2014春 梅津和時プチ大仕事 新宿PIT INN Time After Time 2014.3.25

小室等と仲井戸麗市、そして梅津和時。
この3人の名前を並べても、その出てくる音は想像できませんでした。
楽しみにしていたのは間違いないのですが、この日は独特なそれでした。

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いきなり梅津さんとチャボのセッションから始まります。
このパートでの白眉は、ピアノの谷川賢作さんが加わった「Blue Moon」です。
チャボは常々、この曲をセッションして相手を確かめる…と話していますが、
この日は確かめるどころか、何というキレイな演奏だったでしょうか。
谷川さんは激しくピアノを弾いていましたが、決して曲の雰囲気を壊すことなく、
浮くことなく、はみ出すことなく、バッチリなフレーズを叩き出します。
美しいというよりも、やはりキレイという形容がピッタリな気がしました。

それにしても、様々な人との演奏でこの曲が決まると、
そのたびに生まれ変わっての素晴らしい名曲となりますね。
これまでも何度もこの曲の名演を聴いてきましたが、この日もそんな一つでした。

ライヴの構成は、この前半に小室さんが1曲で絡み、
休憩を入れた後半は小室親子(こむろゆいさんは娘さん)と、
谷川さん&梅津さんのパートでの数曲の後、
小室さんの " 資源は使わなくちゃならない " というMCでチャボを呼び込み、
ここからは最後まで5人のセッションとなりました。

ちなみに " 資源 " とはチャボのことです。
せっかくの資源は楽屋で眠らせておくことはない…という発言でした。
ちなみにこの " 資源 " というフレーズから、
『RHAPSODY NAKED』での清志郎のMCを連想したのは僕だけでしょうか。

5人のセッションは素晴らしいものでした。
音楽性から言えば、小室さんとチャボはこれまで接点は無かったはずです。
しかし、2014年の今、こうして梅津さんのおかげで共演となったわけです。
こうなると、70年代を過ごした世代には過去は関係なくなります。
あの時代、同じ時代を過ごした二人は、ギターと歌ですべてを埋めていきます。
ということは、初めてそこで鳴る音となるわけですから、
僕にとっては新鮮に…というかこれまで聴いたことがない新しい音として聴けました。

例えば、1970年から数えれば約45年後の夜です。
しかし、その45年間はまったく存在しないかのように二人は、
目の前で楽しそうに歌い、楽器を弾き、笑っていました。
本当に素晴らしいセッションでした。

前日に演ることを決めたという「ガルシアの風」は、1番を小室さんが歌いました。
そして2番をチャボが歌いだした瞬間に、風が僕の中に吹きました。

チャボが小室さんにリクエストしたというピート・シーガーの「天使のハンマー」。
清志郎がある時期に歌っていたのを知っているファンも多いでしょう。
チャボのアタマに清志郎があったのかはわかりませんが、ここはグッときたポイントです。

梅津さんと小室親子パートでの「東北」。
そしてライヴの最後に演奏された「ヴェトナミーズ・ゴスペル」にココロから拍手。

音楽によってもの凄くよい気分にさせられた夜になりました。
素敵な時間をありがとう。


追伸。
80年代にFM東京でOAされていた『小室等の音楽夜話』という番組があります。
そのTV版がこの4月から始まるそうです。
MCで小室さんは " 番組にはいつか梅津さんとチャボさんも… " と言っていました。
実現してほしいです。

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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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