浜田真理子×小泉今日子 「マイ・ラスト・ソング」~久世さんが残してくれた歌~ Billboard LIVE 東京 2018.3.20

浜田真理子がひとりでステージにあがる。
ピアノのイントロから歌いだされた曲の、最初の一小節を聴いただけで、
その後にあった小泉今日子の解説を待たずして何の曲かを理解できる。

  来て、よかった

そう思った。
曲を聴き終えた時点で、もう最高のステージになるだろうと感じた。
そしてそれはその通りになったのである。

     **********

オフィシャルのインフォから。

  「死の間際に一曲だけ聴くことができたら、あなたはどんな歌を選ぶだろうか」

  『時間ですよ』『向田邦子シリーズ』など数々の名作ドラマを送り出し、
  2006年に逝去した演出家の久世光彦。
  文筆家としても活動していた久世が14年間書き続けたエッセイ
  『マイ・ラスト・ソング』を浜田真理子のピアノと歌、
  小泉今日子の朗読で受け継ぎ伝えるステージがビルボードライブで実現。
  懐かしい昭和の名曲、久世光彦が綴った歌への想いを、
  静かに優しく心に刻む珠玉の夜が訪れる。

10年間続いてきたマイ・ラスト・ソングに今回は阿久悠が加わるということで、
これまでと違ったプログラムになるだろうことは必至だったし、
さらにこのテーマとなれば浜田真理子の魅力が最大限に発揮されるだろうことも確実。
はたして…こうした僕の予想が当たるとわかっていても、
実際にそれを目の当たりにすると感動してしまう。
マイ・ラスト・ソングのビルボード公演、素晴らしかった。

image1 (3)

浜田真理子が凄い。
何でも歌ってしまう。
カヴァーであっても、それがすべて浜田真理子の音楽になる。
しかし、元の曲の素晴らしさを誰もがわかるように歌うのである。
カヴァーは浜田真理子のオリジナルになり、
更に生まれ変わった原曲としても観客の耳に届く。
この…二重構造といっていいのか…彼女のライヴでの音楽体験は、
独特で特別で、いったんこの快感の虜になったら抜け出すことは難しい。
もちろんこうした印象は僕が勝手にそう受け取っているのだけれど、そうとしか思えない。
原曲の良さとオリジナリティを同時に備え、
名曲を名曲として提示してくれるあのヴォーカルとピアノは、
センスとテクニックもあるのだろうが、彼女の生まれ持ったものでもあるのだろう。

僕自身、真理子さんのライヴで今回と似たような感動を味わったことは初めてではない。
何度もある。
同じ曲だって何度も聴いている。
しかし、それでも新しい。
毎回が初体験である。
これは何なのかというと、これが浜田真理子なのだ。
そう思うしかない。

     **********

マイ・ラスト・ソングは、その都度で設定されるテーマで色付けがされてきたが、
2008年の第1回から柱となるプログラムは不動だった。
しかし、それは残しつつも今回は新機軸だったように思った。
よい曲を聴かせたい、広げたい、そして残したい。
こんなテーマが見え隠れしていた。

浜田真理子と小泉今日子のライフワーク。
今後も期待しています。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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