Duet : Ladys & Gentleman 仲井戸CHABO麗市×新谷祥子 南青山MANDALA 2015.3.21~3.22

これまで何度もこの2人の共演を観てきましたが、
今回はまるで初共演のような印象を抱くほど、その演奏からは緊張感が溢れていました。
緊張感と言っても、思わず息を飲むようなピーンと張りつめたそれではありません。
セッション自体はいつも通り笑顔に溢れていたし、
2人が音でする会話が見えるのも変わらない定番です。
振り返ってみれば、今回のライヴから感じられた緊張感は、
お互いのソロパートから伝わってきたそれでした。

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新谷さんのソロ・パート。
いつものようでいて、そうでは無かったように思います。
新曲を惜しげも無く披露すること。
アレンジを変えて演奏される既発曲。
メジャーかつマニアックなカヴァー曲。
これら新谷さんらしい内容はそのままでしたし、
チャボの「ホームタウン」を演奏したのも初めてではありません。
しかし、その傍らには仲井戸麗市の存在が常に感じられるようでした。
これは一緒に演奏しているかのような…ということではありません。
一言で表してしまえば、チャボとの共演による喜びが、
そこかしこに出ていたのだと思うのです。
それは歌う喜びであり、奏でる喜びであり、音楽をする喜びです。

新谷さん自身のブログを読めば、ここで僕が述べるまでもないでしょう。
ライヴ前
ライヴ中
そしてライヴ後
僕が観て聴いたものをここに当てはめれば、再びあの音が聴こえてきます。

ライヴが終わった後の余韻の中、
僕は早川義夫さんの言葉のいくつかを思い出していました。
その中の、この言葉が、あの夜にはいちばん相応しいと思います。

  声が聴こえてくるだけではいけない。
  顔や体や足が見えてきてはじめて歌になる。
  音が鳴っているだけではいけない。
  色や形や風景が見えてきてはじめて音楽になる。

仲井戸麗市と新谷祥子の共演は、音や声だけでなく、
演奏者がハッキリと見えるし、映像が浮かびます。

     **********

新谷さんの新曲で、再び聴くことができた「青と白の未来」は名曲です。
曲ができた背景が語られての演奏だったことで、伝わり方が倍増しました。
この曲も含めてですが、マリンバの弾き語りというのは、
マイナーなメロディの曲に独特の色を添える様に思います。
ギターやピアノでは、おそらくこうは聴こえないでしょう。
唯一無二のオリジナルな世界です。

     **********

チャボのソロ・パートは、大きくは春をテーマにした選曲でした。
よってヘヴィさはありませんが、僕は好きな世界のひとつです。
「庭」、そして新谷さんとの「真夜中を突っ走れ」「Blue Moon」という、
『PRESENT』シリーズからのチョイスが嬉しかったです。
それにしても「L・O・V・E」はまったく演ってくれないよなぁ。

「SEASON」という小品が新曲として披露されました。
本編のラストに歌われたので、それなりに強い曲なのでしょう。
今のチャボらしく難しい言葉は無く、誰にでもわかる言葉だったからこそ、
心に残る曲でもありました。

     **********

素晴らしい音楽人同士の出会いに立ち会えて、
その活動を同時に体験でき、
これからも見て聴き続けることができる。
何という素敵なことでしょうか。

音楽って本当に人の人生を変えるんだ。
それを聴いた人のも、演奏した人のも。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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