My R&R/仲井戸"CHABO"麗市 -1999-

TOCT-24022 東芝EMI EASTWORLD 1999.1.27

1.Good Morning 2.Good Day 3.Voltage 4.サイクリング 5.Heaven 6.Chicago Rain
7.男もつらいよ(but don't give up!) 8.プリテンダー 9.ガルシアの風 10.いいぜBaby 
11.My R&R 12.家路

98年の2月から6月まで、新宿は日清パワーステーションにおいて、
「SWEET HOME SHINJUKU」というバンドとソロでのライヴを交互に行うという企画をチャボは行った。

このライヴは凄かった。特にソロでのライヴ「NAKAIDO NIGHT」では、
この当時ほとんど封印されていた古井戸のナンバーがかなりの数お目見えしたのである。
「春たけなわ」「ひなまつり」あたりなら、
第一期チャボ・バンドのライヴでも演奏されたから驚きはしなかった。
名曲「ラブソング」はポエトリー・リーディング込みだったので感動倍増したが、
これも過去に演奏済みだ。
しかし「四季の詩」「抒情詩」「ポスターカラー」あたりからびっくりマークがアタマの中に浮かんでくる。
そしてとどめは「何とかなれ」と「永い夢」だ。これには驚いた。
だって古井戸の解散コンサートの本編と、
アンコールそれぞれのラスト・ナンバーとして演奏された曲だ。
そんな曲が立て続けにライヴのクライマックスで演奏されたのである。
チャボはどういう心境でこの2曲を歌うことにしたのか。
とにかく「SWEET HOME SHINJUKU」は、チャボにとってはかなり重要なライヴであったと思う。

また、このライヴにはもうひとつ特徴があった。「必ず新曲を演る」と決めていたことだ。
ここで生まれたそんな新曲を中心に制作されたアルバムが、この「My R&R」である。

所謂ストレートなロックン・ロールは「プリテンダー」1曲のみ。
あとは比較的じっくりしっとりと聴かせるタイプの曲が並ぶ。
正直に言うと、雰囲気が似ている曲が多く、最初は区別がつきにくかった。
「Good Day」「Chicago Rain」「男もつらいよ」なんかは、本当に似たタイプの曲である。
ここは個人的には残念な点。

しかしアルバムの後半。「プリテンダー」から「My R&R」までの流れ。名曲が並ぶ。
グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアにインスパイアされたという「ガルシアの風」は、
今ではライヴのラストで歌われることが多い。チャボにとっては重要なナンバーなのだろう。

「いいぜBaby」は、この当時では新境地だったと思う。
チャボが歌詞に「Well,still I love you」というフレーズを入れるとは思わなかった。
その歌詞に乗せたメロディ、譜割が不自然で最初は違和感を感じたが、
ラヴ・ソングの傑作だ。
また、この曲があったからこそ、
麗蘭の「今 I Love Youを君に」という曲も生まれたのだろう、と思っている。

そして「My R&R」。
チャボにとってのロックン・ロールとは何か。ここで歌われていることがすべてなのだろう。

次作は自身のキャリアを総括することとなる4枚組BOXとなるのだから、
おそらくこのアルバムで一区切りをつけたのだろうと思う。
「THE 仲井戸麗市 BOOK」からここまでで、チャボのR&Rはひとまず完結したのだろうか。


仲井戸麗市, 仲井戸“CHABO”麗市 / 東芝EMI(1999/01/27)
Amazonランキング:86146位
Amazonおすすめ度:

関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ