入っていたように思うので、
チャボの言うとおり二人だけのセッションならば弾いているのは清志郎だろう。
しかし、「Oh!RADIO」のカップリングで発表された「激しい雨」のPrivate Session。
ここでは三宅伸治がベースを弾いているので、彼のプレイ、または被せた可能性もある。
ただしチャボがかけたのは2006年4月。
正式に発表されたPrivate Sessionは2006年5月。
1ヶ月の間があるので、僕としては二人だけのセッションであってほしいと思っている。

聴いてるあいだ、アタマは真っ白、ココロとカラダは真っ新だったが、
その中に清志郎とチャボの物語が詰まった音がすごい勢いで流れ込んできた。
二人だけの演奏でココロとカラダが満たされていった。
よく " 胸がいっぱいになった " と表現されるが、これの実体験はこういうことかと思った。
言葉がない…というか、この状態を表せる言葉はこの世に存在しない。
僕にとっては貴重を超えた国宝的音源であった。

もう1曲、モータウンを狙った未完成作品も聴かせてくれたが、
これはのちに麗蘭のライヴで演奏した曲になったようだった。

     **********

CHABOのKing Biscuit Time。
チャボと一緒に音楽を聴く。
言葉にすればこれだけのことなのだが、決してラジオのリアル版ということではない。

もし、誰かに " 何を聴かせてくれるの? " と質問されたら、僕はこう答えるだろう。
" 仲井戸麗市を聴かせてくれるよ " と。
単に曲を聴くだけの場ではなく、仲井戸麗市自身…チャボと言う人間を聴く場でもある。
そしてさらに、チャボを通して自分自身を聴く場にもなっていれば素晴らしいと思う。
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