CHABOのKing Biscuit Time #6 南青山MANDALA 2018.10.4.

思えば、僕が初めてライヴで聴いた仲井戸麗市のギター・ソロはスライドだった。
1980年4月5日、後に『RHAPSODY』となる久保講堂でのオープニング曲。
「よオーこそ」だった。

     **********

" ぼくのスライド・ギター特集 " と題し、前回同様に自身の曲をたくさんかけてくれた。
本人解説を含めて大音量で聴けるわけだから、とても楽しい。

IMG_13920.jpg

このテーマにしたきっかけはエリック・クラプトンのドキュメンタリー映画らしい。
パンフ用にインタヴューを受けたそうで、映画に出てくるジョージ・ハリスンを観て、
最近はジョージを良く聴いている…の中からスライドがテーマとして出てきたそうである。

ジョージのスライドに焦点を当て、それを自身の楽曲特集に繋げるというのは、
チャボのスライドがいわゆるブルース・スタイル一辺倒ではないことも物語る。
このジョージのプレイを自分のスライドに取り入れた云々については、
以前から、そしてこの夜もチャボ自身が話をしていたから周知の事実でもあるのだが、
一般的に語られているチャボのイメージを含めて、
音楽性も何故かブルースに寄りがちだと常々ぼくは感じているので、
その意味で本質的な部分があらためて明らかにされたようで、個人的に心地よい時間でもあった。

こうした話の裏付けになったと思われるのが「はぐれた遠い子供達へ」のエピソード。
レコーディングに煮詰まりどうしたものかと悩んでいたときに、スライドを入れようと思いつく。
スライドならばジョージか…。
ならばコード進行をこうして…の流れからあのテイクが出来あがったらしい。
ぼくは最初にジョージ風なスライドをフィーチャーした曲が念頭にあって、
そこから作られたとてっきり思っていたので、チャボの話は意外だった。
しかし、何よりも " スライドならジョージ " としたのが実にチャボらしいと思うのである。

それにしても、テーマにそった選曲とはいえ、
こうして一度にたくさんの曲を聴くと、あらためてチャボの多様な音楽性を認識する。
繰り返すが、音楽的特徴にもブルース色が少ないこともわかる。
これだけバラエティにとんだ音楽を作ってきた音楽家としての仲井戸麗市の凄さは、
再評価…いや、しっかりと評価されるべきだろう。

     **********

PLAY LIST

1. BEATLES 「While My Guitar Gently Weeps」
2. George Harrison 「Blow Away」
3. 仲井戸麗市 「はぐれた遠い子供達へ」
4. 仲井戸麗市 「My R&R」
5. 麗蘭 「Eden.」
6. 仲井戸麗市 「エピローグ」
7. 仲井戸麗市 「君にNight and Day」
8. SION 「夜しか泳げない」
9. YUKI & 麗蘭 「夢の中」
10. 麗蘭 「SONG for J.J.cale」
11. 仲井戸麗市 「孤独のシグナル」
12. 仲井戸麗市 「Feel Like Going Home」
13. 仲井戸麗市 「灰とダイヤモンド」
14. George Harrison「All Things Must Pass」
 ※仲井戸麗市「GOING DOWN」(生演奏)
15. George Harrison「My Sweet Lord」
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Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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