PAUL McCARTNEY 日本武道館 2017.4.25

ポール・マッカートニーと日本武道館。
このふたつの単語は僕の体調に大きな変化を与えるに十分だった。
前日の4月24日まではわくわく感でいっぱいで、楽しみしかなかったが、
いざ当日の4月25日になったら強烈な緊張感に襲われた。
自分がステージに立つ側ならともかく、客席で楽しむ側である。
それなのに仕事中からドキドキが始まり、武道館へ近づくに従いそれは大きくなる。

きもちわる…。

前回の武道館を体験しているのに、どうしたんだ…いや、違うな。
きっと体験しているからこそなのだ。
あれを知っているからこそ、僕の全細胞が反応したのだと思う。
喜びや期待が僕のキャパを上回った結果だったのだろう。

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しかし、ココロが満たされれば身体は正直だ。
武道館に入り、客席からステージを確認し、天井の日の丸を見上げ、
客席をぐるっと眺め、開演前のBGMを聴き始めたら、あっという間に全快だ。
さぁ、ポール・マッカートニー、2017年JAPAN TOURの初日だ!

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セット・リストは武道館用の短縮版だったとはいえ、メドレーを含めて31曲。
ビートルズとウイングスが交互に演奏された印象の前半は圧巻で、
聴きすぎて、知りすぎている曲なのに…いや、それだからこそ盛り上がる。
当たり前である。
ポール・マッカートニーがヘフナーを弾いてビートルズを歌う。
ポール・マッカートニーがリッケンバッカーを弾かなかったけどウイングスを歌う。
しかも場所は日本武道館。
ビートルズとウイングスを目の前で歌っているのはポール・マッカートニーなのだ。

それにしてもオープニング。
ブルーのジャケットにヘフナーを背負った立ち姿の何というカッコよさ。
演奏前なのに満足感が生まれるライヴはそうそう無い。

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ところで武道館をライヴハウスに例えることはこれまでもあったが、
あくまでもそれらは比喩であり、僕自身が実感したことはない。
RCサクセションであっても、ローリング・ストーンズであっても、
そして2015年のポール・マッカートニーであっても。
でも、この日は違った。
観客からの声に応えるなど、客席とのやり取りが本当に多かったし、
「BlackBird」でのミスをやり直すシーンと、
その演奏後に例のリフを “ あれ?こうだったよな “ というように、
愛嬌ある仕草をしてお茶目な面を見せてくれるなど、
人としてのポールを身近に感じることができた。
間違いなく、これまででいちばんポールと観客との距離が近いライヴだったと思う。
まさにライヴハウス武道館。
おかげで盛り上がりながらも、僕はリラックスして名曲たちを存分に楽しめた。
こうして冷静に聴くことができた面があったためか、
あらためてポールの多彩で豊かな音楽性も感じることになった。

あれだけの音楽性を見せられて圧巻圧倒だったけれど、
そうはいっても、なんてったってポールはロックン・ロールが最高だ。
「I Wanna Be Your Man」や「Back In The U.S.S.R.」は問答無用。

1966年に23歳だったポールが立った武道館に74歳のポールが立つ。
50年というとんでもない時間が経過している。
ビートルズとの出会いは小学校3年。
やはり50年近いとんでもない僕の中での時間経過。
しかし、この時間があっての共有できている武道館の場。
ポールの50年と僕の50年が重なることの幸福感。

  マタ アイマショウ!

この言葉は忘れない。


★日本武道館セット・リスト

01. A Hard Day’s Night
02. Jet
03. Drive My Car
04. Junior’s Farm
05. Let Me Roll It
06. I’ve Got a Feeling
07. My Valentine
08. 1985
09. Maybe I’m Amazed
10. We Can Work It Out
11. Every Night
12. In Spite of All the Danger
13. Love Me Do
14. Blackbird
15. Here Today
16. Queenie Eye
17. Lady Madonna
18. I Wanna Be Your Man
19. Magical Mystery Tour
20. Being for the Benefit of Mr. Kite!
21. Ob-La-Di, Ob-La-Da
22. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
23. Back In The U.S.S.R.
24. Let It Be
25. Live And Let Die
26. Hey Jude
encore
27. Yesterday
28. Hi Hi Hi
29. Golden Slumbers
30. Carry That Weight
31. The End
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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