仲井戸CHABO麗市ソロライブ「日曜の夜」今夜歌いたい唄。 南青山MANDALA 2016.11.6
○○周年のような冠が付かない、純粋な仲井戸麗市のソロ・ライヴ。
しかもこれまで多くの名演を体験している南青山MANDALA。
どんな内容になるのか想像もつかず、かつ予想もせずに臨んだ。
11月は4回、それぞれにテーマを決められた異なるライヴが行なわれる。
この日はその1回目だ。
" 今夜歌いたい唄。" と題されていたので、
チャボ自身の思いと想い、気分と気持ちで選曲してくると思うのが当たり前だ。
しかし、ステージのMCで、歌いたい唄なんか無い…と冗談でかわし、
あくまでも単なるタイトルであると断りを入れてきた。
本音の部分もあるのだろうが、そこは仲井戸麗市。
きっと何かしらのテーマはあったのだと思う。
カヴァーとRCの曲は11月の別の日のテーマになっているため、
この日はすべてオリジナル曲で演るということだったが、望むところである。
というか、そんなライヴをもっと演って欲しいんだよ。
さて、そんなMCからレアな曲を期待したが、結果はゼロ。
しかし、4曲の未発表曲や他人に書き下ろした曲などは貴重だった。
未発表曲は興味深かったが、まだ未完成品と言った印象かな。
フィービー・スノウに捧げた曲、
ロックが華やかだった時代を取り上げた曲など、
最近のチャボの傾向が出ていて、同じテーマで曲を手がけていることが伺える。
それと、小品的な曲が多いのも、同じく最近の特徴かな。
既存の曲は『GREAT SPIRIT』と『Poetry』から2曲。
『PRESENT』シリーズから3曲。
チャボはよく " 久しぶりに引っ張り出してきた " と言って演奏するが、
実は僕とチャボの " 久しぶり " の定義にはかなり大きな開きがある。
この夜も同MCから「糧」が歌われたが、僕の中では久しぶりどころかライヴの定番である。
同じく『PRESENT』シリーズからの「真夜中を突っ走れ!」も定番中の定番だ。
例えば「L・O・V・E」が歌われたら おおっ!と思うが。
バラエティに富んだ選曲は楽しめた。
ただ、ここ最近のライヴから僕が感じているように、
線ではなく点のライヴであったと思う。
全編を通してひとつの流れを追えるのではなく、
二十数個の点が集まったと言えば理解してもらえるだろうか。
チャボしかできない、いやチャボだからこそできる、
まるで一本の映画を観たような感動を与えてくれるライヴ。
そんなライヴをそろそろ体験したいと思う。
場所がMANDALAなら尚更である。
P.S.
中盤で曲を飛ばしそうになり、マチャミさんに指摘されてやり直す場面があった。
その曲は古井戸の「きまぐれラプソディ」。
ミスしたからか、MCでは " 古井戸やるよ " としか言わずに演奏された。
通常であれば雑念も入るだろうし、とても落ち着いて歌えるわけはないと思う。
しかし、その歌とギターはバッチリだった。
更に、僕の観た印象では、譜面や歌詞もほとんど追わずにいたはずだ。
他の曲では、譜面を見ながらでもミスすることがあるのに…だ。
いつからか、MANDALAで歌われる古井戸にとても魅力を感じるようになった。
そう感じるのは色々な理由があるのだろうが、いちばんはその場所なのだと思う。
MANDALA周辺は、おそらく70年代、古井戸のチャボにとっての舞台だったというか、
そこまで断言できなくとも、近いものがあるのだと想像する。
そんなことから、MANDALAで古井戸を歌うチャボからは、
自然に滲み出す古井戸を僕は感じてしまうのだと思う。
このことを、この夜の「きまぐれラプソディ」はあらためて思わせてくれた。
しかもこれまで多くの名演を体験している南青山MANDALA。
どんな内容になるのか想像もつかず、かつ予想もせずに臨んだ。
11月は4回、それぞれにテーマを決められた異なるライヴが行なわれる。
この日はその1回目だ。
" 今夜歌いたい唄。" と題されていたので、
チャボ自身の思いと想い、気分と気持ちで選曲してくると思うのが当たり前だ。
しかし、ステージのMCで、歌いたい唄なんか無い…と冗談でかわし、
あくまでも単なるタイトルであると断りを入れてきた。
本音の部分もあるのだろうが、そこは仲井戸麗市。
きっと何かしらのテーマはあったのだと思う。
カヴァーとRCの曲は11月の別の日のテーマになっているため、
この日はすべてオリジナル曲で演るということだったが、望むところである。
というか、そんなライヴをもっと演って欲しいんだよ。
さて、そんなMCからレアな曲を期待したが、結果はゼロ。
しかし、4曲の未発表曲や他人に書き下ろした曲などは貴重だった。
未発表曲は興味深かったが、まだ未完成品と言った印象かな。
フィービー・スノウに捧げた曲、
ロックが華やかだった時代を取り上げた曲など、
最近のチャボの傾向が出ていて、同じテーマで曲を手がけていることが伺える。
それと、小品的な曲が多いのも、同じく最近の特徴かな。
既存の曲は『GREAT SPIRIT』と『Poetry』から2曲。
『PRESENT』シリーズから3曲。
チャボはよく " 久しぶりに引っ張り出してきた " と言って演奏するが、
実は僕とチャボの " 久しぶり " の定義にはかなり大きな開きがある。
この夜も同MCから「糧」が歌われたが、僕の中では久しぶりどころかライヴの定番である。
同じく『PRESENT』シリーズからの「真夜中を突っ走れ!」も定番中の定番だ。
例えば「L・O・V・E」が歌われたら おおっ!と思うが。
バラエティに富んだ選曲は楽しめた。
ただ、ここ最近のライヴから僕が感じているように、
線ではなく点のライヴであったと思う。
全編を通してひとつの流れを追えるのではなく、
二十数個の点が集まったと言えば理解してもらえるだろうか。
チャボしかできない、いやチャボだからこそできる、
まるで一本の映画を観たような感動を与えてくれるライヴ。
そんなライヴをそろそろ体験したいと思う。
場所がMANDALAなら尚更である。
P.S.
中盤で曲を飛ばしそうになり、マチャミさんに指摘されてやり直す場面があった。
その曲は古井戸の「きまぐれラプソディ」。
ミスしたからか、MCでは " 古井戸やるよ " としか言わずに演奏された。
通常であれば雑念も入るだろうし、とても落ち着いて歌えるわけはないと思う。
しかし、その歌とギターはバッチリだった。
更に、僕の観た印象では、譜面や歌詞もほとんど追わずにいたはずだ。
他の曲では、譜面を見ながらでもミスすることがあるのに…だ。
いつからか、MANDALAで歌われる古井戸にとても魅力を感じるようになった。
そう感じるのは色々な理由があるのだろうが、いちばんはその場所なのだと思う。
MANDALA周辺は、おそらく70年代、古井戸のチャボにとっての舞台だったというか、
そこまで断言できなくとも、近いものがあるのだと想像する。
そんなことから、MANDALAで古井戸を歌うチャボからは、
自然に滲み出す古井戸を僕は感じてしまうのだと思う。
このことを、この夜の「きまぐれラプソディ」はあらためて思わせてくれた。
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