デイ・トリッパー/チープ・トリック -1980-

  抱きしめたい! スリムなマガジン感覚。
  新しい時代の25㎝レコードNU・DISKシリーズ。
  まずチープ・トリックでスタート!

こんなコピーで当時のEPICソニーから発売された、ちょっとした企画盤である。
レコード盤は10インチで、ジャケットは縦長の長方形。
「マガジン感覚でロックンロールを!」と帯にある。要するにそういうことだったのだろう。
チープ・トリックがこのシリーズの第1弾だったようだが、
他にはどんなアーティストのものがあるのだろうか?
まったく定着しなかったよ、これ…。

しかし、中身は良い。
76~79年の未発表曲を1曲ずつ収録。特にA面のライヴがGOODであった。
まずは79年USツアーより「デイ・トリッパー」。もちろんビートルズ。
このライヴ・カヴァー・ヴァージョンは最高である。
僕も昔、このチープ・トリック・ヴァージョンをバンドで演った。
ラストのロビンの「She Loves You Yeah Yeah Yeah!」のシャウトが美しすぎる。
これ、映像無いのかな?

そして78年のライヴは「キャント・ホールド・オン」。
78年だ。もちろんレコーディングされたのは武道館だよ。
アルバム「アット武道館」には未収録だったので、当時は嬉しかった。
彼らには結構珍しいブルースっぽい曲。

B面は76年の1stと77年2ndの録音時の未発表曲。こちらも貴重なテイクであった。
「グッド・ガール」はちょっとメロウでPOPな名曲である。
「テイク・ミー・アイム・ユアーズ」はミディアム・テンポの王道アメリカン・ロック風な曲だが、
どこか不思議な雰囲気である。
掴み所の無さが魅力だが、そこがアルバム未収録になった理由かも。

さて、このレコードのライナーは、今読むとなかなか良い文章で結ばれている。

  「変化し続けること」それは何もクラッシュだけが言うことのできる専売特許ではない、
  チープ・トリックにも当然当てはまるロックンロールの真理である。

良い意味で僕はチープ・トリックには変化というイメージを持たなかったのだが、
今回改めてこの4曲を聴いて、その考えは少し変わったかな。
この時期、1年ごとに確実にバンドは変化しているし、
特にロビンのヴォーカルのそれが顕著だろう。
収録された4曲を聴けばはっきりとわかる。




※このエントリーは、以前のブログ『Blueの雑記帳』に書いたものです。
  画像はすべて削除いたしました。
  ここから下は、当時頂いたコメントになります。

Blue1981
2005/05/21 23:14

NO ONEさん 武道館の映像は私も1部しか観たこと無いです。でも、それは確実にちゃんとした映像として撮られたものですからね。1本にまとめて出ないかな? あと、80年のJAPAN JAMⅡ'80に出演した時の映像もあるはず。場所は横浜スタジアムです。 ビートルズのカヴァーは、知る限りではこの2曲です。あと、ライヴでの「AIN'T THAT A SHAME」は、やっぱりジョン・レノンを意識していると思いますね。


NOONE
2005/05/21 22:19

その形のレコード盤、中古屋サンで見かけますね。 Beatlesのカバーは、デイ・トリッパーとマジカル・ミステリー・ツアーだけですか?他にありましたっけ? ところでブドウカンの映像ってどっかに残ってないのでしょうか?一部はHPや他のDVDで見れるんですけどね。At Budokan のライブ映像DVDが出たら絶対に買うのに!
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Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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