音がでかいライヴ ROOSTERZ 87.10.23.中野サンプラザ

花田&下山タッグのルースターズと言えば轟音ギター・アンサンブルであるが、
それでもまさか耳を塞ぐようなことは無かったと思うだろう。
でも、実はひとつだけとんでもなかったライヴがあったのである。

87年、パリ録音のアルバム 『PASSENGER』 を引っさげてのツアー最終日。
中野サンプラザ。

当時のルースターズのライヴを良く観ていたのは、
今は亡き芝浦インクスティックだった。
所謂ライヴハウスで観ることが多かったのだが、
このツアーはホールを廻るという規模が大きなツアーだった。

一曲目から驚いた。

でかい。

轟音。

辞書で引くと「響き渡る音」だが、
まさにサンプラザ・ホールをまんべん無く埋め尽くす音であった。
インクスティックではなく、サンプラザである。
ライヴハウスでは無い。
ここはでかいホールだ。
それなのに人によっては耳を塞がないと、
とてもじゃないが聴いていられなかっただろう。
本当にとんでもない音であった。

結局このツアーを最後に、ベースの柞山一彦とドラムの灘友正幸が脱退。
まさにルースターズにとってもポイントとなるライヴになってしまった。
そんなバンドの内部事情がどの程度表面化していたのかはわからない。
しかし、四人のメンバーのある種の思いや想いが、あの音に出ていたのかもしれない。

当時、ロッキング・オン誌にこの日のライヴ・レヴューの記事が掲載された。
ライターは広瀬陽一氏だったと思う。
そこには当然のように音がでかいことが書かれ、更にこうも書かれていた。

  「このライヴにもう一度行くかと聞かれたら、僕は行かない」

このままの文章では無かったが、それだけ酷い音のでかさだったのである。

あの日、サンプラザのPAスピーカー前の席でこのライヴを体験した人は、
どんな感想を持ったのだろう。
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確かに音でか過ぎ 歪んでましたね
ホッピーのせいにしてましたけど 当時。
その翌日位に新宿ロフトでの夜中のライブ
が 逆に最高でした 酸欠状態でしたけど。
下山淳がボーカルの 「ビールスカプセル」が
超かっこよかった。

しかしあの当時 ずっと花田氏 不機嫌なんだよなあ~。

アサヌマさん

音、でかかったなぁ~(笑)。

>しかしあの当時 ずっと花田氏 不機嫌なんだよなあ~
いや~、このツアーがROOSTERZのラスト・ライヴにならなくて、
本当に良かったです。
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