CHABOのKing Biscuit Time #5 南青山MANDALA 2018.9.6

最近はライヴのMCやインタヴューなどで、
チャボが自身の曲について深めに語ることが以前よりも見られるようになってきたが、
それは例えば両親や清志郎のことがあってのことがほとんどだ。
前回のKing Biscuit Timeがいい例である。
もちろん過去には雑誌で、いわゆるアルバムの全曲解説的なものもいくつかあるけれど、
何が歌われているのか…について具体的な説明や明言はほとんどなく、
チャボ風な表現を伝えば " 象徴 " のように大きな視点でのそれが多かった。
その意味では、最初に書いたことからはチャボの変化を感じることができる。
人生の中の大きな出来事であっただろうことから、
ファンに向けても言わざるを得ない気持ちもあるのかもしれない。

ファンとしては、その曲は何が歌われているのかを知りたくないと言うのは嘘になる。
それが言葉の人でもあるミュージシャン仲井戸麗市ならば、なおさらである。
ただ、聴く側に曲が委ねられ、自由に意味を受取れるという特権もファンには同時にある。
これまでの発言から僕が想像してきた珠玉の曲たちの意味は千差万別。
その時々で必要な曲は変わり、増えた。
逆に避けることもあったし、稀に消したりもした…こともあった。

しかし、時代によって変化するが、どんな状況でも不変かつ普遍な存在。
それが僕にとっての " THE仲井戸麗市SONG " である。
" 好きな " 曲ではなく、" 必要な" 曲ということである。

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曲の制作過程やチャボが作曲するうえでヒントになった曲をあげ、
該当する自分の曲と共にかけて解説する。
まさに THE仲井戸麗市SONG BOOK なテーマ。
ここまで自分の曲について、公の場で明かしたことは初めてだろう。
過去のDJ TIMEを含めても、間違いなく最高のプログラムだったと思う。

ただし、明かされたのはあくまでもヒント、インスパイアの対象。
何が歌われているか…は話されることはなかった。
「ねぇ HISAKO」をかけたときは別にして(笑)。

しかし、そうは言っても音楽的な楽しみ方は格別。
当たり前だ。
なんてったってチャボが自分のオリジナルを解説するのである。

特に『THE仲井戸麗市BOOK』収録曲のくだりは聴きものだった。
「打破」「月夜のハイウェイドライブ」「ONE NITE BLUES」「さらば夏の日 '64 AUG.」。
この4曲が取りあげられたことだけでもこの夜の価値があった。
チャボの全楽曲でもヘヴィさが高い4曲だが、堅苦しさは皆無。
それどころかクイズを出されているような雰囲気で、
皆が笑顔で楽しめていたのが素敵だと思った。

解説された曲すべては聴けば納得なのだが、
単に種明かしによる楽しみ方だけに終わらず、
少なくとも僕には、これまでとは違う新たな何かも与えてくれた。
聴き方が変わるということではなく、動くとでもいうように。

明日から 『THE仲井戸麗市BOOK』 の曲を新曲として聴けるのである。
素晴らしい。

     **********

PLAY LIST

1. STEVIE WONDER 「You Are The Sunshine Of My Life」
 → You are the sunshine (of my life)
2. TELEVISION 「Friction」
 → 打破
3. KINKS 「Sunny Afternoon」
 → きまぐれラプソディ
4. NEIL YOUNG 「Albuquerque」
 → 月夜のハイウェイドライブ
5. JOHN LENNON 「Oh Yoko!」
 → ねぇ HISAKO
6. Henri Rousseau 「The Dream」 ※ルソーの「夢」(油彩画)
 → Heaven
7. DAVE MASON 「Baby... Please」
 → 向日葵 10.9
8. WILKO JOHNSON'S SOLID SENDERS 「The Whammy」
 → ONE NITE BLUES
9. STYLE COUNCIL 「Blue Café」
 → さらば夏の日 '64 AUG.
10. VAN MORRISON 「On Hyndford Street」
 → 太陽に歌って(戸山ハイツ)
11. DON COVAY 「Mercy Mercy」
 → 毎日がブランニューデイ
12. CROSBY & NASH 「Southbound Train」
 → 南行き列車
13. LOVIN' SPOONFUL 「Do You Believe In Magic」
 → 魔法を信じるかい?ーDo You Believe In Magic?-
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

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