PRESENT#2/仲井戸麗市 -1996-

TOCT-9376 東芝EMI EASTWORLD 1996.3.6

1.庭 2.魔法を信じるかい? 3.テニス 4.唄

95年の「密室」ライヴ・ツアーは2回行われたのだが、そのタイトルは両極端でチャボらしい。
まず、6月は”太陽のパレット”と題された。そして11月は”夜のピクニック”。
ここで披露された新曲達が96年の春に届けられた。それがこのミニ・アルバムである。
発売された時期にぴったりな、実に春らしい作品となった。

ライヴでは「いまどきこんなタイトルをつけるかよ」と自分で言っていた「庭」。
軽快…というのとは雰囲気が違うし、ちょっと言葉にうまくできないのだが、
アコギの響きとスライド・ギターが何とも心地よい。
肩の力が抜けたようなチャボのヴォーカルも素敵だ。

「魔法を信じるかい?」は、弾き語りで披露されていたライヴでは印象に残った曲ではあったが、
作品として届けられたこのバージョンはまったく姿を変えており、驚いた。
チャボは凄くPOPな面を持っているのだが、なかなかそれを自分の作品の中には出してこなかった。
しかし、それがまともに発揮されるととんでもない名曲が生まれると言うことが、これではっきりしたのである。
仲井戸麗市的なモノがすべてPOPに結実した名曲。
忌野清志郎一家がコーラスで参加したことも素晴らしい効果をあげている。
チャボを少しでも聴いてきた人は、ほとんどが感動したのではないだろうか?

「テニス」は、アルバム発売当時、雑誌BRIDGE上のインタビューにおいてチャボの伝えたかった内容が掲載された。
あぁ、そういう曲なのかぁ…とそれを読んで理解したが、僕には高級すぎていやはや…。
ライヴでは何となくコミカルな曲と言う印象だったからなぁ…。

最後は”唄”を”君”と表現した、その名も「唄」。
この曲は2003年の”Fight'ing Guitar MAN”ツアー、大阪と東京公演のオープニング(正確には2曲目)に歌われた。
このことでもわかるように、なかなか重く深い。

フル・アルバムの制作はなかったが、短いスパンでミニ・アルバムが発表されていたこの94~96年あたりは、
チャボの活動の中でも個人的には好きな時期である。「密室」ではレアな曲もたくさん聴けたしね。

そしてライヴも麗蘭やゲスト出演、セッション、そして清志郎とのGLAD ALL OVER以外はすべてソロだった。
バンドじゃないチャボのライヴを観て改めて感じたのは、そのギターのうまさである。
特にアコギを語らせたら確実に世界レベルのギタリストだと思う。

仲井戸麗市
EMIミュージック・ジャパン
発売日:1996-03-06

関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ