CHABO / 仲井戸CHABO麗市 -2015-

ここ数年、チャボのライヴに足を運び続けてきたファンにとっては、
カヴァー曲の改作があるにせよ、収録曲のすべてが既発のものです。
僕自身も、いくら新譜とは言っても、
この意味からは新鮮さは薄れるかな…と、正直、思っていました。
これは事実です。

著者 :
Mastard Records
発売日 : 2015-09-15

kyOnと二人でプリプロを行い、事前に練り上げた14曲は、
ライヴで聴きなれていたものとは姿が変わって僕の部屋に届けられました。

弾き語りで披露されていた曲は紛れもないCHABO BANDによるバンドの音になっており、
それらは実に心地よく耳に、頭に、そして心に響きます。
ほぼ、スタジオ・ライヴといった感じの演奏で、特に凝ったアレンジもありません。
だからこそチャボのギターを浮かび上がらせているのが聴きどころと言えます。
おかげでライヴでは十分にキャッチできなかったチャボのプレイが存分に楽しめます。
『My R&R』辺りまでは必ず鳴っていたアコギのバッキングが無いのも、
このアルバムのサウンドを特徴づけていると思います。

新鮮さが薄れるかな…なんて杞憂でした。

個人的に気に入っているのは「オーイっ!」。
この、バキバキのエレキを鳴らした王道ロックは過去に無い曲調で、
3Gで披露されたときからフェイヴァリットでした。
こうしてスタジオ録音作になっても、その魅力は変わらずです。
♪ たのむぜ R&R のフレーズが最高です。

ストーンズの曲を改作した「雨!」も聴きごたえがありました。
カヴァーにつけた歌詞を残したいために新たな曲をつける…。
こんな難しいことに最近のチャボはチャレンジし続けていますが、
これまでは決してうまくいっているとは言えないものがある中で、
同じように生まれた他の曲と比べても出色だと思います。

「川」のイントロを聴いた瞬間、ジョン・レノンの匂いがしました。
ビートルズに大きな影響を受けている割には、
僕自身、チャボのオリジナル曲からその匂いを感じることは少ないのですが、
ジョンの雰囲気を感じる曲は少ないながらもあります。
過去には「L・O・V・E」がジョン・レノン風味を感じた曲です。
チャボから感じるのは『ジョンの魂』や『イマジン』の空気です。
具体的な曲もアタマに浮かぶのですが、それはあえてここに記さないことにします。

既発曲ばかりだからか、曲の並びはあまり考えられていなさそうな気がしましたが、
何度も聴いていると、この曲順しかないだろうと思えてきます。
14曲はかなりのヴォリュームですが、あっという間に聴ききってしまえます。
スピード感があるのでしょう。

13年ぶりとか、45周年とか、そんな枕詞は不要…いや、重要ではありません。
僕には今の仲井戸麗市が新作を発表したという事実、
そしてニックネームの CHABO をタイトルにしたことで十分です。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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