WRECKING BALL / BRUCE SPRINGSTEEN -2012-

発売以前からネット上に賞賛の声が吹き荒れており、
今もそれは続いているスプリングスティーンの新作。
日々、僕のツイッターのTLに流れてくるつぶやきの何と熱いことか。
こういった盛り上がりを見せるスプリングスティーンの新作は、
僕の知る限り、おそらく初めてなのではないか。
おかげで僕も、実際に聴く前から傑作と信じ切った状態で発売日を待っていた。

今回は特に " 怒りのスプリングスティーン " というキーワードがフィーチャーされていたが、
たとえそうだとしても、個人的には耳に入るサウンド、音としてどうなのか…がまず重要だ。
音楽として僕の好きなブルース・スプリングスティーンであるか…に注目して、
CDプレーヤーのスタート・ボタンを押した。
歌詞は一切見ないで、まずは音だけを大音量で聴いた。

僕はブルース・スプリングスティーンの音楽が好きなので、
これまでどんな音が鳴らされようと、
作品によってその差はあっても基本的には受け止めてきた。
最近作をとっても、タイプが違う作品とは言え、
僕には2007年の 『マジック』 も2009年の 『ワーキング・オン・ア・ドリーム』 も傑作だった。
この流れから言っても今回の新作は期待できたし世間の評価も上々だったから、
もちろん心配はしていなかったが、それでも期待以上の作品だった。

僕が20代にスプリングスティーンの曲から感じたロック的なカタルシスでは無いが、
2012年に40代の僕が感じるそれは、違った意味で尋常では無いものだ。
言葉にしてしまえば、苦みが感じられる強さというか、
内に向かった激しさの爆発というか、そういったものだろうか。
メロディはクッキリとし、音も分厚いが暑苦しくなくタイト。
音楽として、楽曲として素晴らしい曲ばかりなのが嬉しかった。
間違いなくここで鳴っているのは僕の好きなブルース・スプリングスティーンだ。

日本盤のライナーは素晴らしいと思うよ。
ファンが読むのだからいいじゃないか…とは言え、
あまりにもファン目線で冷静さを感じられないものだったら白けてしまうが、
そんなことはもちろん無かったのであった。

ひととおり聴き終えた後は、歌詞をじっくりと読んでみる。
この作品を今の日本にそのまま置き換えて何かを思うことは、
僕には簡単なようだが、とても難しい。
でも、ブルース・スプリングスティーンを聴いて感じて思ったことを、
自分の立ち位置で受け止めて、それを何か具体的なカタチで出していければいい。
スプリングスティーンのロックを聴いて自分なりに行動したくなり、それができればいい。
今はそう思っている。

『レッキング・ボール』 。大傑作だと思う。
後はもちろん、この作品を引っさげての来日公演を願うだけだ。


P.S.
それにしても「ランド・オブ・ホープ・アンド・ドリームス」の美しさったらない。
さあ行こう、希望と夢の国へ…と歌われ、クラレンス・クレモンズのサキソフォンが鳴る。
涙が出てくる。
関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

Profile

Blue

Author:Blue
1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

Access Counter
Welcome Home!!
Realtime Counter
よォーこそ!
Blue's Link
Blue's BBS
Recent Comments & Trackbacks
twitter
Blueの雑記帳内 検索フォーム
Still Alive And Well
Blue's INFORMATION
チャボの盗難楽器発見にご協力をお願いします
Blog Category
Past Entries
Blog Link
Blog Ranking

FC2ブログランキング

人気blogランキング

ブログパーツ