THE HIKIGATARI JOURNEY SHIMOKITA SPECIAL 藤井一彦 スペシャルゲスト:仲井戸CHABO麗市 下北沢 440 2014.6.4

★藤井一彦のこと その1
今までいったいどれほどのレコードやCDのディスク・レヴューを読んできたかわかりません。
でも、これまで読んだその中で、ダントツで最高の内容を誇るものがあります。
それは、清志郎本の決定版と言える " 生卵 " の中に収録されている、
RCサクセションのアルバム『BLUE』のレヴューです。
ミュージシャンを中心に、様々な人がRCを含む清志郎のアルバムをレヴューする中、
この『BLUE』を書いているのがグルーヴァーズの藤井一彦でした。
これは、読んだ当時からおそらくこれまで書かれた中で、
更に今後に書かれるものをすべて含めたとしても、
僕の中ではこれを越えるものは出てこないと思う、それ程の内容なのです。
ここでは " ファンが書き、愛や熱意や思いが伝わるもの " としか記しませんが、
生卵をお持ちの方は、ぜひ、あらためてご一読していただきたいと思います。

★藤井一彦のこと その2
清志郎の一周忌である2010年5月。
藤井一彦は下北沢CLUB251で行われた " KIYOSHIRO MEMORIAL " に出演しました。
このときのことを、公式サイトのGROOVOICEにはこんな風に記しています。

  「よぉ~こそ!」を初めて聴いたのは中学生のころだ。
  カッコいいなあ、俺もバンドやりたいなぁ…とかそんなんじゃなく、
  「バンドしかない」と思ったものだ。
  
  この日集まったメンバーは、ほぼ同世代。
  みんな似たようなもの。
  「それ」を今もやっている。
  ギターソロ前のブレイクを 『RHAPSODY』 ではなく
  初武道館のヴァージョンにしたことをわかってくれる連中。

RCサクセションのファンならば、ここから彼の愛や思いを受け取ることは容易であると信じます。

こんな人が、RCサクセションのギタリストである仲井戸麗市と共演するわけです。
素晴らしいセッションになることを予想するのは簡単でしたが、
はたして、今夜は予想通り…いや、それ以上とも言える素晴らしいセッションでした。

20140604.jpg

ライヴの構成は次の通り。

 一彦ソロ→共演①→チャボソロ→共演②→共演③(アンコール1)→共演④(アンコール2)

共演①は「あの娘のレター」でした。
『BLUE』へあれだけの思い入れを持つ人です。
記念すべき1stセッション曲に選ぶのは、
やはり『BLUE』のナンバーでなければならなかったのでしょう、きっと。
その後も共演②で「よそ者」に「チャンスは今夜」、
挙句の果てにはアンコールで「Johnny Blue」まで飛び出し、
結果として4曲も『BLUE』から取り上げられていました。
どうせなら全曲やってほしかったなぁ。「まぼろし」のソロを一彦に弾いてほしかったよ。

RCナンバーだけでなく、チャボのソロから「特別な夏」が演奏されました。
これは一彦のリクエストらしく、チャボは嫌がったそうですが、
僕はこの日のセッションではいちばんの聴きものであったと思います。
チャボの切ない弾き語りに一彦のアドリヴが絡むというアレンジですが、
時には弾きすぎて、ここぞのところでは弾きすぎず、
チャボの歌とギターに寄り添っていた一彦のプレイは白眉。素晴らしかったです。

ダブル・アンコールでは「君が僕を知ってる」が演奏されました。
ギター・ソロは二人のユニゾンでしたが、これがまた…。
ソロが終わった途端、会場からは大きな拍手です。感動的でした。
そして特筆すべきは、おそらくこの「君ぼく」は、
オリジナル・キーで演奏されていたと思われることです。

ライヴの途中、何度も嬉しそうにチャボに対して " 本物だぁ! " と叫び、
一ファンとしての想いをまったく隠そうとしない一彦。
人によっては白けてしまうかもしれませんが、僕には感動的に映りました。
彼の愛が本物だとわかるからです。
そして、RCやチャボに対する何かが、僕のそれと近いからです。
その何かを言葉にすることはできませんが、とても大きなものだということは確かです。
こんな風に感じたことは、過去にはエレカシに対してしかありません。

RCサクセションを、仲井戸麗市を、ギターを、そして音楽を好きで本当に良かった。
そんなことをあらためて思う、素晴らしい夜でした。
一彦、ありがとう。
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素晴らしい夜でした!

「あの娘のレター」が始まった瞬間、「生卵」が頭に浮かびました。そして、それはBLUEさんも同じだったに違いないと思っていました。

RCの曲って素晴らしい、と思わせてくれるだけでなく、寝ても覚めてもRCだったころ(いや、今もかな)の自分と同じじゃん!と感じさせてくれたのが、ジャパンジャムのエレカシと昨夜の藤井さんだったというのも、まったく同感です。

チャボにとっての「特別な夏」が、グルーヴァーズファンの前で演奏するのをためらうほどに「軽い曲」だというのもびっくりでした。何が始まるのかと思ったら・・(笑)。

Re: 夢風さん

> 「あの娘のレター」が始まった瞬間、「生卵」が頭に浮かびました。
> そして、それはBLUEさんも同じだったに違いないと思っていました。

もちろん同じ同じ!
いやー、よかったねー。

> ジャパンジャムのエレカシと昨夜の藤井さんだったというのも、まったく同感です。

気持ちをあの場で共有できるのは、本当にたまんないよねー。

> チャボにとっての「特別な夏」が、グルーヴァーズファンの前で演奏するのをためらうほどに
> 「軽い曲」だというのもびっくりでした。何が始まるのかと思ったら・・(笑)。

この曲を選ぶ一彦のセンスが最高です!
チャボが描く夏が好きだとも言っていましたし。
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Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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