仲井戸CHABO麗市SOLO 「今日 歌いたい唄。」2006.4.27.SHIBUYA BOXX

本編の前に「カフェライブ」なるものがあった。
ほとんど野外に作られたテントのような会場にチャボが現れ、
リラックスしながらのインストを演奏。
「OH MY LOVE」に「IN MY LIFE」と「GIRL」が挟まれたジョン・レノン組曲が良かった。
他にはおおくぼひさこさんの写真にインスパイアされて作ったという「SUMMER」。
そして赤いギブソンのニュー・ギターのお披露目で軽いブルースを演奏。
時間は短かったが、充実した楽しいライヴであった。

そして会場を変えての本編。
当初はソロ・ライヴ「密室」のようなものを想像していたのだが…。

会場に入ると思った以上に狭い。イスも余裕がなく、正直言って快適では無い。
長時間ライヴは辛いかなぁ…なんて、ここまでは呑気に構えていたのだ。

開演時間をややおして照明が落とされる。
チャボによるポエトリー・リーディングのテープ(?)が流される。
そして、それを引き継ぐ形でチャボが客席の後方から現れる。
「今日 歌いたい唄。」のスタートだ。
この始まりからして今日のライヴは何かが違うという雰囲気は感じられたが、
まだまだ僕は呑気のままであった。

オープニングに演奏されたのは「会いたかった人」。
この曲、記憶に寄れば、僕は確か麗蘭1stツアーで聴いたきりだと思う。
この後は「BLUE MOON」「幻想の旅人の唄」等が続いたと思うのだが、
このライヴは演奏された曲が云々、ギターが云々という類のものでは無い。
MCは一切無し。
基本は演奏にポエトリー・リーディングがいくつか挟まれた形でたんたんと進行していく。
照明も計算され、構成も素晴らしかった。たつのすけのサポートも最高である。

ちょっと話はそれるが、
チャボに限らずライヴという場ではたくさんの人が同じものを共有するわけだ。
しかし、今回の僕は違った。
「幻想の~」が演奏された辺りで、チャボと僕の回線がダイレクトに繋がったのである。
後はもう最後まで、僕とチャボだけの世界である。
きっと同じように思ったり感じたりした人は他にもいたはずだと確信している。

そして誤解されるだろうが、正直に書く。
曲が終わっての拍手。そして掛け声。邪魔だった。
目の前で起きていることの、
そしてチャボの邪魔をするんじゃねぇよ…と思ってしまった。
だって拍手や掛け声は「僕とチャボだけの世界」を「皆とチャボの世界」に引き戻そうとするからだ。

後半、クライマックス。
「My R&R」「ガルシアの風」以降の展開は、どう言葉にしていいものか…。
「ティーンエイジャー」「久遠」「九月の素描」…。
感動したとか、泣けたとか、トリハダがたったとか、そんな言葉じゃとても形容できない。

ビデオ・シューティングということであるから、映像作品として発表される可能性はあるのだろう。
もし、発表されるのなら絶対にノーカットでお願いしたい。
観に来れなかったチャボのファン全員に体験して欲しい。
それにはノーカットしかない。
だいたい、このライヴでカットできるところはあるのだろうか?

     **********

終演後、まず最初に思ったことは「一人になりたい」「早く帰りたい」だった。
しかし、なかなか席を立つことはできず、しばらく人が退くまでBOXX内でボーッとしていた。

今も自分の気持ちを整理することがなかなかできないでいる。
ライヴから受け取ったものが何なのかも良くわかっていない。
そして何に心動かされたのかもハッキリしないのだが、
ただその動きの大きさや幅は半端ではない。

凄いものを観てしまった。



※このエントリーは、以前のブログ『Blueの雑記帳』に書いたものです。
  画像はすべて削除いたしました。
  ここから下は、当時頂いたコメントになります。


Blue1981
2006/04/28 23:04

yukoさん

>計算された照明
「さまざまな自由」が演奏されたのですが、ストロボの照明がその歌詞にあるように雷を表していたりしました。

昨日のライヴを説明したいけど、こういったことくらいしかできそうもありません。


Blue1981
2006/04/28 22:53

Anilineさん

>首都圏在住じゃない
最近のチャボの活動を考えると、結構この点を気にするようになりました。ですから嬉しいけど複雑…。ファンの皆に観てもらいたいなぁと本気で思います。

>心の回線が接続
中盤以降は完全にステージ以外は目に入りませんでした。例えると約2時間潜水していたような感じかなぁ。



yuko
2006/04/28 12:04

(http://spaces.msn.com/members/yuko-music/)
こんにちは。
すごい作品(って感じです) 見ちゃったのですね。
鎌倉ふたり会 おおくぼさんの写真とのコラボのときの 一番最初のコーナー に通づる何かかな?
一本の映画を見てるような感覚かな そういうイメージを受けました。
計算された照明や構成っていうのも とても 気になるし 
チャボさん とうとうやってくれたか!という感じです。
私のイメージが合っているかはわからないけど、見てみたいと思っていた感じかもしれない
映像になるのが楽しみです




Aniline
2006/04/28 9:12

ただただ「うらやまC~!」の一言に尽きます!首都圏在住じゃないのがこんな時ホントに悔しいなぁ

映像化されたとしても、きっと感じる気持ちは違うでしょうし、それが「生」のLiveですから、宝物ですよ。言葉に表せない表しようがない表したくない
そうゆう瞬間は誰かと共有しようとせずとも、宝物です

私もたまにオーディエンス側の拍手や声援に違和感、時には嫌悪感を覚える事があります。聴き手それぞれの感情の表し方だとしても
震える程のものを目の前にしてしまったら、拍手どころか声も出ませんし。まぁ大抵嫌悪感を覚えるのは「空気を読めてない」場合でしょうか

私はいいライブへ行くと何の曲をやってたか程度の事すら思い出せなくて、今ではネットで調べればすぐ解るんですが、終了後すぐにリストを書ける方々が凄いと変な部分でビックリなんです(悪い意味ではなく)

BlueさんとCHABOの心の回線が接続したのは妄想ではなく事実ですよ、余韻だけで暫く過ごせそうですね。ただもう「うらやまC~」だけです(笑)
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

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