Fuck You/忌野清志郎&2・3'S from 『Music From POWERHOUSE』 -1993-

月見家さんが危機感を抱いているようなので、ちょっと助け舟(笑)を出そうかと…。

改めてになるが、僕は数少ない2・3'S肯定派だ。
何がどうなってなのか、清志郎のファンからも総スカンを食っているバンドだ。
例えば、RCの時だってその演奏力に対しての声なんてほとんどあがらなかったのに、
何故か2・3'Sに対してはあがった。アマチュアとバンドを組むな…ということだ。
当時そう言った人や思った人は、もちろんアルバム『GOD』に対しても言ったんだろうな。
「清志郎のドラムは最低だ。ちゃんとしたプロのドラマーを入れろ」と。
意地悪だと思うけど、そうでなきゃおかしいよ。

 アルバムとしては『GO GO 2・3'S』(92)が1stである。
しかし、2・3's名義ではシングル「パパの手の歌」が初だった(と思う)。
ちなみに93年の忌野清志郎名義で発表された『abcd』も、ほとんど2・3'sの作品だ。

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僕が当時『GO GO 2・3'S』を聴いて感じた事は何だと思いますか?
おそらく僕と同じように感じた人はほとんどいないだろう。
何と僕は、RCサクセションの『PLEASE』みたいだな…と思ったのだ。
音の質感…その色々な意味でのPOPさがまさに『PLEASE』を彷彿させたのだ。

実際に、清志郎のPOPな魅力が爆発した名曲が並んでいると思う。
ただし、中曽根章友作の「芸術家」と山川のりを作の「ハッピーバースデー」。
大島賢治がヴォーカルを取る「素敵なエンドーさん」の三曲は、今回は別にする。

最大で最悪の評判であったギャグをかます「現場処理の男」。
これ以外の曲は、すべて名曲である…と言い切ってしまいたい。
少なくとも、僕は一連の『~の十字架』シリーズやラフィータフィーよりも、
2・3'Sのほうが曲は確実に良いと思っている。いや、確信している。
「あの娘の神様」「NEWSを知りたい」なんて最高だと思うんだけどな。

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92年のGO GO 2・3'S TOURは良かった。中野サンプラザを観たのだが、
ほとんど予定の開演時間ピッタリにオープニングの「Let's Go(IKOHZE)」でスタート。
チャボ程では無いが、なかなかの長時間ライヴだったと記憶している。
クライマックスでは「プライベート」を既に演奏しており、
それは全盛期のRCサクセション「指輪をはめたい」のような感動的な演奏だった。

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その「プライベート」を2・3'Sで再演したヴァージョンを収めた2ndを93年に発表する。

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2ndにしてラスト・アルバムとなった『Music From POWERHOUSE』だ。
POPさは薄れたが、逆にロック的な魅力がパワー・アップした。

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発表された93年のツアーは余裕が感じられたし、クリスマスには武道館公演を行っている。
僕は運良くこのライヴをほとんど最前列ど真ん中で観る事ができた。
2・3'Sは堂々と武道館で演奏するに相応しいバンドであった。

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1stアルバムの冒頭は「Let's Go」だったが、2ndアルバムは「Fuck You」である。
93年のツアーのテーマ(?)も、Fuck Youだったはずだ。
そうなのだ。Fuck Youなのだ。
2・3'Sを清志郎の音楽活動の中から抹殺しようとするものには、
心をこめて、見た事もないFuck You(笑)!

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君は2・3\'sを観たか?

GO GO 2・3’S/忌野清志郎&2・3’S俺は観た。日清パワーステーションだ。Blue1981さんとこでエントリがあったので勢い込んでコメントもしてきたが、2・3\'sは良かった。が清志郎ファンからも評判がよくないらしい。えー?って思うよな。私自身、RCは青春を捧げたバン

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BLUE1981さん、
僕も23’S、いい曲多いと思いますよ。
当時札幌に住んでたんですが、
夏のロックイベントに2・3’S出たんですが、
(ブランキー~ピンククラウド~23’S、
 トリはブルハという凄いメンツ!)
その時、聞いた「善良な市民」「お弁当箱」
「さんざんなめにあっても」「Let's Go」「プライベート」は本当にシビれました。
23’S肯定派に一票!
それにしてものりをさんとかは、清志郎の◯周年イベントに出てこないんですかね。
23’sの曲やって欲しいなぁ…

GAKUさん

>夏のロックイベントに2・3’S出たんですが
これ知ってます!
イヴェントは数あれど、史上最強のメンツだったと思います。

清志郎自身もソロで2・3'Sの曲を演りませんよね。
完全にこのまま「無かったことになる」んでしょうか…。

私も一票!

23's肯定派に一票!私は日清パワーステーションで観ました。ただただ楽しかった。RC活動停止後の清志郎は「ちゃんとやってる」ってイメージがあってそれはそれで好きなんだけど、チャボのようにスリリングでは無いな(語弊があったらすいません)。その意味では23'sは良かった。おもしろかった。

はじめまして。「邦楽ベストディスク50」繋がりで尋ねさせて頂きました。

自分も2・3's大大肯定派です。特に2ndは清志郎のRC以後のキャリアでは最高傑作のアルバムだと思っています。いつのツアーだったかは忘れてしまいましたが、「アイドル」で始まり「Let'S Go」で終わるライブも凄まじい興奮を覚えました。

弦さん

私はパワステは観ていないんですよね。
ライヴ・ハウスで観たかったなぁ。

好き嫌いは人によってあるからいいんですが、
月見家さんの言うようにこのままフェイド・アウトしそうなのが…。
2・3'Sって清志郎にとってはどういう存在になっているんでしょうね?

ALL5さん

>自分も2・3's大大肯定派です
私達と同じような人がたくさんいるはずですよね。
ライヴにはお客さん来てましたもん。何たって単独での武道館公演ですよ!

>2ndは清志郎のRC以後のキャリアでは最高傑作
おおっ!これは心強い発言!

>「アイドル」で始まり「Let'S Go」で終わるライブ
月見家さんの記事にあるように、日比谷野音でのほとんどフルのライヴ映像が残されています。
これ、2・3'Sを知らないファンに観てもらいたいなぁ。

サイレントマジョリティ!?

>助け舟(笑)を出そうかと…。
いやぁ、この助け舟の威力はすごいですねぇ…。
ホントにありがとうございます!
当時、「パパの歌」をきっかけとして、清志郎に愛想を尽かしていった人間がどれほど多かったことか(そんな状況へのアンサーソングが「お兄さんの歌」ですよね…)。
その流れなのか、2・3'sに関しても、悪評以外は耳にしたことがなかったです。

けれどやっぱり、2・3's肯定派の方々もいっぱいいるワケですよね…みなさんのコメントでしみじみ実感できました。

実はこっちの方がサイレントマジョリティだったりして!?

月見家さん

>実はこっちの方がサイレントマジョリティ
確かに初めから賛成派が多かったのかも…。
我々が思っている程、嫌いな人は少ないのかもしれません。

2・3'sは、RC活動休止以降の清志郎のアルバムの中でも、
いやRCを入れたとしても、聴く回数はかなり多いほうです。
まぁ、単に私が2・3'sの曲を好きなだけなんですが…。
それにしても良く書かれた情報が無さすぎますよね。

ここにも嬉しい書き込みが!
私も23'S肯定派なんで^^;;;
23'Sを語ると長いので省略しますが(笑)丁度昨夜、脳内で1stが流れていました。
何故評価がここまで低いかと思うに、完全なるメディア工作ではないかと
私は「NEWSを知りたい」等を脳内BGMにして発言したいです!

(実際、RCのキヨシローファン「以外」では評価は高かった筈です)

anilineさん

もう人気があるんだか無いんだかわかんなくなっちゃいました v-292
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1980年4月5日からスタートしたGREATな体験。それは見事に現在に至るまで続いています。

" 君の手を握りたいんだ 君の手を握りしめたいんだ 君の手を握りしめていたいんだ そう いつかのメロディーに聞いた "

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