麗蘭 10月・2人のBirthday ライヴ EX THEATER ROPPONGI 2018.10.18.

これまでチャボのバースデー・ライヴに慣れてきた身としては、
10月18日というのは何となくしっくりこない。
しかし、同じ10月生まれの土屋公平と共に、
2人のBirthdayというタイトルが付き、
しかも麗蘭でフル・ライヴを行うというのであれば、
否が応でもスペシャルなものを期待してしまう。
以前は年末の磔磔を控えていても、東京でも麗蘭はライヴをしていたが、
ここ数年、それはなくなっているのでなおさらだ。
(Billboard Live公演は短縮版のステージなので、ここでは含めない)

僕が期待したスペシャルというのは、バースデー・ライヴだけのそれである。
このタイトルで演るならば、単なる麗蘭の東京公演ではないものを期待するということである。
はたして…。

IMG_1544.jpeg

Billboard Live公演での感想と同じになるが、
全体像をこれだけハッキリと、かつじっくりと観て聴けること。
そのことでバンドの魅力を存分に味わえること。
本来の意味で麗蘭の音を浴びたなぁと思えること。
こうした当たり前のことがスペシャルだった。
麗蘭のライヴであったが、そのことがスペシャルになるという不思議。
それは感動的でもあった。
4人の姿がみえなくてもファンには磔磔のライヴが特別になるように、
すべてがわかる東京でのフル・ライヴは、絶対にここでしか体験できない、
やはり特別なものである。

照明を含めた演出はシンプルで最小限。
よってライヴはバンドの演奏のみで進行したわけだが、
前述した環境なので、そこに個人的な感情や思い入れを好きなだけぶつけることができる。
同時に、今、現在の自分とステージの麗蘭との関係性も確かめられる。
これが2時間たっぷりと続けられるのである。

初出のものはなかったけれど、中盤で何曲かのカヴァーが続いた構成は、
おそらくファンによっては賛否があっただろうと思う。

だってオリジナルをもっと聴きたいよね?
1st、2ndアルバムからの曲を演って欲しいよね?

でも、この夜のカヴァー連発が聴きものだったのも事実。
特にトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ の「キャンディ」は、
追悼の意味合いで演奏された磔磔とはまったく様相が変わり、
例のチャボ独特のセンスで固められた日本語詞を含め、
仲井戸麗市が洋楽をカヴァーすることの魅力がダイレクトに伝わるヴァージョンになっていた。
他にも見どころ、聴きどころは少なくなかった。
たとえばバンドで披露されたビートルズの「オール・マイ・ラヴィング」は、
公平がジョンのバッキングとジョージのギター・ソロを一人二役でプレイしており、
これを音で聴くだけでなく見ることができる視覚的な快感は格別であった。

このカヴァー・パート。
他にローリング・ストーンズの「涙あふれて」、
チャック・ベリーの「カム・オン(もちろんストーンズ・アレンジ!)」などを続けた後に、
チャボはこう歌った。

  " 誰も奪えないもの、汚せないもの、いちばん綺麗なもの…ロックンロール! "

これを踏まえ、その後に演奏された「ミュージック」と「GET BACK」を聴くということは、
僕にとっては音楽の素晴らしさを音楽で伝えてもらえるという最上級の体験になる。

さらに " 今夜、いかれてる音楽へ、俺たちと一緒にGet Back!" と、
ダメ押し的に呼びかけられるのである。

仲井戸麗市は最高だ。

チャボ、68歳。
公平、58歳。
永遠に縮まらない10年が、眩く美しい。

2人のBirthday!
おめでとう!
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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