Merry X'mas Baby/仲井戸麗市 with HEART of SOUL BAND -1993-

TOCT-8247 東芝EMI EASTWORLD 1993.11.10

1.Merry X'mas Baby 2.真冬の熱帯夜 3.年の瀬 '93

チャボにはどうもある時期から夏のイメージが強い。
夏が苦手な僕としては、チャボが描く夏の風景にはなかなか馴染めなかった。
RCサクセションが活動していた頃は、夏は日比谷の野音、そして冬は日本武道館という、
夏と冬の季語ともなっていた二つがあったので、どちらか一方のイメージだけという事では無かったのに…。

ソロ活動後のチャボの作品には、夏を歌うものはたくさんある。
1stソロから3rdソロ、そして麗蘭まで、必ず1曲は夏の曲が収録されている。
しかし、冬の歌は…無い。探さないと気が付かない。あまりにも少なすぎる。
チャボは絶対に素敵な冬の景色を持っている…と信じていた。
だって僕は、チャボが書いたR&Bのレコードのライナーを知っているのだ…。

   冬のイメージがR&Bにはある。
   寒い外から帰ってきても、コートを着たままだ。
   そして、R&Bの曲から歌詞をかっぱらって、ストーブの灯りだけであの娘にラヴ・レターを書く…

こんなに素敵な冬の景色を持っているのだ。いつかは歌ってくれるだろう…と思っていた。

仲井戸麗市、初のマキシ・シングル。
(ディランのように)ブルーにこんがらがっても、今夜はせめてMerry X'masと言うのさ…
という「Merry X'mas Baby」。ちょっとロンリーなクリスマス・ソングである。
12月の日射病というフレーズがアタマから飛び出すハードなロックン・ロールの「真冬の熱帯夜」。
いつからか麗蘭でのステージでもレパートリーに加えられた。
歌詞はまったくチャボらしいが、こういった曲調は実は少ない。名曲。
そして暮れゆく年を切なく歌った古井戸時代の「年の瀬」のセルフ・カバー。
僕はこの曲が大好きで、真夏でも部屋でギター片手に口ずさむことが多い。だからこれは嬉しかった。
ただ、僕は個人的には歌詞を変えなくても良かったと思う。
古井戸の曲を演るときにチャボは歌詞の1部を変えて歌うことが多いが、
当時のままで歌ってこそ、僕は古井戸の名曲群は活きると思うのだが…。

ここでのメンバーはチャボの他、ドラムに村上ポンタ秀一、ベースに早川岳晴、キーボードにkyon。
HEART of SOUL BANDと命名されたこのバンドで93年にアルバム「DADA」のツアーを行っている。
そしてこのマキシ・シングルを挟み、同じ93年の暮れにはギターに三宅伸治を加え、
SOUL X'masという短いライヴ・ツアーも行った。
このバンドは93年のみの活動であったが、僕はチャボのソロ以降のバンド歴の中ではかなり評価している。
このバンドで音を固めて、1枚フル・アルバムを作ってもらいたかったな…。


仲井戸麗市
EMIミュージック・ジャパン
発売日:1993-11-10

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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

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