浜田真理子 ~浅川マキを歌う日~ 高円寺JIROKICHI 2014.6.29~6.30

2日目のアンコール。
その曲を歌う理由を必要最小限の言葉で伝えた後に、
よかったら一緒に歌ってください…と真理子さんは笑顔で言いました。
何の曲が歌われるのかは、わかっています。
でも、僕は、この曲をお客さんと一緒に歌うのか…と一瞬、構えてしまいました。
はたして、狭いジロキチの中、お客さんは真理子さんのピアノと歌に乗って、
それぞれの歌い方で「教訓Ⅰ」を口ずさみました。

もちろん浜田真理子の演奏と歌を聴くだけでも十分に伝わったと思います。
でも、そこに自分が歌うことが加わり、
いくつもの歌声に包まれることが加わり、
この曲のメッセージが実にリアルでストレートに響きました。
ステージでは真理子さんがいつもの笑顔で歌っています。
シリアスな雰囲気でもヘヴィな場面でもなく、それどころか楽しい雰囲気なのです。
でも、曲を聴き、歌を口ずさみ、歌声を浴びながら涙が出てきそうでした。
あの場だけで体験できた素敵な時間だったと思います。

20140629.jpg

浅川マキを歌う…と題された2days。
一部ではマキさんの名曲を、そして二部ではオリジナルという構成。
ただし、オリジナルはライヴではレアな曲が選ばれていたこともあり、
実に聴きごたえがある内容で大満足でした。

セットリスト → 浜田真理子 浅川マキを歌った日の曲目

取り上げられたマキさんの曲は、
1stから3曲、2ndから6曲、4thから2曲、7thから2曲。
これらを並べてみれば、それこそ初期のベスト・アルバムと言っても通じそうです。
それだけ万遍なく名曲が選ばれていたと思います。
もちろん、個人的にはまだ歌ってほしい曲はありましたが。

浅川マキ。
真理子さん自身のカリスマ(との発言を聞いたことがあります)であり、
その曲に出会ったときは、大人になってからでないと歌えないと思わされたという人。
そんなマキさんを2日間にわたって歌うというライヴです。
期待に胸を膨らませてジロキチに向かいました。
何が素晴らしかったって、強力な記名性を持つマキさんの曲が、
浜田真理子の曲になっていたことです。
真理子さんのカヴァーは、その曲のいちばん素敵な部分を引き立たせ、
いちばん素敵に聴こえるように歌うことが特徴だと思っています。
しかしこの日は少し印象は違っていました。
記名性を持つ曲を、新たな記名性を持つ曲にして提示してくれた…と、
こんな風に感じました。
「少年」「かもめ」「港の彼岸花」「夜が明けたら」「花いちもんめ」「夕凪のとき」…。
カッコよかったです。

20140630.jpg

オリジナル・パートでは、何と言っても「今日」と「存在」です。
僕が初めて手にした真理子さんのアルバムである『夜も昼も』収録曲。
そのアルバムへの思い入れはとても強いので、この2曲は嬉しかったです。
新曲の「明星」も、あらためてライヴで聴くと、
こんなにやさしいメロディと歌詞なのに、底なしのような深さを感じます。
「のこされし者のうた」「月の記憶」「ミシン」「Love Song」「beyond」と、
代表曲かつ名曲も惜しみなく披露されました。
短い時間であっても、その濃密さはとんでもないものでした。
くだけたMCと曲のコントラストもバッチリで、
ハマダマリコのライヴの魅力は如何なく発揮されていた2daysだったと思います。

ジロキチでのライヴはまだ2回目ですが、
ここでのライヴが素晴らしいものになるということはハッキリとわかりました。
今後も素晴らしいライヴをここで体験したいと思います。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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