伊藤銀次 『45年目のウキウキミュージック ~The 45th anniversary~』Billboard Live TOKYO 2017.10.20

80年代初頭に佐野元春周辺からその名を知ったけれど、
僕の人生に伊藤銀次の音楽が強くこびりついていることはない。
だからこの夜は、豪華なメンバーとゲスト陣のこともあり、
ニュートラルに音楽を楽しむ気分で六本木に向かった。

IMG_8801.jpg

デビュー45周年。
その45年を凝縮したライヴに…とMCされた通りのライヴだったと思う。
ただ、僕にとっては音楽の不思議さと素晴らしさをあらためて知ることができ、
なおかつ自分の中にある普段は気づくことのない音楽による喜びが呼び起こされ、
ライヴ中は感激しっぱなしという、嬉しくも予想外の夜になった。

ゲストのパート。
高野寛の「虹の都へ」とEPOの「う、ふ、ふ、ふ、」までは、
当初の " ニュートラルな楽しみ " であった。
しかし、曲のイントロが始まる中で銀次に呼び込まれ、
ギターを背負った杉真理が歌いだしたのが「いとしのテラ」とわかった瞬間、
僕の中から何かが一気にアタマとココロに流れ込んだ。
伊藤銀次×杉真理×佐野元春のトライアングルが「A面で恋をして」を歌い、
元春が残って「I'm In Blue」が歌われた頃は、もう泣いていたと思う。

更に銀次バンドで「ウキウキWATCHING」「Baby Blue」「幸せにさよなら」。
しびれる。
単なる日本のお昼のテーマ曲と語るのは「ウキウキWATCHING」に失礼である。
ここに流れる切ないメロディこそが伊藤銀次だと思うし、堂々と名曲だ!と推せるだろう。
「Baby Blue」には35年前の久保講堂に飛ばされる。
楽屋で佐野元春に会った高校生の僕が、
遠くに「Baby Blue」を聴いたことを12月の寒さと同時に思い出す。

80年代。
夢中になっていたRCサクセションと共に常にあった数々の音楽たちは、
それが今の自分にとってどんな存在であれ、どんな状態であれ、
確実に身体と心に染み込んでいるのである。
風船に針を刺せば一瞬で割れてしまうように、
ふとしたきっかけがあれば、そんな音楽はやはり一瞬に僕を包み込んでくれるのだ。

アンコールに応えてのオール・キャストで歌われた「Down Town」の幸福感。
最高だった。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ