WWW 3rd Anniversary Touch My Piano with 浜田真理子 2013.11.20

アンコールで、この日のライヴは録音されている…と突然の発表!

どうりで、ここ最近のフランクでラフなMCが一切なかったし、
演奏曲も明るい曲は唯一「Love You Long」のみ(笑)ということだし、
歌とピアノで作るハマダワールド全開といった感じだったわけだ。
とは言っても、多少の戸惑いは感じながらも、
久しぶりに緊張感と凄みを感じさせるライヴに接したのは嬉しかった。
実際、一部の途中からは " これだよ、これ。これが浜田真理子だよ " 状態に突入した。

CIMG6613.jpg

序盤にいきなり新作『But,Beautiful』からは1曲しか演らないと宣言するし、
カヴァーが中心で濃い内容になるということが伝えられる。
実際、オープニングの「早く抱いて」からテンションが高いのがわかった。
そして、続く「りんごのひとりごと」を聴いて、今夜のライヴの方向性を理解した。
これまでも何度も聴いてきたこの童謡が、素晴らしいピアノ・アレンジが施され、
洋楽のスタンダードのように、実にカッコイイ仕上がりになっていたからだ。
もしかしたら以前とそうは変わっていないのかもしれないけれど、
僕の耳にはまったく新しい音に聴こえた。
これは聴きごたえがあるライヴになるぞ…の想いは大正解だった。

唯一の明るい曲と紹介された「Love You Long」でさえも、
いつも以上に深みが感じられる。
あなたの笑顔がとても好き…という単純明快なフレーズがズブズブ入り込んでくる。

新作から選曲されたのは「ミシン」。
ストリングスのアルバム・ヴァージョンの素晴らしさも理解したうえで、
やはり真理子さんのピアノの弾き語りが伝える恐怖はライヴならでは、だ。

一部を締めくくったレナード・コーエンの「ハレルヤ」が美しすぎる。
まったく隙がない一部だったと思う。

CIMG6612.jpg

二部は中盤のカヴァーが素晴らしかった。
「満月の夕」に「夕凪のとき」。そして「機関車」。
楽曲の魅力を取り出して伝えてくれる歌とピアノはいつ聴いてもため息。

もちろんカヴァー曲に対しては真理子さん自身の思い入れもあるのだろうけれど、
それがおおっぴらに出ないのも素晴らしい。
だからストレートに曲の良さが伝わってくるのだ。
ただ、いつかは個人的な思い入れをたっぷり詰め込んだ歌とピアノを聴いてみたい。

本編ラストは「愛の讃歌」。
曲が終わった後の余韻にしばらく浸っていたいと思わせる歌だった。
ハマダマリコはラヴ・ソングである…ということをあらためて感じる。

「のこされし者のうた」も「純愛」も「あなたへ」も「十五夜」も「胸の小箱」もない。
「わたしたちのうた」も「遠い場所から」も「はためいて」もない。
それでもハマダマリコを観て聴いたと感じさせるに十分の内容だった。


★追伸
ライヴ・アルバムが出るとしたらどのようなカタチになるのだろうか。
この日だけの音源なのか、それとも他の音源も含むのか。
そういえばMCではLPを作るみたいなことも言ってたな(笑)。
でも、アナログ・レコードは賛成だなぁ。
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素晴らしいライブでした!

真理子さんが生で歌う「ミシン」は一編のホラー映画みたい。
軽く微笑みながらクルクル回る赤いドレスの女。
こわすぎます。
その町には、お正月の赤いズボンができあがるのを待つ若いにいさんも住んでいるとはとても思えません(笑)。

Re: 夢風さん

> 真理子さんが生で歌う「ミシン」は一編のホラー映画みたい。

ホラー映画(笑)。


> 軽く微笑みながらクルクル回る赤いドレスの女。
> こわすぎます。

確かにこわい!恐ろしいです。
こんなテーマの曲だけのライヴを聴いてみたいです。

> その町には、
> お正月の赤いズボンができあがるのを待つ若いにいさんも住んでいるとはとても思えません(笑)。

いや、ホントですねー。
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