第9回『感謝の日』Song for Kiyoshiro 三宅伸治と仲井戸CHABO麗市 下北沢GARDEN 2018.4.2
三宅伸治presents
『第九回感謝の日』Songs for Kiyoshiro
三宅伸治と仲井戸麗市
このニュースだけである種の満足感が生まれてしまうファンも少なくないだろうが、
実際に二人がそのライヴを演るのである。
しかも4月2日に。

たとえば、このライヴが行われたのが2010年だったら…。
おそらく受け取られ方はまったく異なっていたように思う。
2009年から1年後というのが極端なたとえだとわかっているが、
二人がこのタイトルで演るのは、そういう類のライヴになるだろうことが容易に想像つく。
要するに三宅伸治と仲井戸麗市が Songs for Kiyoshiro のライヴを演っただろう。
しかし、2018年の夜に僕が感じたのは Songs for Kiyoshiro のタイトルを冠した、
三宅伸治と仲井戸麗市、二人のライヴだった。

三宅伸治の、仲井戸麗市の、そして忌野清志郎のファンそれぞれの思いが、
様々な想いが、この夜の下北沢GARDENに溢れていたはずだ。
しかし、こうした目に見えないものが交錯していたであろう客席にも、
平等に流れていたものがある。
それは9年という時間だ。
この時間は、ステージの二人にも、客席の僕たちにも、
立ち位置が違えども、間違いなく平等に流れた。
この、短くは無い時間のおかげなのかは断言できないが、
最近のチャボがよく発する “ 年月の収穫 “ なのだと思う。
三宅伸治と仲井戸麗市のライヴになっていたことを、僕はそう呼びたい。
**********
そうはいっても Songs for Kiyoshiro が無かったわけではない。
ライヴは「ヒッピーに捧ぐ」で始まった。
二人のギターがメロディを奏でていくインスト…と思いきや、
空を引き裂いて 君がやって来て ぼくらを救ってくれると言った
明日また楽屋で会おう 新しいギターを見せてあげる
二人は声を重ねてこのパートを歌ったのである。
この日に、この二人で清志郎を演るというテーマに相応しいアレンジだった。
そして二人と僕の思いも、きっと同じはずだと信じてる。
**********
「約束」と「夜の散歩をしないかね」でライヴは終わった。
三宅伸治の「約束」は、たぶん…いや、きっとチャボの「夜の散歩をしないかね」である。
その逆もまたしかり。
最初と最後だけは三宅伸治と仲井戸麗市、そして忌野清志郎だった。
**********
清志郎の曲は素晴らしい。
二人によるRCナンバーを聴きながら、日本武道館で、日比谷野音で、渋谷公会堂で、
清志郎と一緒に歌っていた10代の自分を思い出していた。
RCサクセションのライヴは楽しかったなぁということをあらためて思う。
「激しい雨」が終わり、チャボが “ RCサクセション! “ と叫ぶ。
そして「ドカドカうるさいR&Rバンド」のイントロである。
高揚と興奮。
喜びと楽しさ。
RCサクセションのライヴをまた観たいなぁ
ふだんの僕はあまり思わないほうなのだが、
この時ばかりはココロからこの思いが湧き出てきた。
**********
いいライヴだった。
三宅伸治と仲井戸麗市に感謝。
清志郎に感謝。
ありがとう。
『第九回感謝の日』Songs for Kiyoshiro
三宅伸治と仲井戸麗市
このニュースだけである種の満足感が生まれてしまうファンも少なくないだろうが、
実際に二人がそのライヴを演るのである。
しかも4月2日に。

たとえば、このライヴが行われたのが2010年だったら…。
おそらく受け取られ方はまったく異なっていたように思う。
2009年から1年後というのが極端なたとえだとわかっているが、
二人がこのタイトルで演るのは、そういう類のライヴになるだろうことが容易に想像つく。
要するに三宅伸治と仲井戸麗市が Songs for Kiyoshiro のライヴを演っただろう。
しかし、2018年の夜に僕が感じたのは Songs for Kiyoshiro のタイトルを冠した、
三宅伸治と仲井戸麗市、二人のライヴだった。

三宅伸治の、仲井戸麗市の、そして忌野清志郎のファンそれぞれの思いが、
様々な想いが、この夜の下北沢GARDENに溢れていたはずだ。
しかし、こうした目に見えないものが交錯していたであろう客席にも、
平等に流れていたものがある。
それは9年という時間だ。
この時間は、ステージの二人にも、客席の僕たちにも、
立ち位置が違えども、間違いなく平等に流れた。
この、短くは無い時間のおかげなのかは断言できないが、
最近のチャボがよく発する “ 年月の収穫 “ なのだと思う。
三宅伸治と仲井戸麗市のライヴになっていたことを、僕はそう呼びたい。
**********
そうはいっても Songs for Kiyoshiro が無かったわけではない。
ライヴは「ヒッピーに捧ぐ」で始まった。
二人のギターがメロディを奏でていくインスト…と思いきや、
空を引き裂いて 君がやって来て ぼくらを救ってくれると言った
明日また楽屋で会おう 新しいギターを見せてあげる
二人は声を重ねてこのパートを歌ったのである。
この日に、この二人で清志郎を演るというテーマに相応しいアレンジだった。
そして二人と僕の思いも、きっと同じはずだと信じてる。
**********
「約束」と「夜の散歩をしないかね」でライヴは終わった。
三宅伸治の「約束」は、たぶん…いや、きっとチャボの「夜の散歩をしないかね」である。
その逆もまたしかり。
最初と最後だけは三宅伸治と仲井戸麗市、そして忌野清志郎だった。
**********
清志郎の曲は素晴らしい。
二人によるRCナンバーを聴きながら、日本武道館で、日比谷野音で、渋谷公会堂で、
清志郎と一緒に歌っていた10代の自分を思い出していた。
RCサクセションのライヴは楽しかったなぁということをあらためて思う。
「激しい雨」が終わり、チャボが “ RCサクセション! “ と叫ぶ。
そして「ドカドカうるさいR&Rバンド」のイントロである。
高揚と興奮。
喜びと楽しさ。
RCサクセションのライヴをまた観たいなぁ
ふだんの僕はあまり思わないほうなのだが、
この時ばかりはココロからこの思いが湧き出てきた。
**********
いいライヴだった。
三宅伸治と仲井戸麗市に感謝。
清志郎に感謝。
ありがとう。
- 関連記事
-
- CHABO・アナログレコードでDJ Night!! 南青山MANDALA 2017.12.15
- 仲井戸麗市ソロステージ「唄う・奏でる・読む」 EX THEATER ROPPONGI 2017.12.25
- 麗蘭 磔磔 Vol.25 「Come on! Let's go!」 2017.12.30
- 麗蘭 Come on! Let’s go! Billboard LIVE 東京 2018.2.17
- 2018春 梅津和時・プチ大仕事 新宿の男 新宿ピットイン 2018.3.5
- 第9回『感謝の日』Song for Kiyoshiro 三宅伸治と仲井戸CHABO麗市 下北沢GARDEN 2018.4.2
- 仲井戸麗市×新谷祥子 2018春に奏でるDuet. 南青山MANDALA 2018.4.12~4.13
- 祝!サムズアップの百花繚乱20年 SoulMates(仲井戸麗市+梅津和時+早川岳晴) 横浜THUMBS UP 2018.5.4
- CHABOのKing Biscuit Time #1 南青山MANDALA 2018.5.14
- CHABOのKing Biscuit Time #2 南青山MANDALA 2018.6.8
- 仲井戸CHABO麗市 with 細海魚・Leyona Leyonaとデート♡ 横浜THUMBS UP 2018.6.11
スポンサーサイト