「MY NAME IS CHABO」まで、あと7日

下の世代に誘われてのそれではなく、
最近はチャボから声をかけての再会から共演の流れが出来つつありました。
これまではまったく無かったことなので、ファンとしては嬉しいことでした。
中でも80年代を同時期に活動していた人との共演となれば、
現在までの時間はチャボや僕自身にも平等に流れていますから、
過去と今をそこに投影でき、当時の自分を今の自分が感じることと、
今の自分が現在のチャボと共演者を感じることが、
同じ時間と場所で行われるわけで、単なる数時間の音楽ではない、
しかし音楽でしか体験できないものを手に入れることができます。

こうした流れを突き詰めていけば確実にたどり着くのが、
チャボの音楽活動のスタートである古井戸です。
しかし、あまりにもナイーヴかつ強固な意思により、ファンとしては、
チャボにとっての古井戸は触れたくない、触れられないものだと感じていました。
実際、それは事実だったと思います。
もちろん楽曲としてはライヴで取り上げられた曲も多いですし、
MCやインタヴューなどで話をすることもありました。
ただ、いつもそこには何らかのこだわりがありました。
ライヴでは歌詞を変えて歌うということは代表的なそれでしょう。

IMG_3787.jpg

『works』で古井戸の曲をセルフ・カヴァーした際も、
オリジナルと同じキーで歌うことで感情が込められるのを避けるため、
あえてキーを変えて云々ということでした。
どうしてそのことが嫌なのか、ダメなのかが僕は理解できませんでした。
そうしたくない理由には相当なものがあることがわかり、
軽いショックを受けたことを思い出します。

時間が前後しますが、こうしたこだわりの極めつけは、
93年に発表された『古井戸Selection(1971-1974)』のライナーでした。
そこで吐露されていた複雑な思いがすべてで、
チャボにとっての古井戸は、決して消したいものではないとしても、
関わりたくないもの…か、それに近かったのだと思います。

IMG_3786.jpg

デビュー45周年のライヴの出演者に加奈崎芳太郎の名前を見つけた際に、
不思議なことに、とても自然に受けとめることができました。

加奈崎さんが出るのは、きっと当然であるはずのことです。
しかし、このことが、本来はそうではなかったことなのです。
それが、今回は当然のことになったのです。
ファンとして感じるそのことに対しての喜びが、そんな気持ちにさせたのだと思います。

チャボから出演をオファーし、
9/6の後に、古井戸としてのライヴまで決めたと伝えられています。

fluid_saikai.png

  静かに深い心持ち。
  二人にとって35年という遥かな日々が意味ある時間であったと感じてもらえるような
  " 価値ある再会 " のステージを

古井戸「再会」と名付けられたライヴに対してのチャボのコメントです。
それはとても静かで、かつどこまでも深い。

あと7日。
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

レイドバックしないチャボ

 Blueさん。いつも愛読させていただいております。           4人が健在で、もし、ザ・ビートルズが一度でも再結成されていたら、チャボはもう少し身軽に古井戸やRCと「再会」できたのかな、と思います。自分のバンドの終焉は、はっきり言って「死」と同等だったのではないでしょうか? 蘇るわけはないから先へ行くしかなく、[DADA]から反転して歌詞が一気に生命賛歌方向へ進んでいった様に感じます。(WORKSの古井戸セルフカバーは、私には泣く子をなだめるオルゴール曲集のようにきこえます。)      悲しみをぶっとばし続け、前を向き全然レイドバックしない日本のリアリストロッカー。けれどこのお盆から彼岸の季節に舞い込んだ「再会」の知らせには、何かすごくチャボっぽい抒情を感じました。

Re: O・Vさん

> Blueさん。いつも愛読させていただいております。

ありがとうございます。嬉しいです。

> 4人が健在で、もし、ザ・ビートルズが一度でも再結成されていたら、
> チャボはもう少し身軽に古井戸やRCと「再会」できたのかな、と思います。

想像すらしなかった視点ですが、なるほど…とも感じます。
ただ、もし仮にそうだったとしても、
チャボのことですから身軽というフレーズなりに重さはあったでしょうね。

> 自分のバンドの終焉は、はっきり言って「死」と同等だったのではないでしょうか?
> 蘇るわけはないから先へ行くしかなく、
> [DADA]から反転して歌詞が一気に生命賛歌方向へ進んでいった様に感じます。

これもまたなるほど…。

> (WORKSの古井戸セルフカバーは、私には泣く子をなだめるオルゴール曲集のようにきこえます。)

言われて気づきました。確かに、ある意味でそんな風に聴こえますね。

> 悲しみをぶっとばし続け、前を向き全然レイドバックしない日本のリアリストロッカー。
> けれどこのお盆から彼岸の季節に舞い込んだ「再会」の知らせには、何かすごくチャボっぽい抒情を感じました。

お互いにお互いが思い、感じるチャボを確かめましょう。
もちろん45周年の集大成的な音楽を存分に堪能しましょう。
Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ