PAUL McCARTNEY OUT THERE JAPAN TOUR 東京ドーム 2013.11.19

何しろポール・マッカートニーである。
それなりに来日公演のニュースを追えば、最低限のセット・リストはわかってしまう。
たとえニュースを追わなくても、セット・リストは想像できてしまうかもしれない。
更に、その想像したセット・リストは、それなりに当たってしまうかもしれない。
何しろポール・マッカートニーなのだから。

僕自身は、オープニングとエンディングはチェック。
本編の定番曲と新作からのナンバーもチェック。
あとは日替わりで多少の差し替えがあるようだったので、特に詳細な調査はせずに臨んだ。
結果としては、事前に把握しようがしまいが、僕にとっては関係なかった。
何てったってポールマッカートニーなのである。
そんなことで何とかなるようなものではなかったのだ。

CIMG6609.jpg

特に演出もなく、客電が消えてメンバーがステージに現れ、演奏が始まる。
この点は少し肩透かしをくらった感があったけれど、
ライヴがいざ始まってしまえば、こんな気持ちはあっという間に過去になる。
だって1曲目に歌われるのは「Eight Days a Week」なのだから。

     **********

日本語のMCも、そこまでサービスしなくてもいいのに…とは思うけれど、
実際に聞くと微笑ましいし、実に楽しい。
これはポール・マッカートニーの魅力のひとつだと思う。

     **********

新作『NEW』からは4曲が選ばれていたのだけれど、
これがまたビートルズやウイングス、ソロの名曲群と並べても違和感なく聴けた。
それどころか「New」と「Everybody Out There」はライヴに映えた。
特に後者はポールのソロには必ず入るタイプの佳曲で個人的に気に入っていたので、
ライヴで聴くのを楽しみにしていたし、その通りに聴きごたえがあったので嬉しかった。

     **********

「Let It Be」や「Hey Jude」「Yesterday」などの超定番や、
お馴染み「All My Loving」に「The Long And Winding Road」、
そしてエンディングのアビイ・ロードのメドレーは、わかっていても生で聴くと感動してしまう。
だってビートルズをポール・マッカートニーが歌っているのである。
わかっていても感動してしまう。

     **********

「Things We Said Today」から始まるアコースティック・テイストなパートは、
かなりの聴きごたえがある中盤だった。
「We Can Work It Out」「Another Day」「And I Love Her」の瑞々しさ。
そしてソロで弾き語る「Blackbird」」と「Here Today」の美しさ。
とんでもない名曲を書いてきた人なのだということをあらためて知る。

     **********

「Something」はウクレレの弾き語りで始め、途中でバンド・アレンジとなる。
これがスクリーンに映し出されるジョージの姿と相まって感動的だった。
この曲の途中から涙があふれてきた。
ジョージがいない悲しさや切なさもあるが、楽曲が持つ魅力と力に感動したのだ。
この後に演奏された「Ob-La-Di, Ob-La-Da」も、本来ならば一緒に楽しく歌うはずの曲だが、
僕にとっては切なさを感じる代表的なビートルズ・ナンバーであるからして、
やはり涙をボロボロ流しながら聴き、歌った。
もう顔も声も傍から見たらめちゃくちゃであっただろうが、構わない。
続く「Band On The Run」も同じ。涙ボロボロ。
「Back In The U.S.S.R.」でやっと涙が乾くという有様だったけれど、
本当に気持ちの良い涙を流すことができた。

感動すること…特に音楽で感動するということは、
音楽でだけでしか体験できない感動的なことである。

     **********

最後にポールがスタッフに感謝の気持ちを述べたのは清々しく気持ちのよいシーンだった。
ライヴの演出は確かに凄くて、その魅力を何倍にもしていたから、ポール自身も誇らしいのだろう。
「世界一のクルーだ!」と言っていたし。

     **********

〆の言葉は " また会いましょう " 。
もしかしたら今回が最後かもしれない…と思っていた僕に、ポールはこう言った。
嬉しい、とっても。
僕はもちろん、その気になったファンは何万人もいるはずだ。

また会えることを信じたい…いや、信じます。
頼むぜポール!
また、会いましょう。
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Wonderful Tokyo Dome Time

私も19日のコンサートに行きました。
「Ob-La-Di, Ob-La-Da」~「Band On The Run」は私にとってもハイライトで、やはり涙が溢れてきました。止まりませんでした。
「Band On The Run」のイントロが流れた時、会場から「おおぅ」とうねり声が聞こえたのはなんだか嬉しかったです。

コンサートが終わって夜中、車で浜松まで帰り、今日は仕事でした。全然疲れは出ていません。不思議です。


ポールの「また会いましょう」は、信じたいですね!

Re: すぎうらさん

> 「Ob-La-Di, Ob-La-Da」~「Band On The Run」は私にとってもハイライトで、
> やはり涙が溢れてきました。止まりませんでした。

「Ob-La-Di, Ob-La-Da」は昔から切なくてダメなんです。
特に終盤のAメロのバックで聴けるピアノのフレーズがヤバイんですよね。
今回の演奏でもここは再現されていたので嬉しかったです。

> ポールの「また会いましょう」は、信じたいですね!

はい、信じますよ!
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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