GOTTA!忌野清志郎/連野城太郎

内容が暴露的な面があったからか、発売後すぐに書店から消えた本である。
しかし、しばらくして多少レイアウトの変更があったが、めでたく再発されたという経緯がある。
当時、この件については語られることはなかったので、実際はどういうことだったのかは不明だ。

連野 城太郎
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一応、清志郎の自伝という形式の本だが、インタヴューをそれ風にまとめたもの。
ただし、実際にどこまで清志郎が話し、
どこまでチェックを入れたのかは僕としては?である。
著者である連野氏は清志郎に近い人物であったため、
僕はかなりの主観が入っていると想像するからだ。

とは言っても、
現在の清志郎やRCに関する記事はここに掲載されたエピソードが引用されたりするし、
また事実として認識されていることも多いので、ファンの間ではこの本の信用は高いのだろう。

個人的には80年の「RHAPSODY」以降よりも、それに至るまでが興味深い。
特にオリジナル・メンバーでのアマチュア時代や、
デビュー前後が語られるくだりは引き込まれる。
メンバー以外の友人、三浦友和や日隈との日々。
高校時代のヤング720出演からプロへ。
ホリプロとのトラブルと「シングル・マン」のレコーディング。
春日博文、新井田耕造、仲井戸麗市、小川銀次がメンバーになっていく様子…。

特に僕がこの本で好きなのは80年2月、
渋谷公会堂でのバウワウ、シーナ&ロケッツとのジョイント・ライヴ、
この時の盛り上がりが書かれたところだ。
バンドをやっている人なら、誰もが読んでワクワクすると思う。

これは伝説の屋根裏四日間と、久保講堂の間に行われたライヴである。
僕は観ていないが、ライヴがあったことはハッキリと憶えている。
また、当時は公園通り音楽祭という企画があり、ここにもRCは出演した。
久保講堂と同じ80年4月である。
80年のこの時期に行われた屋根裏(1月)、渋谷公会堂(2月)、久保講堂(4月)、
公園通り音楽祭渋谷公会堂(4月)…。これらのライヴは、今ではすべてが伝説であろう。

また、この本で語られているRCサクセションについては、
あくまでも清志郎の目から見た姿であって、
チャボはもちろん、オリジナル・メンバーのリンコさんの臭いもまったくしない。
清志郎と連野氏によって語られたRCサクセションであるということを、
僕は常に認識しておきたい。

ただし清志郎自身に関する話はかなりきわどいところまで書かれているので、
ある意味でショッキングであった。
もちろん楽しいエピソードもたくさんなのだが、衝撃の事実的な側面は強い。

いずれにせよ、RCサクセションと忌野清志郎のファンならば、
必ず読んでおきたい一冊である。



※このエントリーは、以前のブログ『Blueの雑記帳』に書いたものです。
  画像はすべて削除いたしました。
  ここから下は、当時頂いたコメントになります。

Blue1981
2005/09/15 2:02

7hot-creamさん 現時点では間違いなく清志郎本の決定版ではあるでしょうね。でも、RCサクセション本の決定版では無いと、私は思いたいです。


7hot-cream
2005/09/15 1:02

(http://spaces.msn.com/members/bluespower/)
こんばんは 私もこの文庫本をもってます。私の最初の印象は、衝撃という感じでした。でもこの本を読んでからは 清志郎が身近な存在のような気がしました。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

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