WWW 3rd Anniversary 浜田真理子と曽我部恵一 2013.11.21

昨夜に続いてwwwにて浜田真理子のライヴ。
今夜は曽我部恵一との対バンだ。
ちなみに最近はこの対バンという表現ではなくツーマンというのが一般的みたいだが、
昨日のMCで真理子さんが対バンと言っていたのが嬉しかった。
対バンだろう、やっぱり。

CIMG6615.jpg

ライヴは曽我部恵一からスタート。
チャボ絡みのライヴで観る機会が多くなっているので、今回で何度目だろうか。
それにしてもこの人のPOPさは不思議だ。
聴きやすいけれど、そうとも言い切れない。
美しいメロディだけど、そうとも言い切れない。
これは貶しているのではない。
個人的にとても好みの曲を描く人なのだが、いつも掴みきれないで終わってしまう。
今夜の印象も同じだったが、決してそれが残念ということでもない。
やはり不思議だなぁ。

     **********

浜田真理子は昨夜とはガラッとメニューを変えて…ではなかった。
1曲目に「十五夜」が歌われたので おおっ! となったのだけれど、
基本的にはカヴァーが中心であり、大きな違いはなかった…いや、あったわ。
今夜は「スローバラード」が歌われたのである。

それにしても、JIROKICHI松江に続いて聴くのは3度目のこのカヴァーを、
いったい僕はどう表現すればいいのだろう。
そりゃぁ、真理子さんの「スローバラード」を聴きたいと思っていたよ。
だからその希望が叶ったわけだから、素直に喜べばいいし、実際に嬉しい。
でも、期待していたものが、その期待以上で提示された場合、
喜びは喜びでなくなるということを知った。
それは恐怖にも近いような気もするし、戸惑いでもある。
喜ぶ前に圧倒されてしまうのである。
その、圧倒されるというのは何によってなのかといえば、
強さや重さではなく美しさなのだ。

僕が使える形容詞では、ただ " 素晴らしい " ということだけしか言えない。
もちろん、これはもどかしい。
素晴らしいというだけでは全く足りていない。

     **********

WEB本の雑誌で連載しているエッセイで、真理子さんはこう書いている。

  わたしは残念ながら全く同じ演奏を二度とすることができない

前後の文章を削っているので、流れとしては意味をそのまま伝えられないけれど、
残念ながら…と書かれているように、マイナスな意識であることはわかる。

しかし、だから何だというのだ。
浜田真理子のライヴに限って言えば、同じ演奏ができないということは残念なことではない。
残念どころか、それが魅力であり、ウリであると思うのだ。

昨夜も今夜も歌われたのはオリジナルの「ミシン」。
そしてカヴァーの「満月の夕」「夕凪のとき」「機関車」。
二度と同じ演奏ができないおかげで僕たちは、
2日間共に素晴らしい歌とピアノを聴くことができたわけだ。
曲が被っても残念に思った人は少なかったのではないか。そう思う。

     **********

今夜が初対面という2人。
アンコールでのセッションは大瀧詠一「指切り」と小坂忠「機関車」。
初対面という2人のぎこちなくも初々しい共演だったが、
この渋い選曲のおかげで聴きごたえがあった。
ギターを弾きながら歌うヴォーカリストに絡む真理子さんを観たのは初。
新鮮だったし、音だけでなく視覚的にも見応え抜群。
こういったセッションは数多くはできないだろうから貴重である。
いいもん聴かせていただきました。

     **********

今年もたくさんのいい歌を聴かせてもらった。
アルバムも出たし、それがまた傑作だったのも嬉しい。
来年の音楽活動も期待したいし、期待できるし。期待していいだろう。
楽しみだ。

     **********

追伸。そしてお願い。
来年リリースされるであろうライヴ・アルバムのボーナス・トラックに、
今夜の「スローバラード」を収録してください。
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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